たらら~んとしたブログ

歌舞伎・演劇・映画などの感想やら、非日常な日常やら、たらら~んと書いてるブログ。
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K-20 怪人二十面相・伝

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試写を見せて頂いてきました(*^_^*) 面白かった!!
乱歩FANなので、金城武=遠藤平吉は夢のようですよ!!!
スパイダーマンぽくもあり、宮崎駿的なアニメ的手法もあり、ジャパニーズエン
タメで、これはこれでいいかなっていう仕上がりでした
OPはシン・シティまではいかずとも、アメコミ調でまたカッチョイイ

アクションやCGの迫力はハリウッドには敵わないし、トランスフォーマーとか
を愛するそっちのマニアさんが見ると、所詮日本は・・・って蘊蓄たれそうですがね、
日本には日本の良さがあるんだぜぃ!!っていう気持ちにさせてくれた映画です。
何が違うって、大雑把にしか人間ドラマというか心の機微を描かないハリウッド
と違って、日本は心の機微や繋がりをきちんと描いているんですね。でも、エン
タメで、面白かったです 生きているものです。乱歩関係の映画はすべて見て
いるワタクシですが、これはいい。わかりやすいし、ドキドキ、ワクワク見れた
乱歩映画としては過去最高の一般向けエンタメ作品ですよ。たいていエログロか、
ナンセンスか、アングラになりがちな乱歩を・・・(>_<)

東宝&日テレありがとう~

本日はいたく感動して、乱歩仲間と飲んで来ました。楽しかったです☆

カップルで見ても楽しい映画だと思うわ。内容はネタバレになるから書かないで
おきますが・・・。20面相VS明智ではあります。
遠藤平吉はサーカスの芸人で20面相。・・・乱歩原作+北村想の怪人二十面相伝
をよくもこう華やかなエンタメにしてくれたものです。嬉しい。金城武もイイ!!
一人スタンディングオーベーションをしたいくらいでした。公開されたら、また
観に行きたいです。よかったら、皆さまもぜひ観てみてください。レッドクリフ
には負けても、日本映画だって頑張ってるんだぜぃ!!
三丁目の夕日のスタッフが作っているので、パラレルワールドっぽい日本の景色
もよいですよ。架空の帝都・東京。いい感じでした。

縄梯子につかまって、宙から「ハハハハハ・・・」と高笑いする二十面相を実写で、
あんな絵で見られる日が来るなんて、小さな頃のわたしでは想像もできなかった。
生きているものです。あのシーンはとくに感動したなぁ。

乱歩歌舞伎、乱歩映画。2008年は奇跡の当たり年! どっちも面白かった

神様ありがとう☆

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怪人二十面相予告状レプリカ、ブックマーカー

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花蓮の夏

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花蓮の夏

【内容】恋とも友情ともつかない思いを秘めた幼なじみの青年2人と、彼らを
見守る少女が織り成す恋模様。斬新な映像センスでアジアから注目される
台湾の若手監督レスト・チェンがメガホンを取り、若者たちのほろ苦い青春
を鮮烈に描き出す。(ヤフー映画より)

低迷気味だった台湾映画ですが、新しい才能の登場ですな
美しい男優が出るホモ映画だから観たわけじゃないですよ。青春映画が観た
かったのですよ!!・・・念のため言っておく。
これは当たり。ただ公開館が少なく東京・大阪・名古屋のみ。ゲイを扱うと
いうことで倦厭されたかな? それともまだ監督が映画の方では無名だから
かな? 勿体無いです。以下感想。
そうなのよね~、青春って残酷でもあるのよ。キラキラしてる時間といっても、
それは年をとったから思うことであり、青春只中の青年たちは、傷つきやすい。
孤独や愛、友情に翻弄される。そんな部分を上手く描いていました。映像も
美しく、役者も美しく、それだけ観ても損のない映画でした。
あと、何がいいって幕切れが素晴らしい。ここで切るべきというところでED
という感じで、グッときたわ。幕切れに放たれた台詞の良さに本当にやられた!
ただのBL映画じゃないですわ。これは観られる地域の方は是非観るべし!!
THE青春文学的な秀作です。主要人物の名前がみんなお星様なんですよ
パンフを買ったのですが、写真がいいと思ったら、ブエノスアイレスや花様
年華の写真家でした。そうね、王家衛のセンスにも近い作品です。王家衛より
もストーリーは全然いいですけどね。そう思うと新しい大きな才能が出てき
たんだなぁ・・・。弱冠25歳ですよ。信じられない才能だ!!!

余談だけど、この映画の主演ブライアン・チャン。きっと、日本でもブレイク
する気がします。私は韓流は苦手なんですが、台湾・香港映画は好きなのよ。
これ、ほんとうに小規模公開なのが残念です。「恋空」なんて陳腐な青春恋愛
映画を観るなら、絶対に「花蓮の夏」がお薦めですよ!!(ブラック発言)

●映画のお薦め度→★★★★★(5段階評価)
近年いちばんの青春映画でした!! 男同士のラブシーンとかあって苦手な
人もいるだろうけど、これは人間を描いているの。誰もが持ってる孤独や欲望
を鋭く、でも洗練されたセンスで撮った作品。男の子2人+女の子の三角形
ですが、いずれそれが壊れてもこの夏の時間は永遠に色褪せず輝いているはず。
この映画もそう。不変の輝きを持つ青春映画です

【観た場所】渋谷ユーロスペースで、11/10に観ました。

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クリックすると公式サイトに行きますよ♪

ミリキタニの猫

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http://www.uplink.co.jp/thecatsofmirikitani/

8/14新橋ヤクルトホールにて、『ミリキタニの猫』の舞台挨拶付試写会に
参加させて頂きました。ブロガー枠です。とても気になっていた作品なので、
こうして試写で見られて嬉しかった

【内 容】
2001年9月11日、世界貿易センターが瓦解する緊張状態のニューヨーク路上。
騒然とした周囲をよそに、いつもと同じように平然と絵筆を動かしている男
がいた。彼の名はジミー・ミリキタニ、80歳。カリフォルニアで生まれたが、
第二次世界大戦中、日系人強制収容所に送られ、アメリカに抵抗して自ら
市民権を捨てた。その時から彼の反骨の人生が始まった。戦後派、モダン
アートのカリスマ、ジャクソン・ポロックに寿司やてんぷらを料理したとか
がるが、彼の80年間には何があったのか・・・、そして彼の描く猫の絵に込め
られているものとは・・・ (チラシより転載)


私はこの映画、猫の絵を描く路上生活アーティスト:ジミー・ミリキタニ氏の
猫との心温まる交流を描いた映画だと思い込んでいた。どこでどうそんな風に
思い込んだのかは記憶していないが、あえて予備知識なしで映画を楽しみたい
と考えていたからだろう。最近は、氾濫する予告編や宣伝で中味の8割がわかっ
てしまい、劇場で観た時になんの意外性も感動も得られないことが多いから…。
そんな前置きはさておいて、この『ミリキタニの猫』という映画は私の期待や
予想を良い意味で裏切ってくれました。ほのぼの癒し猫映画ではありません。
いや、ミリキタニ氏が現在飼っているミコちゃんは超癒し系の美猫ですが
この映画は、日系路上画家ジミー・ミリキタニ(三力谷)氏の痛ましい半生と
その救済までを綴ったドキュメンタリーです。監督:リンダ・ハッテンドーフ
は、路上で生活しているミリキタニ氏に興味を持ち、ビデオカメラで映すこと
で交流を始め、やがて9.11テロ事件を切っ掛けに共同生活を始める。
そして、じょじょに見えてくるミリキタニ氏の過去・・・。

ミリキタニ氏は第二次世界大戦中に、アメリカ国籍を持ちながらも日系人という
ことで、ツールレイク強制収容所に入れられ、そんなアメリカへの反抗から、
自ら市民権を捨てた。そして、ストリートで猫の絵を描きながら、アメリカの
地で闘っていたのです。…ですが、このリンダ監督との奇跡のような出会いが
あって、闘いを終える。それはやっと訪れたミリキタニ氏にとっての平和であ
り、穏やかな日常なんだと思います。

人間って捨てたもんじゃないな。出会いって凄い力があって、奇跡を生むんだ
な・・・そんな温かい気持ちに何故かなれるドキュメンタリーです。痛ましい
話を描いてるのに、温かいのが「ミリキタニの猫」の素敵なところじゃないか
な? みなまで書いてはあれなので黙っていますが、この映画の最後、ミリキ
タニ氏が幸せになった感じで、とてもジンワリします。
この温かさと、何故かハッピーも貰えるのは、リンダ監督の人柄かも知れない。
ともあれ、とても良いドキュメント作品ですので、お近くで上映されましたら、
ぜひ見てみましょう! 

舞台挨拶では、監督のお話や、ミリキタニ氏の歌(男は泣かず)が聴けて楽し
かったです。来日レポートは公式サイトにありますので、是非。

●映画のお薦め度→★★★★★(5段階評価)
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ファンキーで、愉快なミリキタニ氏の~80余年の心の旅~をこの秋は劇場で
ぜひ見てみよう! お薦めです。猫好きも是非 9/8公開!!

キサラギ

久しぶりに満点!!つけたい映画に当たった。
最近観た「ボルベール<帰郷>」もかなり好きだったけど、上半期1位はコレ。
「キサラギ」やっと観に行けたけど、超面白い。素晴らしい。ありがとう。
私は監督も重要だけど、映画のキモは脚本だと思っている。昔の邦画が面白い
のは、撮影技術、CG、予算がないのを脚本がカヴァーしてきたからだ。
脚本さえよければ低予算で映画は作れる。去年の「キンキーブーツ」を観た時
と同じ感動が「キサラギ」にはあった。映画は金じゃない!宣伝力でもない!
それを見事に証明してくれた「キサラギ」に、私は大きな拍手を送りたい。

ネットを介して出会った5人のC級アイドルのファンたちが、そのアイドルの
1周忌に集まる。「アイドルの死=自殺は本当に自殺だったのか」その謎を
解き明かしていく密室劇。ワンシチュエーション映画。
ユースケ・サンタマリア、香川照之、小出恵介、ドランクドラゴン塚地、
そして、最近美味しい小栗旬。配役も絶妙だと思います。個人的に香川さんと
ユースケ好きなので、この二人が観られるだけでも幸せです。
そして、108分と長くないのも素晴らしい。私、映画は2時間以下の方が
好きなんですよ☆ 無駄がなければこのくらいの尺になる筈なのよ。どの映画
もね! 「キサラギ」は余分や無駄のない計算された作品です。いや~、本当
に脚本の妙、そして監督さんのセンスの良さでしょうな

脚本・古沢良太さんですが、「三丁目の夕日」「相棒」の人ですね。才能ある
んですね。私の中で将来が楽しみな脚本家がまた1人増えました。
監督は、「僕の生きる道」などを撮った佐藤祐一さん。どちらもTVドラマ出身
な感じですが、才能さえあれば問題ないんだな。「西遊記」の澤田&坂元氏は
早く引退して欲しいけど(言いすぎ?)、キサラギコンビを見るには、優秀
なら映画を撮ってもイケるんだな~。感心しちゃったよ。

ともあれ、「キサラギ」面白いです。よかった間に合って! 謎解きモノの要素
が強いので詳しくは書きませんが、見て損はありません。私は普段映画を見る
時は1000円の日にするケチですが、今月「ボルベール」と「キサラギ」は、
前売り券で見ました。→私の中では大奮発 悔いはないですね!
公開延長になったみたいだから、もう1回コレも観たいのですが夏は観たいの
がいっぱいあるので、DVDを待ちます。DVD買うのは心の中で決定してる
から 早くもう一度観たい~~。 

キサラギバナー

●映画のお薦め度→★★★★★(5段階評価)
多くは語りたくない。とにかく面白い。観た方がいいですよ! 

西遊記  2回目(激辛批評)

【ネタバレ注意】

映画、2度目見ても長く感じました。
でも、個人的には「ここの慎吾の表情好き」とかあるので、楽しめます。
とりあえず、全てのシーンが無駄に長い気がします。
臥龍山まで向かう災難多発の御一行。石ゴロゴロ他、長すぎです。この前半が
無駄に長いから、あとで悟浄と八戒が悟空を迎えに来た時に、あれ、そんなに
すぐ登ってこれるの?等突っ込みたくなる。
一番いらないのは、初めての雪でキャッキャな場面。いっそ、悟空が「ユキ、
好きです」とドクの真似でもしてくれたら笑うのにな。僕カノの剛パパと凛の
雪遊びシーンは好きだったけど、この映画にアレはいらない。
何故なら悟空は「私は命を捨ててもかまわない」と熱く語った姫様の心意気に
十分惹かれてたし、石ゴロゴロで命を助けてもらった御恩もある。心はそれで
十分繋がった。雪遊びで仲良くなったなんて場面は不要。そうするなら、本編
温泉の国の八戒みたいに、素直に姫様にフォーリンラブな筋書きとかにした方
が説得力ある。(=悟空がお師匠様を破門にしてまで姫に付き合う意味の)

姫のおじい様の家の仕掛けとかも不要。バックトゥザフューチャーだね~と、
今日一緒に見た友人と話したのですが、初めて見るお子様は、ああいうのが
楽しいかもですが、所詮劣化ぱくりで無駄だからいらん。
聞く話によるとハリウッドを意識した作りにしたそうですが、すべてが劣化の
パロディというか、リスペクトだったらやらない方がいいですよ。石ゴロゴロ
とか、面白くないし。挙句、呆気なく瞬間移動だかなんだかでやってきた銀角
に無玉を取られてちゃ意味ないしね。(銀角金角はなんのために姫を山に向か
わせたの? 銀角がのこのこ取りにくるなら、前半の多難な登山のシーン全部
ぶっちゃけ不要です。あれは姫が悟空と持ち帰って、そこで初めて無玉の意味
を知り、悟空が姫に誤った選択をさせたくないから、銀角から無玉を取り返そ
うとする→銀角とのバトルの方が辻褄が合う気がしませんか?)

銀角大王VS悟空の玉取り追いかけっこも長すぎる。DB意識でしょうが長い。
地上戦も同じく長い。そんなバトルを繰り広げるなら、ドラマ版第1話みたい
に妖怪として、妖術のいくつかを見せた方が子供はワクワクすると思う。
そういう点で、NIN×NINはよく出来ていた。子供が家で真似したくなる
ような忍術の披露がいっぱいあったから。

悟浄、八戒、三蔵法師の活躍がなさすぎるのも問題。
虎誠の民のエキストラ不足、文徳や無玉を守る長老様の存在価値も勿体ない。
無駄なシーンを省いて、長老が現役だった時代、虎誠の民がいかに勇ましかっ
たのかを語るシーンや、そういうエピに刺激されて文徳+民が立ち上がるよう
な流れがあってもいいと思う。谷原さん可哀相。あんな役なら劇団東俳とかの
無名役者で十分です。・・・こういうただの人間たちでも勇ましく団結して悪
に立ち向かえば、金角銀角だって倒せる。それこそ「なまか」の力みたいな方
が説得力あっていい。最後、スーパーサイヤ猿化して、呆気なく金角を倒すの
であれば、文徳らが決死の覚悟で金角に挑み、傷つき、それを助けるカタチで
悟空、悟浄らが参戦して討ち果たす方が絶対いい気がします。

やっぱり、最後の金角と龍?は弱すぎる。スーパーサイヤ猿という設定がある
ならいいけど、ないのに如意棒でえいっ→瀕死なんて、今までの苦労が水の泡。
最初から本気出せよ、猿としか思えません。

凛凛&老子もドラマ見てない人には意味不明すぎる扱い。勿体ない。

あと、小道具・伏線の無駄使い。最初、姫様と悟空が揉み合って割れた水筒!
あれこそ、最後のプレゼントにしたら良かった気がします。豪華なご馳走や宝
じゃなく、姫が笑顔と一緒に新しい水筒を別れ際に悟空にあげたら、引き締ま
るというか、ちょい感動? 二人の出会った思い出の品になるし、EDに向け
て、砂漠をいつものように歩き出す御一行の中で、悟空がちょっと照れ笑いで
もしながら、水筒の水飲んだりすれば、絆の証しになっていい。

EDガンダーラは素敵だ。しかし、ED曲と映画の内容が釣り合ってないのが
白ける。もう少し整理してテンポよくして、悟空ワンマンショーのような話で
はなく、御一行+虎誠の民も活躍して感動を呼び起こすような映画だったら、
EDの曲も生きたのにと思います。

と、またマイナス感想ですが、ところどころの悟空の表情や仕草は可愛いので
時間があったらもう1回行きます。愛ゆえに・・・。

最後に、やっぱり大事なテーマ・芯の部分は、台詞じゃなくエピソードで見せ
て欲しい。お師匠さんからもらった心、大事ななまか、約束、どんな強い敵で
も逃げてはいけないこと。台詞じゃなく、ストーリー、エピソードで見せて!!
あと、せっかくシネマスコープサイズの映画なのだから、アップばかりの画面
じゃない方がいいよ。TVの監督だから仕方がないけど・・・。

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