たらら~んとしたブログ

歌舞伎・演劇・映画などの感想やら、非日常な日常やら、たらら~んと書いてるブログ。
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真夜中の弥次さん喜多さん

面白かった~~!!

観る人によっては糞だとか、つまらんとか、わけわからんとかいう感想を持つかもしれませんが
私はとても好きです。既に2回観に行ってます。
原作好きな方でもOKな映画なんじゃないかな~。とくに喜多さんはイメージ近いです。

この映画、とにかく随所で笑えます。
とくに古田新太の清水の次郎長と、阿部サダヲの金々が最高です!!
ヒゲのおいらん・松尾スズキさんと・・・♪ チャーミングすぎる。

あと、長瀬くんが良いですね~。タイガー&ドラゴンの虎児もいいですが、弥次さんもイイ!
なんかまっすぐに馬鹿なのは本人の持つキャラから来ているとは思うのですが、
本当に真っ直ぐ、喜多さんを愛しているがゆえに馬鹿っていうのが、たまらなく愛おしい。

喜多さんは自分が嫌いなゆえに、クスリに嵌っている駄目で可愛い人でした。
七之助くんも言っていましたが、この喜多さんはホモで、ヤク中で駄目人間な自分から
逃げたくて、途中、女の子に恋したフリとかしちゃうんですよね。
でも、お伊勢参りの道中でリヤルを探し求め、それが弥次さんの愛だとちゃんと気付く。
原作は最後がハッピーとは言い難いですが、映画版はこの駄目な喜多さんが、弥次さんの
愛の力で、今後は更正し、自分のことも好きになれるような余韻があって幸せです。

七之助くん、ちょっと緊張気味というかテレもある感じですが、それがまたプラスに働いて
可愛い喜多さん像を作った気がしますよ。長瀬くんのキレっぷりにはかなわないですけれど、
頑張っていたな~と(涙)

音楽もいいです! サントラ買っちゃいました。

しかし、どちらかというとマニア向けなのは確かです。誰もが楽しめるとは言いません。
でも、好きな人はたまらなく好きだと思う。キャストもある方面には豪華ですし。
今からDVDが楽しみでなりません!!

あ~、本当に面白かった。大好きです♪
(ちっとも感想になってなくてすみません・・・)


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勘三郎さんの道成寺

今日は四月大歌舞伎・昼の部を観劇してまいりました。
勘太郎!!! よかったですよ。 源太勘當。こういう勘ちゃんが見たかったって
感じで、お友達と観劇後夜9時過ぎまで語り合ってしまいました。
そして、本屋でリラックス(雑誌。勘ちゃんが載ってます)を買って帰宅・・・。

素晴らしい中村屋な1日でした。

今年はちゃんとした花見が出来なかったのですが、勘三郎パパの道成寺の舞台美術
と踊りがなによりのお花見でした。綺麗です。衣装も舞台も、全てが・・・(涙)
混雑している花見の名所で酔っ払いにからまれたりしながら花見をするよりも、
歌舞伎座で花のある役者や芝居を観ている方が、私には向いています。

美しかったな~。

たぶん、テレビのお茶目な勘三郎さんしか見たことがない方には、美しいと言って
も信じてもらえないと思うのですが、道成寺の勘三郎さんは花道に出てきた瞬間に
「ほう~」とため息が出るほど美しく、可憐なのです。
これが芸なのだな~と、しみじみ感動しました。獅童くんが勘九郎さんの芝居を
見て「歌舞伎が美しいのではなく、勘九郎のお兄さんが美しいのだ」と感動して、
歌舞伎を真剣にやろうと思ったという逸話も嘘ではないですよ!

今夜は久しぶりに大河/新選組!の平助をDVDで観ようと思います。
直前!池田屋がすごく見たくなってしまいました♪ 源太もいいけど、平助もね♪


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タイガー&ドラゴンなど。

T&Dと略すとブランドみたいですね。
タイガー&ドラゴン。密かに期待してます♪ だって、落語の話なんだもん。

2時間のスペシャルドラマでやった「タイガー&ドラゴン」が面白かったので、
連ドラも本当に楽しみです。
浅草演芸ホールに出ている江戸落語家のもとに弟子入りするヤクザの虎児(長瀬)
と、実は天才落語家の素質がある息子の竜二(岡田准一)という設定がすでに
私のツボにジャストミートです。待ってたよ、こんなの。
SPは江戸落語の傑作『三枚起請』がベースになっていて、すごく上手い使われ方
だったので痺れました。
連ドラは1話完結形式だというので、10本以上の落語が使われそうで、
今からどれを使うんだ?と想像してます。
SPの最後では品川遊郭を舞台にした『品川心中』のことを虎児がちょっと口に
していたので、これも出てくるのかな~?? 楽しみだな~。たぶん、有名な落語
ばかり使ってくれそうだから知っているネタだと見ながらドラマ
のオチを予想して楽しむこともできそうですよ!

あと、ドラマ内で落語をやる時に、劇中劇のようになるのもわかりやすくていいですね。
最近、落語ブームですし、ますます人気になっちゃうのかな? 
それはチケットが取りにくくなるので嫌だな~。
枝雀さんの追善会、歌舞伎座なのに即日完売だったし。歌舞伎といい、文楽といい
伝統芸能ブームですよね(涙) 小三治さんの独演会は取れなかったしな~。

落語も歌舞伎も面白いのが、たいていの観客はその芝居やネタを知っているという
点だと思うんですよ。
普通の演劇は筋がわからないのが多いので、どうなるんだ?と展開をワクワク
しながら観ることができるのに、伝統芸能は古典であれば筋も台詞もオチも知って
しまっている。役者や噺家さんが、それをどう上手く見せてくれるのかを楽しむと
いう少々変わった見方ですよね~。
お笑いのコントで最後のオチがわかっていたら普通は笑えないのに、落語はそれでも
笑えるというのが不思議。奥が深いですよね。ネタや演目は一緒だから、見比べる
楽しみっていうのもありますしね。
小三治さんだとこうやるのに、権太楼さんだとこうするのか~みたいなね。

歌舞伎も同じで勘三郎さんの道成寺と、玉三郎さんの道成寺を見比べたりして
楽しむとかが面白かったりする。
バレエやオペラ、クラシックのコンサートもそうですが、そういう楽しみ方が
できるのは奥が深い分、嵌っていいですよね♪ 最近の私はすっかり歌舞伎と、
落語ばかり見ていますが・・・。

昨日は雑誌を大量に買い込みました。久しぶりに本屋に行ったら大変な中村屋
ブームでしたよ!!
和楽、時代劇マガジン、CUT、ピクトアップ、プラスアクト、キネマ旬報、
WEEKLYぴあ。計7冊。
大出費ですが、襲名イヤー+ヤジキタ映画公開のお陰で普段ではありえないほど
記事があり、今買わなくて、いつ買うんだと張り切っちゃいました。
DVD-BOXの「勘九郎箱」も買いましたよ! 重たくて配送頼みました。
この襲名ビジネスにどこまで踊らされてしまうのか。もう、どんとこいですよ!


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レ・ミゼラブル(帝国劇場)

とくに好きな役者さんが出ているわけでもないミュージカルを観るのは、
四季の「夢から醒めた夢」以来でした。
どうにも輸入版ミュージカルを日本語&日本人キャストで見るのが苦手だった
からなんですが、本日、久しぶりに観て認識が変わりました。

「レ・ミゼラブル」なかなか面白かったです!!

私が観た夜の部のキャストは、ジャン・バルジャン=山口祐一郎、
ジャベール=今 拓哉、コゼット=知念里奈、マリウス=泉見洋平・・・です。
山口さんは声質は好みじゃないのですが、評判どおり素敵な方で歌もお上手
だし、感動しちゃったな。良かった! 観ておいて!! 食わず嫌いになる
ところでしたよ。やはり、日本のミュージカルもいいものはいいし、
たまたま私がハズレ続けていただけなんだな~と開眼。

しかし、レミゼはなんて重くて暗い話なんだろう。ヴィクトル・ユゴーの原作
もそうですが、ミュージカルも重いです。トルストイの小説といい貧困ゆえの
悲しみみたいな、そういうのは辛いですよ・・・。
あなたはパンのために身を売るのですか? という「貧しき人々」とか、やはり
パン一つ盗んで一生罪を背負って影に追われるジャン・バルジャンとか、
切なすぎてイカンですよ。

ちなみに私が一番好きな登場人物は、ジャベールなんです。罪は絶対に許さない
といった『性悪説』の下に生きているような人で、犯罪人であるジャンを見逃した
ことで自分のアイデンティティが壊れ、自殺しちゃうといった脆い人。
こういう登場人物が大好きなんですね。
彼と好対照なのがジャンで二人の置かれる位置の対比とかよく出来たお話です。
私から見れば、神父と出逢って世の中悪いことばかりじゃないと救われた
ジャンの方が幸せな人に思えます。
本当に不幸なのは、ジャベールだよなぁ・・・。だから、原作でも映画でも芝居
でも、ジャベールの最期に私は泣けてしまうんです。
まあ、ジャンに出逢って真の悪人などいないのだと知ったことだけが微かな
救いで、でも、認められないんだもんな~。切ない。

すみません。観ていない方にはわからないですよね?? でも、原作は読んでいる
方が多いと思うのでちょっと感想を書きました。私が初めてレミゼを読んだ
(読まされた)のは小学生の時で、「銀の燭台」という題で、神父様とジャンの
場面だけ抜粋された道徳の教科書でした。それで、子供用の簡単に訳された
レミゼを読んだのが最初。(通常のは文庫数冊ある大長編です)
貧困で罪をおったジャンを暖かく迎えてくれた教会の銀の食器を盗んでしまう彼。
そんな彼を責めるどころか「私が彼にあげました」と役人からかばってあげ、
「急いでいて忘れたでしょう?」と銀の燭台まで与えて、それで更生するように
言う優しい神父様。たしか授業では「物を盗んではいけません」といったことの
他に、神父様のような慈愛のある人になるようにと教わった気がしますよ。
憎むべきは彼が罪を犯した源の貧困であり、彼ではないということなんでしょうね。

この辺は永遠のテーマですよね。環境が悪いのであって、人は悪くないといった。
SMAPの剛くんがやった「TEAM」の風見くんもそういうテーマのもとに
描かれていましたし。答えの出しにくいテーマな気がします。

まー、久しぶりにいろいろ考えさせられる芝居を観ました。
コゼットとエボニーヌの二人の対比とかも興味深く、暇になったら原作を読み
返したいです。長いけど頑張って・・・。

そんな感じの感想とは裏腹にですね、マリウスやガブローシュを観ながら、
これを山本耕史くんが!!、くそ~観たかったなんてミーハーな感じで観て
楽しんだりもしましたよ! 山本マリウスは是非観てみたい!!
(↑ヤマモさん、最近好きなんです♪ 木10「恋におちたら」出演中!)
いつかまた出てくれないかな~。演技はすごく想像できるのですが、生でちゃんと観てみたい。
ガブローシュも可愛かっただろうな~。今日の子は女の子でしたしね♪

観劇のあとは、近所の夜桜を見ながら帰宅しました。桜は夜に見た方が好きなんです。
お陰で帰宅が遅くなってしまったよ。


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四月大歌舞伎~初日/夜の部~

四月歌舞伎座初日、嬉しかったです~~。
やっと歌舞伎座の前にお祝いの酒樽も置かれて、先月よりも自粛ムードがなくなってきた
感じです。良かった!! 本当に良かった!!!

私は七之助くんが出る夜の部を観劇したのですが、今月は面白い!! 
3階のB席からだったので、細かい芝居とかぜんぜん見えなかったので、感想はまた改めて
ですが、良かったですよ~。

病気でお休みしていたこともあり、1年ぶりの歌舞伎座となった市川団十郎さんの『毛抜き』。
さすが本家だけはあって面白い。やっぱり毛抜きの主人公はヒーローチックな探偵なので、
大らかさが大事なんだな~と。
馬鹿馬鹿しい話を大らかにやる。なんか元気をもらえるお芝居でした♪

口上はまた感動的でしたね・・・。
しめっぽくはないですが、「お帰りなさい」の声もかかりまして、嫌な野次などもなく、
素晴らしい復帰口上だったと思います。歌舞伎のお客さんは暖かい。
七之助くんが謝罪などはせず、普通に口上をやってくれたのにも安心しました。
もう十分制裁は受けてしまったし、これからは心機一転前だけを見て頑張って欲しかったので、
余計なこと言わないでね~と祈っていましたが、心配無用でした。
余計なことを言ったのは左團次さんくらいで、ホモネタとかまたかましてくれて、和む、和む。
大好きです。口上の背後にある襖絵は、今回、金子國義さんが特別に描いて下さったのですが、
本当に綺麗で立派で感動しました。今日は金子先生もいらしていて、遠巻きに大ファンです~
と思っておりました。
好きなものがリンクするのって嬉しいですよね。

そして、籠釣瓶。
良かったな~。私、この演目が大好きで録画したDVDで死ぬほど見ているのですが、
何度見ても好き。田舎から出てきた二目と見れない醜い顔の大商人が、吉原の花魁に
一目惚れしてしまうのが運のツキといいますか・・・。
純情で真面目なだけに花魁に嵌って、散々貢いで、さあ身請けという時に、
人前で愛想尽かしをされてしまう。花魁には間夫がいて、花魁も本当は商人のことを
悪くは思っていないのだけれど、酷い仕打ちをしなくてはならなくて・・・というところ
も切ないです。
結局、愛しさ余って憎さも倍増って感じで、商人は花魁を殺してしまうのですが、
切なくて泣けます。何度見ても泣ける。姿が醜いというだけで、すごくいい人なだけに切ない。
ちょっとオペラ座の怪人にも近いですね。3階の後方の席は狭くて、見難くて辛いのですが、
それでも感動しました。ありがとう、勘三郎さん・・・(涙) 

今度はちゃんと一等席で観れるので楽しみです~。

実は籠釣瓶が好きすぎて、今月夜の部は三度行きます~。演劇もそうですが、
芝居は観る日によって違うので何度行っても面白いというのがよいですよね。


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