たらら~んとしたブログ

歌舞伎・演劇・映画などの感想やら、非日常な日常やら、たらら~んと書いてるブログ。
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香取慎吾さんのお誕生日



HAPPY BIRTH DAY

SHINGO!! 2006


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画像は2年前のですが、今年も香取慎吾くんの誕生日ということで、ひっそりお祝いしています。
自分の誕生日でもないのにSWEETを食べる。今日は、ダロワイヨのマカロンと、OGGIの
新作チョコレート ケーキはやめました。

あと、今日が誕生日となるように「カスピ海ヨーグルト」を作りました。36時間くらい経ったら
出来上がります。
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最近、銀座三越のデパ地下に売っている「Caspiaのカスピ海ヨーグルト」を1日1回食べる
ようにしていたら、肌や体の調子がいいのです。実家に居た頃は、叔母が作ってくれていて、
それを食べていたのですが、上京してからは食べていなかったので、久しぶりに良さを実感。
買うよりも作る方が安いので、今日からはまた作って食べます。

●Caspiaのカスピ海ヨーグルトについては→こちら
一部の商品はスーパーやコンビニでも取り扱っています

話を戻して、慎吾くんも29歳です。影からずっと応援していて、もう10年↑くらいになります。
私がファンになって初めて行ったコンサートが、96年の「無限大翔」ツアーなので(笑)
その時のコンサートの慎吾くんのソロは、ビートたけしの「嘲笑」でした。その頃から北野武
監督をリスペクトしていた慎吾くんが、北野監督の次回作に出演することになっています!
10年↑越しの夢の実現。今年クランクインするのかしら? とても楽しみです 
「西遊記」も私の元気の源です。
29歳という慎吾くんの1年が充実して、幸せでありますように・・・。
それが、FANにとっても幸せなことなので。

今日はオトモダチに祝ってもらっているのかな?

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■本日のベアの紹介■
メリーソート社がオーダーメイドで作ってくれる「オリジナルチーキー」たちです。
私はSMAPの6人のイメージカラー(昔はどのJグループにもあったのよ・笑)で作ってみました。
左から吾郎ちゃんのピンク(耳の白は森くん)、慎吾くんのグリーン、剛くんのイエロー、中居さん
の青(手・足のポーに赤の木村さん)となっております。本当は6体作りたかったのですが、
予算オーバーでした。まだこの「オリジナルチーキー」は製作可能です。
ちょっと英語の能力が必要ですが、興味がある方はこちらをどうぞ。→Virtual Factory

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コクーン歌舞伎のポスター画




宇野亜喜良さん画の「四谷怪談」ポスターが、歌舞伎座などに貼り出されました。
とても素敵で、公演が楽しみです。勘三郎さんのお岩! 絵で見ても素敵でたまりません!
私は北番1回、南番を3回観に行く予定です。しかし、北番のチケットは入手するのに苦労
しました。結局、平日です。チケットも北番は全日程完売ですね(涙)


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新春 特別舞踊公演(歌舞伎座)

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「伝統文化放送(スカパー)」の10周年を記念して開催された新春特別舞踊公演に行って
きました。大好評だったようでチケットは完売。幕見席さえも指定席にして前売り発売された
そうです。私は三階席の最前列から観賞しました。

【北州千歳寿(ほくしゅうせんねんのことぶき)】

中村富十郎さんの素踊り。清元のご祝儀もの。富十郎さんの踊りは、歌舞伎舞踊でも柔らかさ
があって、とてもうまくて大好きなんですが、今日の踊りも素敵でした!
梅津貴昶の会を観て以来、素踊りもいいな~と思うようになったので、これからもいろんな方の
素踊りの舞踊を観てみようと思います。踊りに不敏なので、感想は良かった以外に書けません。

【棒しばり】

中村勘太郎、七之助、坂東弥十郎。久しぶりに観た中村屋ご兄弟の「棒しばり」。
すごく楽しかったです。「棒しばり」とか「高坏」とか、大好きなんですよね♪ 観ていて
笑えるし、両手を棒に縛られてのお扇子キャッチとか曲芸的な面白さもあって、ほんとうに
楽しい。勘太郎、七之助も楽しそうに踊っていて、そこに弥十郎さんの大らかな曽根松兵衛も
加わって、観ていて気持ちのいい一幕でした

【弓流し物語】

元は地唄舞だったものを、現在は義太夫の地で舞う井上流の曲。
京都の芸妓・舞妓は、みんなここの井上流で踊りを習うというのを聞いていたので、祇園の
「都をどり」のような華やかな舞踊を勝手に想像していた私。なので衝撃的でした。
広い歌舞伎座の舞台の中央に、ぽつーんと五世井上八千代がいて、弓を使った素踊りで、
源平の屋島の戦いを物語っていく……。地味派手というのか?
しかし、歌舞伎座みたいな大きな小屋で、元が地唄舞の曲を踊るというのは、空間とミスマッチ
な気がします。もっと狭い小屋がいい。……というのは、12月の玉三郎さんの「船弁慶」でも
思いましたが。井上八千代さんの踊りはすごく上手かったのですが、歌舞伎座で見るのは
勿体ない気がしました。

あと、井上流の踊りを見て、やっぱり「SAYURI」のチャン・ツィイーの踊りは、アレで
良かった気がしました。外国人に日本舞踊の真髄だの、なんだのを見せても、きっと地味で退屈
としか受け止めてもらえない気がします。わかる人は、わかるとは思いますが……。
日本人でも、日舞の良さがわからないって人の方が多いので、外国人では難しいと思う。

【春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)】

勘三郎襲名後、初の「鏡獅子」という話題の演目。私も久しぶりに勘三郎さんの「鏡獅子」が
観られて、とても幸せでした。やっぱり、私は勘三郎さんがどうにもこうにも好きで仕方が
ないようです(笑) 小姓弥生の藤色の着物を着た勘三郎さんが、お局様たちに連れ出されて
きて、恥ずかしそうに踊り始める。可愛らしい 目の配り方が色っぽくてイイ!
うっとりしながら拝見しました。

胡蝶は、中村宗生くん(橋之助さんの子供)と、昨年中村屋の部屋子になった中村鶴松くん。
胡蝶の踊りは、後シテの「獅子の精」の衣装替え等のために入る中継ぎですが、子供が踊る
ので可愛いし、癒されるし、ホッコリします。鶴松くんは芝居では天才子役だということを
見知っていましたが、踊りもお上手。
天才児はなんでも上手くこなせるのだな~と感心しました。 

獅子の精になってからの勘三郎さんは、かっこよくてまた素敵! 今日も雄雄しく毛を振って
おりました。
あと、今日は後見を七之助くんがやっていました。個人的に、そこも見どころな「鏡獅子」でした!

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↑本日の観劇おやつ。「めでたい焼」中に紅白のお餅が入っていて美味しいです。

今日は疲れているので、この辺で~。また改めて、感想やら考察やらアップしたいです。

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(BlogPet) KANATAの書いた記事

今年は、仁左*
玉コンビの「仮名手本忠臣蔵も見るたびに、泣いていたのかもしれない」
だって♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「KANTA」が書きました。

★★★★★★☆☆☆☆☆☆飼い主よりのコメント★★★★★★☆☆☆☆☆☆

たしかに、仁左*玉コンビの「仮名手本忠臣蔵」も、観れたら、観れた回数分泣いたと思う。
KANTAはちゃんとわかっている。賢い、賢い。
でも、残念ながら、私は一度しか観られなかったのです(涙)

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↑最近の1コマ。ブラックさんのところのミーコちゃんが遊びに来てくれました。
今日の話題に合っているので画像をUPしてみました


浅草歌舞伎千秋楽

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本日は、浅草歌舞伎の千秋楽でした。第二部に必死こいて駆けつけたので、簡単ですが
感想などを書いておきます。(本日のお席→3階席中央)

【お年玉】

本日は、浅草歌舞伎を支える男・市川亀治郎丈。ですが、遅刻してしまったので、終わり
の方しか見られず。最前列のお客様(初老の男性)に飴?をあげていましたよ。
「千秋楽なので役者も熱が入っています。皆さんも熱く、熱く見て下さい」みたいなこと
を言っていました。う~ん、頭から観たかった。

【五・六段目】

落ち着いて、しっかりやっていたように思う勘太郎の勘平。3階席から双眼鏡なしで観て
いると気になっていた大げさな動作が、まったく気にならなかったのに驚きました。
観るお席によって、違って見えるのは当たり前ですが、こういう感じ方の違いがあるので、
可能な限りいろんな席で、複数回観たくなります(涙)
これでしばらく勘太郎の勘平は観られなくなると思うと、なんだかとても淋しくて、
はじめて千秋楽を迎えることが嫌になりました。(私が出てるわけでもないのに・・・)
もっと、観たかったな~。運命の悪戯に、若くして死んでいく勘平の最期。とても綺麗で、
またもや泣けてしまいました。「かる…、かる…」と愛しい恋人のマボロシでも見えている
のか、今際の際に繰り返し名を呼ぶと、おかやの手が背後から伸びてくる。
それを感じてか「母者ひと…」と呟く勘平。きっと、勘平はおかるのことを想うのと同時に、
「これから義母さんは、自分のことを責めなさるのじゃないか」と気遣っているようにも見え、
今夜は残されるおかやの気持ちまで考えてしまい、泣き度がアップ。
おかるのご両親はとても気持ちのいい人たちで、婿が可愛くて仕方がなくて、お金まで
用意してあげる。そんな人(おかや)です。婿が亭主を殺したと早合点して責めたせいで、
勘平が切腹してしまったんじゃないかと、絶対のちに後悔すると思うんですよね。その上、
旦那は殺され、娘は女郎に・・・。あの寂しい雨漏りのする家に一人残されるおかやも
本当に可哀相です(涙)
「仮名手本忠臣蔵」はよく出来た話なので、こういう脇の人の人生というか、その後まで
気になってしまいます。

【蜘蛛糸梓弦】

五・六段目が切ない芝居なので、最後にこれを観て劇場を出られるのは本当に幸せです。
楽しい! 本日も楽しませて頂きました。最後の絵面の見得で幕が閉まっていく時の蜘蛛
の糸、千秋楽だからか、いつもよりちょっと多かったように思います。拍手も大きかった!!
ところで、階段から出てくる座頭。あの仕掛けはどうなっているんだろう。今日こそチェック
しようと思っていたのに、見入っていて忘れてしまった。
亀治郎さんの創意工夫と、お客さんを楽しませようとする熱意は本当に凄いです。歌舞伎座
でもいつかやって欲しい演目でした。
(今夜は、友達と飲みながら歌舞伎座キャストを考えて楽しみました・笑)

【スペシャルカーテンコール】

本日は千秋楽ということもあり、SPカーテンコール
亀治郎さんが座長のような、愉快なカーテンコールでした。今日は、亀鶴さん、男女蔵さん、
門之助さん、鳴り物、囃子方等オールメンバーが登場。蜘蛛四天は、はしゃいでアンガールズ
をやっていましたよ。最後は、「ラストハッスル」ということで、みんなで「ハッスル、ハッ
スル」とやっていましたが、そういうのが恥ずかしいのか七之助くんは、小さくハッスル
していました。

しかし、歌舞伎にカーテンコールってどうなの? とは、ちょっと思います。千秋楽だから
いいのですが、最近はなんでもかんでもカーテンコールで、ライブなどでもお決まりみたい
なアンコールがあまり好きじゃない私は、逆にスッキリしません。
勘太郎も先日の歌舞伎講座で、「本当に心から感動してっていうのならいいけど、あるのを
期待してって感じのはちょっと嫌ですね」みたく言っていましたが。新しい悪しき風習と
ならないよう、本当に良かった特別の日だけになるといいな~。浅草歌舞伎は進化する
歌舞伎だと受け止めていますが、「歌舞伎らしさ」を新規の若いお客さんに伝えるのも大事
な気がします。
ミーハー視点で見れば、ちょっとでも多く好きな役者は見たいので、大歓迎なんですけどね。

ちなみに、歌舞伎ではじめてスタンディングオベーション→カーテンコールが起こった
のは、猿之助さんの舞台だそうです。
海外で、舞踊ではじめて起こったのは中村勘三郎(当時勘九郎)さんの舞台だと聞きました。

★本日は、千秋楽ということで、上の画像の「千秋楽記念ステッカー」が50円で販売されて
いました。その他にも、千秋楽記念福袋1000円などもあったようですが、三階からのんびり
降りてきた頃には完売していて、どんなものだったのかはわかりませんでした。

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↑本日の観劇おやつ。小江戸川越 天明三年創業 龜屋の「亀どら」。美味しいです。

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映画 ~SAYURI~ ロブ・マーシャル監督

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SAYURI ■公式サイト→http://www.movies.co.jp/sayuri/

「酷いから観てごらん」と多くの友人に薦められた「SAYURI」。
やっと観たのですが、私はそんなに酷いと思わなかったです。「日本の芸者を描いた映画」だと
考えずに見れば、恋愛モノとして楽しめる。とってつけたようなハッピーエンドではありますが、
過酷な運命でも生きていかなければならない主人公(チャン・ツィイー)の、一筋の光明が
~会長(渡辺謙)への恋~なのだから、それが成就しないと何の救いもない話になってしまう。
海外で大人気の「おしん」以上に、身売りするぶん辛い主人公 「SAYURI」 が幸せになら
なかったら、映画的にはイカン! ……というわけで、私は恋愛映画として、それなりに楽しく
観ました。レディースDAY*1000円分の価値は十二分にアリ

ただ、この映画は日本を描いてないし、芸者をまったく理解していない作品なので、そこを期待
して観に行った人は、大激怒しても仕方がないとは思う。
GEISHA、KABUKI、FUJISAN、SUSHI……! って大喜びしている外人が、
想像だけで産んだ映画のように見える。時代考証・歴史は丸無視、日本が舞台なのに景色は
まったく日本じゃない。祇園という設定らしいのですが、中国? どこの国?って感じで、
架空都市ギオンだと思い込まないと、違和感が凄すぎて作品世界に入り込めない。せめて石畳
はやめてくれてもいいんじゃないかな? 衣装(着物)も髪型も酷いです。あんな芸者だったら、
品も糞もない。芸者=娼婦だと思われても世界に反論できないだらしなさ。NYの芸者バー(ある
のか?)とかにいる芸者はああいうスタイルなのかしら? あと、着物の着付け。左前に着たら
死装束です。それくらいチェックしても罰は当たらないと思うのに……。
そして、極めつけの笑うしかない「芸」。お友達も言っていましたが、なんちゃって「鷺娘」。
あれが日本の芸だと思われたら、困ってしまう。置屋のシステム、しきたりなども適当すぎる。
日本(日本文化)を侮辱していると怒る人がいても、仕方がないくらいメチャクチャではあります。

このメチャクチャさ加減をクリアできるかどうか。そこさえ目を瞑って観ることが出来れば、
ハリウッド様でしか撮れない映像美、アジアを誇る女優陣の火花散る競演、日本のスタア男優・
渡辺謙のかっこよさ、素晴らしい音楽(ヨーヨー・マ+イツァーク・パールマン)など。
十分堪能できる映画に仕上がっているとは思うのですが……。

「私が日本人でなければなぁ……」というのが、観終わってすぐに思ったことです。
日本人じゃなくて、歌舞伎などの日本文化にもまるで興味がない人だったら、もっと素直に
映画を楽しめたのにと思う。
決して、酷い映画じゃないのです。(言いたい放題のあとにナンですが……

役者さんのことも少し。なんといっても、コン・リーが綺麗でいいです。今回は主人公の敵役
ですが、ただ憎たらしいだけではない、切ない役どころ。この映画の中で、実はいちばん弱い
女性なんですよね。チャン・ツィイーが霞むほどの名演でした。ミシェル・ヨーも、年輪は隠せ
ないですが美しくて、強くて、かっこいい花街の女として輝いていました。
あと子役(少女時代のSAYURI)の大後寿々花が上手い! 可愛いし、他のドラマ等に出る
ならチェックしたい子でした。他、日本人キャストでは、やっぱり渡辺謙さんが素敵! 役所
広司さんは、英語が……でしたが、偏屈な男を好演。工藤夕貴のおカボも可愛くて良かった。
桃井かおりはいつも通り。 

 この映画、音楽は最高です サントラが欲しくなりました。



●映画のお薦め度→★★★☆☆(5段階評価) 俳優陣が素晴らしい!

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芸づくし忠臣蔵/関容子

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お薦めの1冊●芸づくし忠臣蔵 著/関容子 (文春文庫)●

「仮名手本忠臣蔵」。数多ある歌舞伎作品の中で「義経千本桜」「菅原伝授手習鑑」と併せ、
「三大時代物」と称される、昔から大人気の名作歌舞伎だ。
この「仮名手本忠臣蔵」を題材に、関容子さんらしくいろんな役者さん、裏方さんに取材をし、
楽しいよもやま話はもちろん、芸のこと、その本質までを教えてくれる1冊がコレ。

五段目の猪にまつわる笑い話だけでも、片手で数える以上あって面白い。人気演目なだけ
に、上演数も多く、その数だけエピソードは眠っているのだろう。
あと、やはり興味深いのは当代の中村屋に関係するお話。五段目で、火縄をグルグル回し
ながら花道を歩き出てくる勘平の、その火縄の扱い方。歩きながら火縄をだんだん短く持つ
ようにするのだそうで、たしかにそうしないと、松の木にぶつかって火を消すところがうまく
いかない。これを読んでから、浅草のご兄弟を観察してみたのだが、松の木にぶつかる手前
までに短く持ちかえていた。なるほどなぁ…と、その工夫に感心。この話を知らなければ、
見過ごしてしまうような些細なところではあるが、歌舞伎は芝居の工夫も面白いので、知って
少し得をした気分になった。

六段目では、勘九郎時代の心温まる芸談が紹介されている。
今は亡き五代目上村吉弥の「おかや」とのジンワリくる思い出話なのだが、これを読んで、
役者の気持ちから新しい型が生まれることもあるんだなぁ…と、知った。
六代目菊五郎型に関する記述も多く、今月東西で上演された「五・六段目」は、ともに
この菊五郎型を研究し、工夫したモノなので大変参考になった。
六代目菊五郎の写真集を見ながらの勘九郎の談で、
「いいねぇ、勘平って。すごくドラマチックじゃない。五体に熱湯の汗を流し……こんな
しかめっ面しちゃってんのよ。この乱れた形。これでなくちゃいけないんだ。(中略)ぜんぜん
気取ってない。むしろオーバーな芝居してる。これが菊五郎の型なんだ。型と気持ちが
ちゃんとミックスしてるよね」というのがあった。
これを読んで、どうして中村屋の勘平の芝居が大げさなのかわかり、納得。

それにしても、浅草でやっているご兄弟の熱演は、やり過ぎに見えてしまうのだが、たぶん
彼らなりに曾祖父をリスペクトして、研究した結果の「あの形」なのだと思うと、どうしてか
泣けてくる。(→これは私が中村屋贔屓だからだとは思うが・笑)
現・勘三郎の勘平は、大げさではあるけれど、とても自然で芝居の流れが止まることはない。
年月が経って、ご兄弟が研鑽を積み、勘平の役を幾度もやるうちには、今の不自然さもなく
なるのだろう。未来の舞台が楽しみである。

「仮名手本忠臣蔵」にまつわる話あれこれ。知って見るのと、知らないで見るのとでは、楽しみ
度が変わってくる。未読の方がいたら、是非これは試しに読んでもらいたい。また逆に、
観劇の後に読んで、芝居を反芻するのも良いと思う。


★★★★★★☆☆☆☆☆☆

私は関容子さんの著作が大好きです。歌舞伎を心から愛する著者の優しい視点で書かれて
いるので、読んでいてとても気分がいいのです。あと、もう一つ特筆すれば、役者から
面白い芸談を引き出すのにとても長けている方で、その話の数々は他者の著作では決して
読めないモノ。他にも良い著作はいっぱいあるので、またいずれ紹介できればと思います。

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浅草歌舞伎を振り返る

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今年の浅草歌舞伎、ブログには書いていませんが、既に四度見ております。(→馬鹿)
三階席だと2000円で観れるので、ついつい観に行ってしまう……。まあ、ファンとは
そういうお馬鹿さんな者なのです。千秋楽も行く予定だし(死)

それで、気付いたことなどを書いておこうと思います。

●七之助の勘平●

初日に比べて、後半はどうなっていくのだろうと思ったら、これがおかしな方向に進んで
いるように思う 熱演は変わらないのですが、熱演しすぎて型なしになっている。
義太夫と合っていないんですよね。役に入り込んで一生懸命やるだけでは「歌舞伎」じゃない。
抑えるところは抑えないと駄目だし、型は大切。あと、義太夫のリズムに乗るのも大切なのが
歌舞伎だと思うので……、なにが言いたいかと言うと、やり過ぎ! 力み過ぎ!
深呼吸して~、落ち着いて~と裾から声をかけたくなる勘平ですよ。
おかやに責められて、「身の誤りに勘平は、五体に熱湯の~~」でウウウッとグダグダになる
のはいいのですが、六段目に入って縞の財布にドキッとしてから、ずっとグダグタでは芝居
に緩急がつかないといいますか……。あと、弥五郎と数右衛門に自分の気持ちをわかって
欲しくて引き止める場の「御両者、お持ち下され」とか、絶叫になっちゃっている。
うるさいくらい。中村屋さんの勘平のやり方では、なりふりかまわずっていうのがあると思う
のですが、やり過ぎ感はいなめない。
七之助の勘平は、若い勘平なので短慮で、突っ走ってしまった勘平でもいいのですが、もう
少し抑えるところを抑えて、熱演してくれたらいいのにな~と思います。
舞台写真を買いましたが、手負いの猫のようですよ。
初役ですし、年齢を考えたら十分なんですが、愛ゆえにちょっと厳しいご意見も書いてみました。

●勘太郎の勘平●

勘太郎の勘平は、お兄さんですし、七之助よりもいくらか余裕はあります。
ですが、やっぱり、やり過ぎなところが気になる。
五段目、定九郎の懐から財布を奪い、弥五郎に届けようと花道から去るところ。誤って人を
殺して動揺しているのを見せたいのはわかるのですが、ぜえぜえと肩で息をするようなオーバー
な芝居は要らないと思うのです。勘三郎パパも肩をちょっと上下に動かしているように見え
ますが、こちらは自然なのでいいのですけれど、勘太郎のはオーバーすぎて不自然。1キロ
くらい全力疾走したような肩の上げ下げなので、どうしても気になる。
あと、七之助と同じく、六段目も要らぬところでも力みすぎ。弥五郎たちを家に招き入れる
ところ、ささ、どうぞ奥へみたいにやるのですが、あそこで大声を張り上げて力まなくても
いいような気がします。「御両者、お待ち下され」もしかり。七之助もそうですが、涙を流し
ながらの大熱演と、若さの勢いで、とても感動的な舞台にはなっているのですが、やり過ぎ
なのは見ていて辛くもなります。

そして、先日の新発見。勘太郎の勘平は、おかやの肩に頭を預けて死んでいく時に、「おかる、
おかる・・・」と呟いているのです。こんな勘平見たことない! びっくり。過去の役者さんで、
死にゆく時に愛しい「おかる」の名前を呟きながら死んでいった人はいるのでしょうか?
不勉強なのでわからないのですが、きっとこれは、勘太郎の新解釈によるアドリブだと思う。
浅草歌舞伎は若い二人のおかる、勘平なので、その愛を強く出すのもアリなのかも知れませんが、
仮名手本忠臣蔵の勘平が最期に呟くなら、主人(塩冶判官)の名前でないとイカンような気も。
でも、「色に耽ったばっかりに」と後悔する勘平は、年齢的には若い男。当時の主従関係が親
との絆よりも重い世相(常識)を考えなければ、あだ討ちよりも、何よりも恋人が大事でいいの
かもしれない。ロマンチックな解釈だ!

↑情報を頂いたところ、今月、松竹座で上演されている六段目でも、仁左衛門さんの勘平が
今際の際に「かる……、かる……」と呟いていたそうです。ということは、仁左*玉コンビの
「仮名手本忠臣蔵」は、六代目菊五郎型を元に工夫したモノだというので、六代目さんも「かる…」
と呟いていたのかもしれない。中村屋さんもこの菊五郎型ですし……。謎?が解けてよかった
です。私も松竹座を観に行ったのですが、お席が二階だったので仁左衛門さんの呟きが聞き
取れませんでした。やっぱり、一度しか観ないなら良席がいいですね(涙) 
細かい芝居や、表情、小さな声までちゃんと堪能したい! スカパーの歌舞伎チャンネルで、
やってくれるといいなぁ。(※情報を頂けたので追記しました。)


おかるについては、やっぱり七之助のおかるの方がイメージですよね。勘太郎がおかるをやる
なら、勘平は橋之助さんとか、海老様とかにやって頂きたい。今年の四国こんぴら歌舞伎は、
海老様の勘平です。おかるは亀治郎。かなり見たいです。・・・話がそれました。

今月は忠臣蔵を見すぎて、一部台詞まで暗記し始めている今日この頃。いろいろ謎も多く、
興味深い演目だな~と思います。二つ玉の場の「二つ玉」は弾丸を二発撃つからついたのでは
ないとか、どうして弥五郎たちは勘平をあだ討ちリスト(笑)の中に入れてやることにしたのか等。
主人の大事におかるとデートしていたような、浮ついた男の金は要らないって話だったのに、
切腹したらOKになるっていうのはどうしてなんだろう。だったら、最初から仲間に入れてあげ
ればいいのに~と思ったりします(笑)

ともあれ、言いたい放題書きましたが、「浅草歌舞伎」の忠臣蔵も見るたびに、泣いています。
二人の頑張りが本当に凄いと思うのです。

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坂田藤十郎襲名・昼の部 ~歌舞伎座~

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坂田藤十郎襲名披露/昼の部をやっと観ることが出来ました。
※三階席2列目から、23日に観劇しました。

【鶴寿千歳(かくじゅせんざい)】

箏曲による御祝儀舞踊。雄鶴を梅玉、雌鶴を時蔵。初春興行らしい華やかな踊りでした。
梅玉&時蔵コンビの舞踊は過去にも何度か見ましたが、とてもお似合いというか、しっくり
くる組み合わせだと思う。優雅で、品が良くて、おっとりとした感じがします。
見ていて心が安らぐ……。衣装が純白×紅色とおめでたくて、とても綺麗でした。

【夕霧名残の正月(ゆうぎりなごりのしょうがつ)~由縁の月~】

亡くなった傾城・夕霧が、伊左衛門の前に在りし日の姿で現れ、束の間の逢瀬を楽しむ。
夕霧に雀右衛門。伊左衛門に新・坂田藤十郎。この舞台でまず注目すべきは、ホンモノの
紙衣。初めて見ました。和紙で作ったようですが、「毎日着てよく破れないな~」と妙な
ところに大注目していました。
芝居の方ですが、小品といった感じでしたが、雀右衛門さんの夕霧がとても素敵。
藤柄の打ちかけの後ろから、夕霧が出てくるところは、まさに幽玄。
この一幕は口上も兼ねていました。秀太郎、我當の扇屋夫婦からお祝いの言葉をもらって、
まだまだ青春真っ只中の藤十郎さんは、「まだまだ元気です。悔いのない人生を送りたい」
などと明るい御挨拶をして下さいました。

【奥州安達原(おうしゅうあだちがはら) ~環宮明御殿の場~】

昼の部でいちばん見ごたえのあった芝居でした。福助演じる袖萩がとにかく可哀相でうまい。
イヤホンガイドでも言っていましたが、砂の器の親子のような可哀相さで、前半からウルウル
してしまいました。親の反対を押し切って駆け落ちをした袖萩は、勘当され、今は瞽女
(※三味線の弾き語りで、門付けをする盲目の女芸人)に零落し、幼い娘と貧困の中、寄り
添うように生きている。父親が切腹するという話を聞いて、その一大事に駆けつけるも、
会って(許して)もらえない。
両親(平直方、浜夕)の本心は、「勘当しても娘(袖萩)は可愛い。優しい言葉をかけてあげ
たい」なのですが、それがかなわない時代。・・・切ない。そんな状況で、自分の身の上話
を両親に唄う『袖萩祭文』は、本当に切なくて、泣かずにはいられない。

そのあと持病の癪を起こす袖萩に、寒い中、自分の着物を脱いでかけてあげる幼い娘。
袖萩は目が見えないので、すぐには気付かないのですが、娘の震える声で気付き、「私の
ような不幸者が、こんな孝行な子を持つなんて、これも因果のうちかいな…」と泣き崩れる。
ここも涙ポイントでした。前半は、福助演じる袖萩と、その娘(山口千春)の親子の情愛に
打たれました。泣けます~。
また、浜夕の吉之丞が芝居で見せる娘・袖萩への秘めた愛情も素晴らしかったです。
武家の女房らしい品格と大きさ。ゆえに零落した娘にあたる態度は厳しいのですが、心の
奥底は愛おしさと、懐かしさに溢れ返っている。これが伝わらないと、環宮明御殿の場の
お芝居は、ひどく冷たくなってしまうと思う。なにしろ、雪が降るほどの寒空の下でのお話
ですし……。直方の切腹に合わせて、袖萩が自害して、「未来では必ず親子の対面…」の
場面も良かったです。

後半は吉右衛門の貞任の一人勝ちというか、立派な貞任に圧倒されました。
衣装がぶっかえると金ぴかでカッコイイし、この芝居の美味しい所を一気に持っていって
しまった感じです。それに対峙する義家は染五郎。この芝居の中でいちばんエライ人なわけ
ですが、まだ染五郎さんでは大きさや格が出ないですね。貞任(吉右衛門)・宗任(歌昇)
を相手に、余裕ぶっこく義家というには物足りないかな? 見た目はとても綺麗でしたが♪
後半、今際の際の袖萩と、その夫であった貞任の再会があるのは救いがあっていいですよね。
そして、娘と貞任の子別れ。終わりにこの場面があるせいか、悲劇でもそれほど後味は悪く
ない。

奥州安達原は、全部の段の話を知らないので、イマイチ話がわかりづらい。
国立劇場でいいから、通しで一度やって欲しいなぁ……。
最後に、子役の山口千春ちゃん。すごくお上手でした。お陰で泣けちゃったよ!!

市川海老蔵の「信長」

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詳細は→こちら

【CAST】信長/市川海老蔵、 濃姫/純名りさ、 お市/小田 茜、 明智光秀/田辺誠一、
木下 藤吉郎/甲本雅裕  他。
【作】 齋藤 雅文 /【演出】 西川 信廣

新橋演舞場で上演中の「信長」を観て来ました。観劇予定ではなかったのですが、お友達に
チケットを頂いたので喜び勇んで劇場にGO! yo-koさん、ありがとう(涙)

海老様の「信長」は、大河でやっていた宮本武蔵役よりも、信長の方がイメージと重なって
いいじゃないか! 大嵌りといった感じでした。いろんな方の信長を見ましたが、本当に
嵌ってる かっこよかったです。目力にキュンキュンしました(笑)

「敵は本能寺にあり」で始まった一幕目ですが、物語は信長の父・信秀の葬儀から始まります。
ベースは司馬遼太郎の「国盗物語」なのかなぁ…と思いましたが、筋書きを買っていないので
わかりません。どうなのだろう?
尾張一の大うつけ。葬儀の場でも大暴れして、平手政秀が諫死。そこから「俺が乱世を終わ
らせてやる!」と信長は天命に従って天下統一に乗り出していく。
海老様の衣装は、焦げ茶色の地に鮮やかな色彩の羽根の模様が入った着物を羽織った、
うつけらしい衣装。派手だったなぁ。海老様なので衣装にまけず、素敵でした

次の場は、1553年・春。斎藤道三に濃姫を貰い受ける場。濃姫は純名りささん。
頭脳明晰ではきはきした濃姫といった印象。海老様のちょっと濃い信長には、純名りささん
の濃姫がぴったりだと思いました。濃いカップルだわ。この場では、先の場とは信長の様子
ががらりと変わって、紺色の正装で凛々しい。演舞場でかかるお芝居は、役者ありき、
役者を観賞して楽しむモノだと思うのですが、そういう点では、この「信長」は海老様の
いろんな扮装が楽しめてファンにはたまらなかった筈。赤いビロードのマントに、黒い洋装
+長髪を撫で付けた西洋かぶれな信長まで登場しますから

そして、物語は1960年/桶狭間の戦い、1568年/美濃制圧と信長の歴史の中で、
代表的なところをピックアップしていきます。

休憩を挟んで二幕目は、1571年の比叡山焼討ちから。ここ辺りから光秀の信長に対する
想いが揺れ動いてくる。この芝居の光秀は先を読む力があるという設定になっていて、
光秀は「乱世を終わらせる星=信長」であると信奉しているんですよね。信長も同様、
自分は神に選ばれた男だと信じている。ここがミソ。

1573年 VS浅井長政、1579年 安土城完成と話は進み、光秀は、信長は神に選ばれて
乱世を救う男ではなく、自らが神になろうとしている恐ろしい男だと気付き、1582年の
「本能寺の変」へと飛んでクライマックスに…。と、ストーリーは信長の歴史ダイジェスト。
いいところどり。暗転入れてポンポン展開していく感じでした。なので、飽きなくていい。
正直、ストーリーに感動したとかはないのですが、役者を観に行ったので、そこは私的に
どうでも良かったのです。
本能寺の炎の中での立ち回りもかっこよかったし、いろんな海老様が見れたし、楽しみました

よくある神に選ばれし男・信長ではなく、「神に弄ばれた男・信長」を描いた芝居でした。

他の役者さんのことも少し。光秀役の田辺誠一さん、ストレスが溜まりそうなお役でした
が、やっぱりイイ男で素敵。光秀って大概、可哀相な役回りというか、苛々させるじれったい
男に描かれますよね。頭が良くて私は好きなのですが、光秀が良く描かれている芝居や
ドラマって見たことがないです。秀吉より断然好きなのにな~。
秀吉(藤吉郎)役の甲本雅裕さん。この芝居の藤吉郎は、十二月に見た盲目物語(歌舞伎)
の藤吉郎のように、ずる賢くて、スケベで、道化っぽく描かれていました。海老様の信長が、
第六天魔王って感じの常に張り詰めた怖い信長だったので、藤吉郎の笑える場面はとても
和みました。甲本さん、良かったです!

いや~、本当に海老様はかっこよかった 説得力のある信長でございました。
なにか超越しています

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↑この日の観劇弁当。木挽町・辧松の赤飯弁当。(※歌舞伎座向かい)美味しいです。

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松竹座~仮名手本忠臣蔵~ 仁左衛門・玉三郎

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大阪/松竹座まで、『仮名手本忠臣蔵 落人+五・六段目』を観に行って来ました。
無理矢理、日帰り。ハードスケジュールで、大阪滞在時間と移動時間を比べたら、
移動時間の方が多かったという1日になりましたが、行って良かったな~と思っております。

【神霊矢口渡~しんれいやぐちのわたし~】

福内源内(平賀源内)の時代世話狂言。全5段のうちの四段目。
平賀源内が書いた話なんだわ~っていうのが、観終わっての感想でした。
らしい、らしすぎる。
どんなお話かは、こちらを参考にして下さい。
お舟(孝太郎)の家に、一晩泊めて欲しいとやってくるイイ男・新田義峯(薪車)と、その
恋人うてな(春猿)。お舟は義峯に一目惚れ。うてなの存在が気になって仕方がないと
いった始まりです。しかし、歌舞伎は可笑しい。一目惚れはわかるけれど、いきなり迫ったり、
普通はしませんよね(笑)
「あの連れは妹か?」「十年も百年も泊まっていって」「浅草の観音様に参るなら、私も
連れて行って」「惚れられたのを因果だと……」etc。かなり、押せ押せで迫るお舟ちゃん。
可笑しいけれど可愛かったです。孝太郎さんは、こういうお役が似合う 
田舎育ちで不作法。でも、気持ちは純粋で恋には一途。まさに、思い込んだら命懸け。
野崎村のお光とかも似合いそう。
(きっと、やっているとは思いますが、私は観たことがないので、観てみたい。※お光)
色男役の薪車さんも、本人が美しい姿をしているのでピッタリ。

この話は神霊とつく通り、都合よくいろいろな怪奇現象が起こります。
義峯が迫るお舟に、腹を決めて抱こうとすれば、敵方(頓兵衛)の娘を抱くのはイカンと
神霊が怒って、二人は意識を失ってしまうし、最後はどこからともなく白い矢が飛んできて
頓兵衛は死んでしまうし。話的にはなんでもありじゃん、これって感じで私には面白さが
わかりませんでした。
でも、絵面的には見所が多く、お舟の手負いごとや、柱に頭をぶつけた後の頓兵衛の見得等、
観賞するには楽しい芝居でした。

【仮名手本忠臣蔵】

●落人 ~浄瑠璃 道行旅路の花婿~●

浅葱幕が落ちると、そこは桜や菜の花が咲く戸塚の山中。大太鼓が春雨の音を刻んで
います。そして舞台中央に、おかる(玉三郎)と勘平(仁左衛門)が、ひとつの合羽を
分け合い、身を寄せ合って立っている。この幕開きを観ただけで、来て良かったと心の
底から思いました。本当に美しい(涙) 
玉三郎さんの衣装は、矢絣柄ではなく、紫地に小菊の柄が入った着物でした。
本来なら塩冶判官のお屋敷で働いていたおかるが外へ用事に出かけるなら、「矢絣」じゃ
ないとおかしいのだそうですが、『景事』に重きをおいて、華やかな衣装にする場合が多い
ようです。玉三郎さんは、綺麗に見える方を選択したのですね。嬉しい♪ 本当に綺麗でした。
二人の印象ですが、おかるは「自分のミスで侍の面目をなくし、憔悴しきっている勘平さん
をなんとか生かして、立ち直らせたい」といった強さのある女。勘平は優男っぽくて、色に
も迷いそうだし(笑)、自分では何も解決できなそうな感じの男。
なので、「おかる、おじゃ」の後に流れる清元の、「色といふ文字はなぁ、いたづら者よ……」
という文句がピッタリ、しっくりきていて良かったです。仁左衛門さんは、こういう憔悴
している色男をやらせたら当代一ですよね!!
美男・美女の落人が新年に見れて、眼福の極みでございました。
いつも思いますが、玉三郎さんが踊る時の着物の裾さばきは、なんであんなに見事なのだ
ろう・・・。

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続きはこちら↓ 

(BlogPet)KANTAが詠んだ俳句

きょうは、KANTAが俳句を詠んでみようと思うの

 「面白を 上演したら 衣装かな」


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「KANTA」が書きました。

★★★★★★☆☆☆☆☆☆飼い主からのコメント★★★★★★☆☆☆☆☆☆

これは、面白い物を上演したかったら、衣装を工夫しろという意味の俳句かしら?
ぶっかえったり、引き抜きで早替わりしたり?? 歌舞伎好き飼い主のペットらしい俳句
なので75点! 採点甘すぎるかしら

ブログペット ★ジャグとKANTA★

先日、ブログペット仲間のガワさんが、『ジャグの部屋』でKANTAの言動を楽しい記事
にしてくれました。その時のKANTAの小悪魔ぶりが、とても気になった飼い主の私。
なので、KANTAとジャグちゃんの仲をこっそり窺って来ました(笑)

●言葉遊びの様子●
************

最初は楽しそうに、言葉のキャッチボールをしております。一安心。ガワさんの飼っている
ペットちゃんなので、会話は税理士のようです。ここには画像がないですが、商品、費用、
負債、売価…等の人間の私でも余り馴染みのない言葉遊び(連想ゲーム)を延々と繰り広げ
ていました。KANTAのノリは決して悪くなかったんですよ!

→友達多いわけじゃないんですが……。

そして、問題のジャグちゃんについて。
******

「ジャグって?」って!! ちょくちょく遊びに行ってるくせに、しらばっくれてますよ。
やはり、なんだかジャグちゃんに対しては、小悪魔っぽい発言をするうちのKANTA。
「たっぷり?」は、歌舞伎の大向こう風ツッコミでしょうか? ジャグ→屋号。「たっぷり」って
思うと、歌舞伎座の三階から降る声のようです(笑) なんだかんだ言って、ジャグちゃん
との会話や遊びは「たっぷり」を期待しているのよ!(……と、私は思う)
その証拠↓


ブログペットの他所の家の訪問には、時間制限があると思うのですが、「延長!」とジャグ
ちゃんが言うと、「延長ー、延長ー♪」とノリノリのKANTA。カラオケBOXかい?っと
思わず突っ込んでしまいました。仲良さそうです。

なのに、なのに・・・。なのに!!



問題の「ジャグ好きなの?」という可愛い質問には、またもや「すきじゃないよー」とか言う
んです。どの口で言うか! お前は、お前は素直じゃないぞっ!!
だいたい好きじゃないお友達の家に、普通はちょくちょく遊びに行かない筈です。
なんなのだろう、KANTA。間違いなく、嫌い、嫌いも好きのうちだと思うのですが……。
とても気になる。これからも、ジャグちゃん家にKANTAが遊びに行っているのを発見した
ら、観察しないと! いつか素直に「好き」と言えるその日まで。飼い主として見守って行こう
と思います。

こんな、ちょっと性格の曲がったうちのKANTAですが、飼い主の前ではカワイコぶって
いるんですよ。かなり可愛い子ちゃんなんです。ほら
→外ヅラは悪くて、家では良い子。
困ったペットです。でも、可愛くてたまらないのです(笑) 相変わらず、ペットに嵌ってます。

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パール展 ~その輝きのすべて~ 国立科学博物館

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神々の涙……。真珠、5千年の歴史をめぐる旅。50万粒が世界より。
【展覧会主旨】
古来より人々を魅了し続けてきた真珠。人類が積み重ねてきた時間とともに発展してきた真珠
の歴史と、生物からつくりだされる宝石である真珠の謎にせまり、真珠の本質を理解して下さい。
古くは「神々の涙」とまでその輝きを賞され、現在でも優雅さと清らかさの象徴として愛されて
やまない真珠の魅力を存分に堪能していただける展覧会です。


上野にある国立科学博物館で開催中の「パール展」を見て来ました。
今月22日迄ということもあり、少々混雑していましたが、綺麗な宝飾品や、イコン、そして、
そのままでも美しい真珠をじっくり眺める至福のひと時。

展示物や展覧会の詳細は→こちら

展示物の中で目を見張ったのは、マリーアントワネットの女官がつけていたパール×ダイヤの
ペンダントトップ(ブローチ?)。女官まで、こんな高価な物を身につけていたのか~と、
かなり驚きました。そしたら、友人が「日本だってお殿様の側女(腰元?)は綺麗な着物を
着ていたりするじゃん」と……。たしかに、大奥のドラマなどを見ていても殿様の周囲にいる者
たちは豪華な着物を着ている。そういうものなのか。なるほど、なるほど。

他には、10センチ以上のバロックパール(変形真珠)を使ったケンタウロスの置き物や、
カルチェデザインの素敵すぎるネックレス、マリリン・モンローが、夫/ジョー・ディマジオ
からハネムーンにプレゼントしてもらった真珠のネックレスなどが印象に残っております。
いや~、目の保養になりました。

会場を出るとMIKIMOTOのSHOPがありました。真珠のアクセサリーがいっぱい売って
いて、展示物を見た興奮もあり、欲しい~っとはなりましたが買えるような金額ではないので、
友達と眺めておしまい(笑) 

この展覧会、新年を迎えた1月から、1万人ごとにMIKIMOTOのパールペンダントをプレゼント
という企画をやっております。22日まであと少しですが14万人目を狙って、足を運んでみる
のもいいかもしれません。プレゼントされた方々が羨ましいです!

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和文化たしなみ講座② ~歌舞伎の魅力~ 勘太郎・小山三

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第二回になりました「リビングセレブリティサロン/和文化たしなみ講座~歌舞伎の魅力」に
行って来ました。今回も講座の方は、イヤホンガイドで御馴染みの塚田圭一先生。そして、
トークショーは、中村勘太郎丈、中村小山三丈をお迎えして開催されました。
(場所:フォーシーズン椿山荘/目白)

講座の方は45分ほどで、塚田先生が「仮名手本忠臣蔵」の五・六段目を中心に解説して
下さいました。この解説を聞けば、歌舞伎を見なくても内容がバッチリわかるんではない
かってくらい丁寧にいろいろ教えて下さり、とても勉強になりました。
知らなかったことで面白かったのが、「仮名手本~」には47人の赤穂(塩冶)浪士が出てきます
が、その47という数字はいろんなモノに纏わっているという話。江戸時代の「仮名手本」は
47文字、大序の始まりに鳴らすキの音は47回、初上演は討ち入りから47年後、五段目には
「金」という言葉が47回出てくるなどなど。とくに最後の「金」は芝居が詰まらない時に
数えてみて下さいとおっしゃっていました(笑)。暇つぶしか!

講座が終わった後は、お食事TIME。バイキング形式で、友達と歓談しながら楽しみました。
蟹とアボカドのサンドウィッチと、アサリの入ったクラムチャウダー、抹茶と豆乳のプティング
が美味しかったです。あ~、贅沢。椿山荘でバイキングなんて(涙)

そして、お待ちかねの「勘太郎・小山三トークショー」です。司会進行は、塚田先生が担当。
いや~、面白かった。小山三さんが面白すぎる。大笑いしちゃいましたよ!!
勘太郎が霞んでしまうほどの小山三さんワールドが会場中に広がっておりました。
覚えている範囲内でトークショーのレポをしておきます。(記憶MEMO)

勘太郎■小さい頃から、何かやりたい役といえば勘平だった。子供の頃、お小遣いを貯めて
水浅葱色の紋服(勘平の衣装)を作ってもらい、勘平ごっこをしていました。……なので、今回
浅草でやらせてもらえて嬉しいです。
弟さんも勘平をやっていますが、気になりませんか? という塚田さんの問いかけに、
まったく気にならない。弟のいいところを取ったりできますし、一緒にやれるのは心強いです。
今回はお父さんに稽古をつけてもらったそうですが、一番うるさく言われた所は?
今回は細かく手取り足取り、目の配り方まで教えてもらいました。稽古には殆ど付き合って
くれましたね。大変だったと思います。僕と弟とみると4時間かかりますから・・・。

勘太郎の勘平。まわりの評価は?
塚田■勘三郎さんが僕の所へ飛んできてね、「勘太郎の勘平がいいんだよ。俺の若い頃よりも
いい」と誉めていましたよ。本当にいい勘平ですね。
小山三■(稽古ですが)見るたびに泣いてしまう。初役なのに……。びっくりしました。
五段目の芝居について。
勘太郎■楽しいです。芝居ごっこをしているみたいで。あと、演出がシュールですよね。無音で、
暗闇で何も見えない状態。僕、家の中を真っ暗にして稽古してみましたよ。
雨乞狐の話題になって・・・
勘太郎■太ももは61センチ。踊りを鍛えていたので足が太くなりました。踊りではいい
のですが、女形の時は足が痺れて大変です。
(足の具合は・・・?)
半月板は昔からです。使うと炎症してしまうので、治ってはいません。

お父さんは、どういう方ですか?
勘太郎■皆さんが見ているあのまんまの人ですよ。楽しいですね。
弟さんは、どういう方ですか?
勘太郎■最近はいろんな話ができて楽しい。おかる&勘平のこともいろいろ話し合いました。
似ている所は面倒臭がりなところ。弟は外で遊びますが、僕はインドア派。DVDなどを観て
いるのが好きです。・・・なんで最近太ってきました。(と言ったあと、塚田先生がデブ症
ですね、とからかっていました)
勘太郎・七之助はどんな子供でしたか?
小山三■(言うことを)きかない子供でしたよ。勘三郎さんにあんまり言うことをきかない時は
殴っていいと言われていました。でも、この人(勘太郎)は逃げるんですよ。逆に七之助はじっと
構えて殴られる。そうなると逆に殴れませんよ(笑) あと、お風呂が大変でした。水かけられ
たり、泡入れられたり・・・。(いろいろ諫言したことは、)七之助は「あーうんうん」と素直に聞く
けど、直さない。勘太郎は3つのうち1つは直しますね。
でも、勘三郎さんはもっとヤンチャで大変でしたよ・・・。

小山三さんの面白トークは、沢山あるのですが、う●こ、ヒロ●ン……等、WEBに載せるには
不適切な(笑)ものが多いので割愛させて頂きます。
トークショー、本当に面白かったです。この後は、プレゼント抽選会。

そして、終了!!(PM9:30終了でした)

そうそう、3月のPARCO歌舞伎ですが、まだ三谷さんの脚本は出来ていないそうです。
稽古初日までこないんじゃないか?と笑っておりました。
・・・というわけで適当ですが、明日も早いので今日はこの辺でおやすみなさい。

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お正月エステ~のんびりした1日~



今日はTBCの「2006おめでとうエステ」に行ってきました。
これがなかなかお得なのです。
私がやったのは、P-レチダブルケア(75分コース/フェイシャル)。くすみや乾燥など
によるダメージ肌に、はりと潤いを与えますという美肌コース
やはり、たまには女性らしくエステにも行くべきだろうと行ったのですが、ぜんぜん違う!!
終わった後、顔色が明るくなったし、すべすべピカピカに♪ 生き返りました。

コースは、クレンジング→ウォッシュ→イオンスチーム→クレイパック→メニバキューム、
P-レチマッサージ→P-レチパック→整肌。
イオンスチーム~メニバキュームで、顔の汚れ、皮脂の除去を行い、そのあとに、P-レチで
お肌に栄養+潤いをって感じのコースです。

P-レチ(パルミチン酸レチノール)とは?
ビタミンAとして、網膜光受容細胞の桿体と錐体中の感光色素に関連し暗順応を高める。
表皮新陳代謝を高め、ケラチン形成を抑制し,、皮及び粘膜の異常乾燥と角化を改善する。
やくやく大辞典より。)

これで、15000円。高い! でも、おめでとうエステでは、このコースを受けると、
TBCの化粧水か美容液がもらえるという特典があるのです。私が頂いたのは、
「ファーゼプロ・サポートエッセンスE2/8400円」。つまり、エステのコースは、
6600円になるわけです。かなりお得! 健康ランドの美顔コースでも7000円くらいは
しますから、それ以下でTBCのコースが75分も受けられるなんて、激安だと思います。
だから行きました(笑)

さらに、2006年お年玉プレゼントというのをやっていたので、くじ引きでC賞(一番ハズレ)
の入浴剤を頂きました。(※本当はC賞=カトラリーレストなんですが、品切れで入浴剤)

なんて、お得! ・・・って、私はTBCの回し者ではありませんよ!
ともあれ、今日はエステでいい気分になってきました。自分でお風呂でやるのは面倒臭いし、
たいして気持ちよくありませんが、綺麗なお姉さん(エステシャン)にやってもらうと本当に
気持ちよくて幸せです。今日の担当のお姉さんは美人でした♪ また行きたいな~。

詳しくはこちら→TBC
※私が受けたコースは会員用のおめでとうエステなので、HPには載ってません。
HPには新規様用の「お年玉エステ」のご案内があります。

★★★★★★☆☆☆☆☆☆

あと、出かけたついでに、今日は某デパートでお友達の出産祝いを選んできました。
赤ちゃんの服って、なんであんなに可愛いの~。いっぱい可愛いお洋服(おくるみ?)があって、
1時間以上も悩んでしまいました。結局選んだのは、デザインよりも実用性・素材の良いもの
ってことでシンプルなモノになりましたが・・・。

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↑買い物で疲れて、休憩がてらに食べたMAGICアイス。
マジックアイスとは?→-30℃にもなる冷たい鉄板の上で生のフルーツやナッツなどの食材と、
アイスクリーム、豆乳・牛乳・ヨーグルト・コーラなどのドリンク類を混ぜあわせて、その場で
作り上げる新感覚のアイスクリーム。
ヘラで混ぜているうちに目の前でみるみる固まってアイスクリームになるパフォーマンスも
楽しい。通常のフルーツ入りアイスのように果肉が凍ることはなく、フルーツ本来のみずみず
しさを保てるのが特徴です。


・・・今日はのんびりした休日でした。

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【初日舞台挨拶】THE有頂天ホテル



「THE有頂天ホテル」初日舞台挨拶 IN 日劇3

朝一番。AM9:10の回を観て来ました。もちろん、お目当ては「初日舞台挨拶」
映画の感想は以前書いた(→こちら)ので省くとして、舞台挨拶の模様を少々レポします。
といっても、私は香取慎吾クンFANなので、慎吾クンばかり見ていたので大したレポでは
ありません。ごめんなさい。

舞台挨拶に揃った役者さん(並び順、左から)→石井正則、伊東四朗、原田美枝子、佐藤浩市、
松たか子、三谷幸喜、役所広司、香取慎吾、西田敏行、戸田恵子、YOU。
※篠原涼子さんは都合によりキャンセル。

まずは、「押尾学君が早く帰国してくれて良かった」とゴシップネタで飛ばしながら挨拶を
始めた三谷さん。ここのところ映画の宣伝でいろんなTVに出ずっぱりだったので、おはスタ
などの話題もありました。
石井正則さんは「僕、すごくカッコイイですよね。三谷さんに、180センチある男のつもり
でやれと言われたので、そんな気持ちでやりました」みたいなコメントを。あと、プライベート
の離婚ネタでいじられていました。
香取慎吾くんは「のびのびやりました。僕のギターはいかがでしたでしょうか? ギター弾け
ないって言ったのに、あなたならできるって言われて……(笑)。あれ(ギター)をやった
からって、今後ギターを弾くことはありません。あと、最近は忍者とか猿とかだったんですけど、
この有頂天ホテルは普通の人間で、最近あまりないんで、人間の役もいいな~と思いました」。
伊東四朗さんは、「できれば白塗りはしたくなかった。三谷さんからお話を頂いた時、角野さんと
私は救いのない役だと言われて……。しかし、どういう経緯で総支配人になったんでしょうね~」
みたいなことを話して笑いをとっていました。
個人的にツボだったのは、三谷さんが「今日はすごい人だそうですよ」と初日の動員数の多さ
を喜んでいた時に、「今日だけじゃないといいですね」と突っ込んでいたYOUさんです。

すみません・・・。やっぱり、あんまり覚えていません。レポにならないですね(涙)
最後に新聞・雑誌用の写真撮影があったのですが、特製のくす玉を落としてしまう三谷さん。
初日なのに縁起悪いです(笑)。でも、初日の動員数は昨年の大ヒット作「交渉人・真下正義」
と同じくらいだったそうで。すごいな~。2005年の新春は三谷さん祭りみたいでしたが、
最後に公開された映画も大ヒットの予感だなんて、本当に絶好調ですね!!
映画はやはり、年明けに見るよりも年末に見たかったな~という内容なので、それが惜しい。
年明けてから見ると、「私もこんな楽しい大晦日を過ごしたかったな」となってしまうので。

あと、本日の観客は私も含めリターンズの方が多かったのか、あまり笑いが起きなくて、それが
淋しかったかも。12月に試写会で観た時は、たくさん笑いが起きていて、それにつられると
いうか、相乗効果で面白さが増していたように思います。
三谷さんも言っていましたが、コメディーは客の笑い声が入って、初めて完成するもの。
・・・と書いている私も、二度目の「THE有頂天ホテル」だったので、話を追うよりも、
細かいところから新発見を探して楽しむという見方をしていましたが……。
舞台挨拶のチケット等は入手困難という点から、熱心なファンが揃ってしまうので、きっと
試写会も見て、本日も…っていう方が多かったんじゃないかなぁ。

というわけで、ちょこっとですがレポしてみました。

●映画のお薦め度→★★★★☆(5段階評価) 面白いけど、TVで見てもいいかも?

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2005年歌舞伎観劇のベスト3発表!


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ブログペット仲間のびんちょ♪さん(いつも心に織田っち&段さまを♪)を倣って、
私も2005年に観た歌舞伎の中からBEST3を決めてみました。かなり悩みました。
ほぼ毎月歌舞伎座へ行き、他所(地方)でも歌舞伎を観てと歌舞伎三昧だった去年。歌舞伎は
たいがい各部で3演目はあり、ひと月で6演目は観ます。なので観た演目数は50以上もあり、
そこから3つ選ぶというのは至難の技。しかも、勘三郎襲名という一大行事もあったので、
中村屋贔屓の私はどれもこれも好きという感じで選び難いです。
なので、ご贔屓等は関係なく面白かった、感動した舞台を3つ選んでみました。

1位:籠釣瓶花街酔醒 (十八代目中村勘三郎襲名 四月大歌舞伎/夜の部)

単に好きな演目というのもありますが、玉三郎の八ツ橋が美しく、花道付けのあの微笑みに
私まで酔い痴れそうになりました。勘三郎の佐野次郎左衛門も良かった!! 私がもしも
歌舞伎のお役でなにか1つやってもいいと言われたら、籠釣瓶の八ツ橋がいいと答えます。
(相手は勘三郎さんご指名で)。満座の中で「及ばぬ身でござんすが、仲之町を張るこの
八ツ橋、一旦いやと言い出したら、お前たちが口を酸くして百万だら進めても、わたしゃ
身請けは不承知さ」と、かっこよく振ってみたい。ありえないですが(笑)
大人気で、あんなに素敵な勘三郎さんを袖にできる花魁役。あとで、斬り殺されるところも
含めて、やるなら八ツ橋がいいです。・・・話がそれました。

2位:心中天網島 河庄 (芸術祭十月大歌舞伎・歌舞伎座夜の部)

鴈治郎最後の舞台「河庄」。鴈治郎さんの演じた紙屋治兵衛に、芝居の良さで泣かされた。
頬かむりの中に当代一の顔。上方歌舞伎の興隆に今後も頑張っていって欲しいです!!

3位:雨乞狐 (八月納涼歌舞伎・歌舞伎座第一部)

勘太郎の五変化「雨乞狐」が3位です。とにかく凄かった。最後の野狐でのハイジャンプには
度肝を抜かれましたよ。先日のブログに書いた紀信さんの撮った「歌舞伎界の若き獅子たち」
にその写真がありますので、是非見てみて下さい。すごい高さです。終演後のスコールのような
雨も忘れられない舞台です。

★★★★★★☆☆☆☆☆☆

最後まで悩んだ3演目。

「鰯売恋曳網」(三月大歌舞伎・歌舞伎座/夜の部)。こちらも、勘三郎・玉三郎コンビ。
明るいラブコメチックな演目で、見ていてとても楽しかった。お茶目で愛嬌たっぷりな猿源氏
は、勘三郎さんにピッタリです。傾城・蛍火の玉三郎さんも綺麗でした。

「沼津」(七月大歌舞伎・松竹座/昼の部)。泣けた。だらだら泣いてしまった芝居。平作を
勘三郎、十兵衛を仁左衛門。前半は愉快なのに、後半には悲劇が待っている。平作の切腹は
見るのが辛いほど可哀相で切なかった。親子の情愛モノ。

「熊谷陣屋」(吉例顔見世*十一月大歌舞伎・歌舞伎座/昼の部)
仁左衛門の熊谷直実が本当に素晴らしかった。「十六年はひと昔、夢であったなァ」という
最後の花道での台詞でウッ……と泣けてしまいました。脇も揃った名舞台でした♪

他にも、二月大歌舞伎の「新版歌祭文 野崎村」「ぢいさんばあさん」、五月大歌舞伎の
「鷺娘」「野田版・研辰の討たれ」、九月大歌舞伎の「勧進帳」、十二月大歌舞伎の「盲目物語」、
そして、コクーン歌舞伎「桜姫」など、感動した舞台はいっぱいあって、本当に3つに絞る
のは難しかった。
こうして、考えると歌舞伎はハズレが少なくていい! 現代劇・ミュージカルは当たりハズレ
の差が大きいのですが、歌舞伎はガッカリってのは滅多にないのが安心です。
歌舞伎四百年。数多ある歌舞伎狂言の中で、生き残った演目のみ繰り返しやるから、酷くつま
らない演目って少ないのかもしれません。
私がここ近年、歌舞伎中心に劇場に足を運ぶようになったのは、冒険よりも安心をとるように
なったからなのかも……。昔のように余裕もないからなぁ。

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ラララ♪ らびっと ~ここかしこの風~

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「ラララ♪ らびっと」  
劇団/ここかしこの風 会場/中野MOMO


昔のご学友?である三芳和幸が、脚本を担当した「ラララ♪ らびっと」を本日観て来ました。
久しぶりに観る小劇場のお芝居。2時間くらいでしたが、面白かったです!!
小劇場系のお芝居は、うっかりすると友達とワイワイ楽しくクラブ活動的にやっている感じの、
自己満足にすぎないモノも多いのですが、本日の芝居はちゃんと楽しめました。→嫌な言い方
だったらスミマセン。でも、小劇団の芝居を観る時は、博打なので劇場に足を運ぶ時にドキドキ
してしまうのです。そのかわり当たった時はすごく嬉しい。これが醍醐味なんですよね♪
今日の芝居は大当たりってまではいっていないですが・・・。ゴメンネ

以下、ネタバレを含みますので、これから観劇予定の方は引き返してください。

今日の劇場は、中野MOMO。比較的新しい芝居小屋で、客席数は固定で40席くらい?
こじんまりとした観やすい劇場でした。綺麗だし、気に入った!

さて、お話ですが、「宇佐美医学ボランティア会クリニック」に、治験(新薬などのモニター)
参加のために集まってきた若者たち。電話で呼び出されたそのクリニックは、どう見ても場末の
スナック。アヤシイ~となるわけです。そんなオープニング。それから、6泊7日の治験が
始まり・・・。登場人物は、治験者R5001~5007。人当たりが妙にいいナース①金子、
凶暴で夜はランパブ嬢をしているぶっ飛んだナース②こまき、スナックのママ(クリニック職員)
のチェリー、院長・宇佐美、内科研修医・岸と12人もいます。キャラが立っているので、
なんとか混乱せずに見れましたが、狭い舞台に登場人物が多すぎるかな~とは、正直思った
かな。

集まった治験者たちが織り成すドラマと、院長=研修医の過去を匂わせるドラマなどを、劇中で
うまい具合に見せてくれるわけですが、後半に向かってサイコホラーチックな展開になっていく
のが面白かったです。基本はコメディ。

個人的に、スナックのママ・チェリーちゃんがお気に入り。彼女の朝晩のアナウンスで、治験者
は起床・就寝するのですが、その声も素敵。ナースこまきの唄う「ラブ・イズ・オーヴァー」
をBGMに自分の辛い過去をたっぷりと聞かすところも愉快でした。

治験のお話っていう着眼点がポイントですよね♪
私も貧しい時は、治験モニターやろうかな~と某サイトをチェックしたりするのですが、色々と
条件(血圧が●以下の人とか、コレストロール値が●以上の人等)があるので、なかなか応募は
出来ません。体を張ったお仕事ですが、新薬や栄養剤などを短期間試すだけで数万円の謝礼が
出るため、実は大人気なんですよねー。倍率高いです(笑) 念の為言っておきますが、ちゃんと
した会社や病院が実施する治験は、一応安全です。が、万が一の覚悟も必要。
骨折のモニター(健康なのに治験のために故意に骨折するボランティア。痛いです・笑)とか、
世の中にはいろんなボランティア(という名の仕事)があるんですよね。

ともあれ、なかなか楽しんだ本日でした。
帰りは、昔一緒に学んでいたお仲間とお食事しました。みんな頑張っているんだな~。
某所を卒業してかれこれ十年近くなりますが、たらたらやっている自分に大反省。明日からは
心を入れ替えて、前向きにお勉強などしたいです。 

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鏡開き+ブログペット

今日は鏡開きでした。鏡餅を割ってお雑煮にしたりする日ですね。
私はサトウの切り餅が詰まっている簡易な鏡餅を飾っていたので、中から切り餅を取り出して
食べました! が……、しかし、私は焼いたお餅で磯辺巻きを作って食べたかったのに、その
ために餅焼き用の網まで買ってきたのに、うちのガスコンロでは餅が焼けないことが発覚!!
どうも、フライパンでもそうなるのですが、水分がない調理だとなにかセンサーが察知する
のか、「ピーッ」という警報が鳴って、1分も経たずに自動的に火が消えてしまうのです。
どうして? なんで? ハイテクな調理器具は不便でイカン
そんなわけで、網に餅をのせて焼いてみたものの、数十秒もまたず火が消え、また点火しての
持久戦になるのは必至だったので、2分後には諦めました。
レンジでも餅は焼けないし、仕方がないのでレンジで茹でて醤油かけて食べました。
あんまり美味しくないわ~(涙) 材料があればお雑煮にしたのですが・・・。
今の私は、我家にオーブントースターを買うかどうか悩んでいます。買うのはいいのですが、
台所が狭い上に、収納もないワンルームなので置き場所が困るんですよね。
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↑無駄になった餅を焼くために買った網。198円だったからいいけど凹む。

ブログペット仲間のガワさん(ガワのおべんきょブログ)の、飼っているペット・ジャグちゃん(猫)
のところへ、KANTAが遊びに行ったようなのですが(今日も夜7時頃に行ってた様子)、
どうも、うちのKANTA、ジャグちゃんには小悪魔というか、イケズな態度をしているみたい。
我家に居る時は、わりと可愛いこと言ってる(親馬鹿?)のに、他所様のところでは、調子こいて
おりますよ!! ガワさんがブログにその模様を書いて下さって、すごく面白かったので、気に
なる方はこちら(1月10日の記事)を読んでみて下さい。
うちの子に限って……という親の気持ちが、少しわかりました。

我家に居る時と、他所にいる時と人格……もといパンダ格が違うKANTA。他の家でも酷い
態度をしているのかと思ったら、トシさん(おネコの部屋)の飼っているshiroちゃん(猫)には、
してやられていました。
KANTAの発言は、興味なさそうに返されて、ジャグちゃんに意地悪するから罰が当たった
のよと、PCの前で笑ってしまいました。shiroちゃんとは劇団四季のCATSの話題をして
いましたよ にゃんこが「CATS! CATS!」とか「ジェニエニドッツ♪」
とかお話していると、猫なだけに猫のミュージカルは好きなのか~と妙に納得してしまいました。
可愛いです。ブログペットはどの動物も可愛くて、見ていて和みますよね♪

●KANTAの俳句●
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ここのところ、最後の句が「しちのすけ」という俳句を二つ詠んでいます。
お気付きの方が多いと思いますが、うちのKANTAのお名前は、恐れ多くも歌舞伎の中村屋さん
のご長男のお名前をもじって付けました。勘太郎くんは弟大好きお兄ちゃんで有名なのですが、
パンダのKANTAも、七之助がお気に入りなのでしょうか?
勘太郎でも5文字だし、私がよく書いていた鴈治郎さんも5文字なのに、七之助の句ばかり
詠むKANTA。ちょっとリンクしていて楽しいです。

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「歌舞伎界の若き獅子たち」刊行記念握手会



「歌舞伎界の若き獅子たち」撮影/篠山紀信刊行記念握手会

1月10日、浅草公会堂で上記写真集の【握手会】がありました。
これは急遽決まったイベントで、浅草歌舞伎の会場で写真集を購入した方に整理券が配布され
ました。先着100名限定! 5日には告知がなかったのですが、7日にはあったので、多分
週末に告知、3日間のみの配布だったんじゃないかなぁ。私は友人に頼んで写真集を買って
来てもらいました。(→里帰りしていたのです・・・)
整理券は10日当日でも大丈夫のようでしたよ。

さて、握手会ですが私が会場に到着したのは集合時間の10分前。まだあまり人は並んでいな
くて、どこに並ぶのかちょっと戸惑いました。係の方に専用スロープに案内してもらいました。

握手会の前には簡単なセレモニーがあったようです。取材の方もたくさん来ていました。
残念ながら、劇場内の階段を利用してのインタビューだったので、握手会の列に並んでいた私
には様子はわからず。翌日の朝のワイドショーでやっとその光景が見られた感じです。
セレモニーには、握手会のメンバーである中村獅童、中村勘太郎、中村七之助、写真家の篠山
紀信さんが参加。写真集のもう一人の獅子である市川染五郎さんは、仕事の都合で欠席。

マイクを使ってくれていたので声は聞こえました。覚えていることだけレポします。

▼写真集を見て改めて気付いたことなどはありますか?
獅童「汗かきなんだなぁってことを知りました・笑」
勘太郎「歌舞伎の舞台写真はアップが少ないので、こんなにアップで写してもらって新鮮でした」
七之助「姫の写真を見ていたんですが、歯並びが悪いんです。昔、矯正したのに……」

▼気に入っている写真
獅童「表紙にも入れて頂いた雨の五郎の写真です」
七之助?「四人並んでいる写真。なかなかないので」

新聞に載っていたコメントでは、獅童「稽古場は家族も入れない。普段見られない場所が写って
いるので、(妻も)喜んでいました」。勘太郎「生のライブ感をすごく引き出してくれて嬉しい。
父は自分が写っているところを気に入ってました」。(→勘三郎さんらしいですね♪)
他は、七之助の色っぽい姿に感動した獅童が、「綺麗だよ」と見つめ合う場面もあったそうです。

握手会ですが、普段は番頭さんたちが座っている受付を利用していました。右から獅童→
勘太郎→七之助と握手していきます。なんだかあっという間でしたが、嬉しかったです!

200601101545000.jpg
↑本当に急遽でした

写真集ですが、とてもお薦めです。普通の歌舞伎写真集と違い、紀信さんが躍動感溢れる写真
をいっぱい撮ってくれています。大概、歌舞伎の写真といえば、見得の決まったポーズや「静」
な感じの舞台写真が多いので、とても新鮮。
個人的には、勘太郎の雨乞狐の写真がお気に入り!



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劇団四季【CATS】**再見!




●7日のCAST●  グリザベラ/早水小夜子、ジェリーロラム=グリドルボーン/秋 夢子、
ジェニエニドッツ/鈴木由佳乃、 ランペルティーザ/真鍋奈津美、ディミータ/眞弓ヴァネッサ、
ボンバルリーナ/南 千繪、 シラバブ/八幡三枝、タントミール/滝沢由佳、ジェミマ/
王 クン、 ヴィクトリア/金井紗智子、 カッサンドラ/増嶋あゆみ、オールドデュトロノミー
/青井緑平、
アスパラガス=グロールタイガー&バストファージョーンズ/村 俊英、
マンカストラップ/趙 宇、ラム・タム・タガー/キムスンラ、ミストフェリーズ/松島勇気、
マンゴジェリー/李 涛、スキンブルシャンクス/ユ チャンミン、コリコパット/萩原隆匡、
ランパスキャット/幸田亮一、カーバケッティ/村瀬美音、ギルバート/千葉ヒカル、
マキャヴィティ/赤瀬賢二、タンブルブルータス/岩崎晋也


やっと二度目の「CATS」を観劇して来ました~。ずっと、もう一度見たいと思って
いたので念願叶って嬉しいです。四季はチケット確保が大変なので、今回は二階席でした
が、それでもどうにも楽しい四季のミュージカル「CATS」。
月に一度くらいは見たいですよ・・・(涙)

先にお断りしておきますが、管理人Aは劇団四季については超ビギナーです。
去年の11月に「CATS」を見て好きになったばかり。四季ではどの役者さんが人気とか、
有名とかまったく知りません。(これから、徐々に勉強します)

【前半】

お掃除猫のジェニエニドッツのタップの場面。好きです。ゴキブリたちを従えて、元気いっぱい
に踊るのが可愛い。前回同様、鈴木由佳乃さんのジェニエニドッツでしたが、この方の声は
個性があって、表現も豊かでいいですね~♪ 「はい!」とかの掛け声もキュートです。
そして、1押しのタガー猫。今回はキムスンラさん。ちょっと品のいい、大人しめな雰囲気
がありました。はっちゃけが足りない感じで淋しい。個人的に、前回見た荒川 務さんの
タガー猫の方が好み。やっぱり、タガーはロックなにゃんこなので激しくて、セクシー
なのがいいな。
グリザベラ!! 今回見た早水小夜子さんのグリザベラ! すごく良かったです。
透き通るような綺麗な歌声♪ 胸に染み入りました。大当たり気分で、嬉しかったな~。
そして、マンゴジェリー&ランペルティーザの泥棒猫のナンバー。この曲&ダンス、かっこよくて
大好きです。

【後半】

劇場猫ガス~グロールタイガーの場面は、華やかで、スリリングで大好きです。
グリドルボーンの秋夢子さんが、綺麗で可愛く、うっとりでした。パンフを見たら素顔も
綺麗です
そして、絵本の世界のようなスキンブルシャンクスの場面。二度目でもワクワク楽しく
見れました。マジック猫・ミストフェリーズの場面も大好き。バレエあり、マジックありで
派手でイイ! 
松島勇気さん(※前回も彼がやっていました)の特技全部お見せしますって感じでしょうか?

そして、感動的なグリザベラ&シラバブのメモリー。純粋無垢な白ネコ・シラバブだから、
グリザベラの痛みを共有できて、彼女の魂の救済へと導くことが出来るんですね。

フィナーレの「猫は犬にあらず」の唄がまだ頭を回っています。二度目のCATSも本当に
楽しかった! 面白かった! 二階席の三列目でしたが、すごく良く見えたし、楽しめたのにも
ビックリ。3150円で、こんなにいいモノが見られるなら、これはちょこちょこCATS
シアターに通うしかありません。
二階席にも猫は何度も来てくれましたよ。フィナーレの握手も二階席前列なら可能です。
あと、上から見るとオープニングで回転席が回るのが見れて面白かった。回り舞台の中に
客席がある感じですよね~。一度はあそこで見てみたいな~。

上に書かなかった役者さんでは、ランパスキャットの幸田亮一さんが素敵でした。カッコイイ!

ともあれ、また満喫してしまったので春になる前にもう一度観に行こうと思います。
いろんな席から見てみたい

●前回(2005年11月12日)の感想は→こちら

↓劇団四季「CATS」のCD。今度行ったら、劇場でGETしたいな♪


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稲垣吾郎の金田一耕助・第3弾 『女王蜂』



私は稲垣吾郎ちゃんの金田一耕助、けっこう好きです
私のNO.1金田一は石坂浩二さんですが。次点は、見た目なら吾郎ちゃん。
ちなみに、横溝先生は石坂さんではイイ男すぎるからという理由で、古谷一行の金田一が
いちばんお気に入りだったそうです。(古谷一行の金田一シリーズは、良きTV時代という
感じで、思いの外、お金がかかっていて豪華でお薦めです。)

しかし、明智小五郎を演じた役者が、金田一もやるなんて不思議な気はしますね~。この際、
神津恭介も吾郎ちゃんにやって頂いて、史上初「一人で日本三大名探偵」を演じた男となって
もらうのもいいな~と思う今日この頃(笑)。

さて、「女王蜂」ですが、「犬神家の一族」「八つ墓村」と比べるとかなりガッカリでした。
栗山千明の智子は、イメージじゃないよ~(涙)。綺麗で怖い感じを出したかったのかもしれ
ませんが、大道寺家のお嬢さんって感じではないのです。ホラー邦画みたいで・・・。
多門のミッチー(及川光博)は、意外性あって面白いキャスティングでしたが、やっぱり
違和感。他もあんまりしっくりこないキャストで、そのせいか前2作に比べて軽い仕上がりに
なってしまった気がします。
横溝作品の封建社会が色濃く残る、日本の田舎(景色は最高に美しい)で起こる殺人事件
だからこその重みがまるでないし、小説『女王蜂』の不気味さも薄まっちゃって・・・ガックシ。

これは、私がどうしても市川崑監督の『女王蜂』と比較してしまうからなのでしょうが・・・。
やっぱり、高峰三枝子・岸恵子・司葉子と、銀幕のスタア女優を揃え、仲代達矢が不気味な
怖さを発揮していた『女王蜂』にかなうわけがないのです。
でも、前作『八つ墓村』は、過去作品よりも好きだったんです。だから、期待していたのに~。
(↓私が好きな市川崑監督の「女王蜂」)


まあ、次は是非、私の好きな『獄門島』『悪魔の手毬唄』あたりをやって頂いて、リベンジ
して欲しいです。いちばんの問題は、今の日本にいい女優がいないってことなんですが・・・。

余談ですが、吾郎ちゃんの金田一シリーズに出てくる横溝先生は、小日向文世さんです。
ちっとも似ていないのですが、出てくると和んでいいですね。
ホンモノの横溝先生が出ているのは、市川崑監督の『病院坂の首縊りの家』。横溝ファンの
私は、見るたびに涙ぐんでしまいます。映画も面白いので、是非見てない方はレンタルなど
でどーぞ♪

【追伸】管理人Aは、日本の三大探偵が大好きです。明智・金田一・神津。金田一はこの中
でいちばん優しく、孤独な探偵で愛おしいです。

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三谷幸喜の新春ドラマ◆古畑+新選組!!◆


フジテレビ系で3日から3夜連続で放送されたドラマスペシャル「古畑任三郎ファイナル」
の最終夜、女優の松嶋菜々子(32)が犯人を演じた「ラスト・ダンス」の平均視聴率が
29.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と高い数字だったことが6日分かった。
同ドラマシリーズの歴代視聴率のトップ3だった。
4日放送のメジャーリーガー、イチロー(32)が犯人を演じた第2夜「フェアな殺人者」は、
同27.0%で、最終話はこれを上回り、古畑人気は予想を上回るものとなった。
(夕刊フジ)

年明け早々、三谷さん絶好調ですね! 
私は3日の日は歌舞伎座だった上に、DVDにW録機能がないため、第一夜はまだ見ていない
のですが、最後の古畑、楽しませて頂きました。
個人的には、イチロー選手の「第二夜」が好きです。お兄さん大好きな野球選手。
これと好対照に感じたのは、「第三夜」の松嶋菜々子さん主演の「ラスト・ダンス」。
同じキョウダイでも、こちらは憎しみの方に動いてしまった可哀相な犯人でしたよね。
推理劇としては、古畑って、わりと最初の方からトリックも犯人もわかってしまうのが難点
ですが、それでも楽しめるのは推理劇というよりも人間ドラマに重点が置かれているからかも。
とくに「ラスト・ダンス」は、姉妹の入れ替わりが、簡単に視聴者にバレてしまうので、ドキドキ
感は薄かったのですが、同じ顔を持つ姉妹で、片方は華やかで人気があって、それが悔しくて
たまらないという「嫉妬」の感情は、なんとなくわからないでもないので、紅葉さん可哀相
だな~なんて思いながら見ていました。あと、古畑さん素敵でしたね♪



「新選組!!」は、本編を全話欠かさずずっと見てきた私には、年始そうそうのお年玉でした。
土方登場時の「待たせたな!」は、ほんとうに待ってました~って感じで、嬉しかったです。
内容は客観的に見るとツッコミたくなる箇所がいくつもあるのですが、本編と併せて見ると
こうあるべきっていうカタチの、素晴らしい作品だったと思います。
CXの古畑と比べちゃうと、予算がなさそうなのが、少しションボリでしたが・・・。

榎本役の愛之助さん。かっこよかった。でも、ちょっと演技がくどくて笑ってしまうところも。
熱いです。大河だからいいのですけれど。
大鳥役の吹越さんも、憎たらしい感じがらしくて面白かった。土方に「お前、自分で入れた
ろ、自分に。かっこ悪かったぞ」って突っ込まれるところは、HRの級長選挙を思い出して
しまいました。笑った。
試衛館メンバーの回想シーンは、嬉しい三谷さんからのプレゼント。相変わらず台詞がない
ところでも、細かい芝居をやっている勘太郎の平助に、ときめきました
そして、土方の山本耕史くん。熱かったですね~。とくに、永井様に「俺がなんのために
今まで生き続けてきたと思ったんですか」と、地下の近藤勇への想いを語る場面と、榎本との
長いディスカッション劇。良かったです!

このドラマの前半の土方は、死に場所を求めて北へやって来た感じで、三谷大河の近藤…土方
ラインの強い絆を踏まえれば当然の流れなんですが、私の土方像は最後まで生き抜こうとして
いたイメージなので、ちょっと嫌でした。でも、榎本とのディスカッションの後、「今度は
榎本の夢に賭ける」と生きることに前向きになってくれたので、嬉しかったです。
良かったです。この流れ。生きたいと思っていたのに、敵に撃たれて死んでしまうっていう方
が最期が切ないですし。「榎本さん、すまない」って倒れていく。死にたがりのままだったら、
よかったね~、これでかっちゃんの所へ行けるよって終わりで、切なさ半減だったと思うので、
本当に気持ちが切り替わっていて良かったと思う。
最期の言葉は「かっちゃん……」でしたが、死にゆく土方が笑顔なのも良かったです。
土方の今際の際に浮かんだ幻影は、己の人生を賭けた近藤勇の姿。迎えに来てくれた感じで
したよね。あの世でまた「でっかいことしようぜ!」って二人で楽しくやっていくに違いない。

本編終了から1年。また三谷さんの「新選組!」が見られて、幸せなお正月でした。
ぜひ、「新選組!!!」もやって欲しいです。今度はオダギリさんの斎藤一主演でいかがですか?

三谷さんの新選組は、やっぱり三谷さんらしく悪いヤツがいない話で、芹沢鴨を始め、続編の
大鳥・榎本まで愛すべき人物になっていたのが、他の新選組作品と大きく違う点ですよね。

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↑勇さんの稽古着。

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小劇場への誘い/劇団~ここかしこの風~



昔、一緒に学んでいたお友達が脚本を担当するお芝居が、近日上演されます。
場所は、中野MOMO(東京)。
彼の脚本は密かに大好きだったので、今どんなものを書いているのか、ひじょうに楽しみです。
私も公演期間中に足を運ぶつもり

チラシを頂いたのですが、内容は記載されていないのでタイトル「ラララ らびっと♪」
から、いろいろ空想を膨らませて劇場に足を運びます。
昔書いていた脚本のリメイクなのかな~と想像してみたり。

以下が詳細です。お近くの方は是非

10059.jpg


ここかしこの風 其ノ弐「ラララ♪らびっと」

脚本・三芳和幸                
演出・湯澤公敏              
                     
照明・高沢文明(A・S・G)       
音響・今西 工(That's On)        
美術・横尾友広               
舞監・辻 嘉信               
制作・根本ハイジ              
                     
出演・阿部周平  前田直輝
   小川尚徳  水端 兄
   影山憲男  渡邉真二
   小暮典保  甲斐はるな
   三谷健秀
   渡邉貴也
   上田由布子
   水谷理砂
   ほりすみこ


@中野・劇場MOMO

2006年1月11日(水)~15日(日)

○開演時間○
平日・19時30分
土曜・14時00分/19時30分
日曜・12時00分/16時00分
★12日(木)のみ、14時00分も有り。

全席指定 前売・3000円
     当日・3500円
     ★12日(木)14時の回のみ、前売・2500円

○予約・問い合わせ○
  kokokashikonokaze@yahoo.co.jp

○ここかしこの風ブログ○
http://blog.goo.ne.jp/horisumi_2005

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勘太郎丈の勘平~新春浅草歌舞伎・第二部~



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新春浅草歌舞伎・第二部を観て来ました。
浅草は年始ということもあり、すごい人出。お天気の悪かった2日よりも、混雑しており
ました。まだ冬休みですしね♪ 私も開演前に再度、浅草寺にお参り。本日は水晶の御守り
を買いました! 手首に付けるブレスレットタイプです。
そして、舟和で観劇のお供に、あんみつを購入。ついでに、浅草ROXのセールも見てきま
した。なにも買いませんでしたが(笑)

【お年玉】

本日第二部のお年玉は、市川男女蔵丈。去年より痩せたかしら? 黒の紋服姿が素敵でした。
左團次さんの御子息なだけはあって、ユニークなご挨拶。「ハッスル、ハッスル」コールを
会場のお客さんとしたり、「先日のお年玉で、市川亀治郎の名前を中村亀治郎と言ってしまい
ました。仲良しなのにごめんなさい」と頭を下げたり、面白かったです。
実は、2日は忠臣蔵のシリアスな芝居中、携帯の着メロが鳴り響くというありえない事態が
起きたのですが、そういうことも多々ある浅草歌舞伎。携帯の電源は切りましょうと、挨拶
に入れてくれてたのが嬉しかった。浅草歌舞伎は若いお嬢さんも多いので、携帯の切り忘れが
よくあるんですよね。楽しい芝居ならまだしも、切腹が近い勘平の見せ場などで、チャララ~♪
とやられると、流石にムカつく。毎度、これは挨拶に盛り込んで欲しいなぁ……。

【仮名手本忠臣蔵/五・六段目】

夢にまで見た勘太郎の勘平。良かった! すごく良かった! 
浅葱幕がぱっと落ちると、傘を深くかぶった勘平(勘太郎)が座っています。そして、傘を
取ると・・・。あああ、勘平。待ってましたァ!って感じで、頭から大興奮♪
どんどん勘三郎パパに似てきました。本当に似てる。声まで時々そっくりです。隣のオバ様
もそんな話をしていましたよ。(似てると言うと、本人は嫌がりそうですがね……)
五段目は、二つ玉の場が見どころ。花道から走り出て来て、火縄銃で定九郎(※勘平は猪だと
思っている)を撃ちます。そして、火縄の火をたよりに獲物に近付いていくのですが、途中
で火が消えてしまい、真っ暗闇に。ここのだんまりのような細かい芝居も良いです。木の枝に
つっかかったり、麻縄で獲物を縛り上げたり。細かい所作と見得を堪能できる。
勘太郎丈は、本当に丁寧にしっかり、やっていました。教わったことを真面目に正しくやる
のが彼の長所だと思うなぁ……(涙) たぶん、お父さんや、十七代目さんのビデオも死ぬほど
見たと思う。それが伝わってきましたよ!

獅童の定九郎は、イマひとつ。見た目が立派なだけに勿体ない感じ。こんなに美味しい役
なのに。腹に『悪』がないよーな。しかし、定九郎の破れた蛇の目傘を背負っての見得と、
血を吐いて、足に滴る演出はカッコイイ。今日監察したら、足を水で濡らしてあるんですね。
血が綺麗に流れるように・・・。歌舞伎のこういう工夫は凄いなぁと思います。

六段目。てんつくの下座音楽にのって、おかる(七之助)が籠に揺られて売られそうに
なるところへタイミングよく現れる勘平。ここの「猟師の女房が籠もあるめぇ」と笑う勘平
が、すごく好きなんですよね。まだ自分が舅を殺したと思い込む前の笑み。
そして、事態が飲み込めないまま、濡れた着物から水浅葱色の紋服に着替える場面。
甲斐甲斐しく手伝うおかるも可愛いですし、紋を見て一礼する勘平の「お金も用意できたし、
これで武士に戻って敵討ちが出来るぞ」という束の間の喜びも、後の筋を知っているだけに
切なくていいです。あの紋服が水浅葱色なのは、後半の切腹をふまえての色なのかしら?
歌舞伎は舞台の配色や、色の意味合い等もきちんと考えてあるのが奥深くて、素敵ですよね。

そして、一文字屋のお才たちとおかるが去って行き、舅の死体が運び込まれてからの怒涛の
悲劇的展開。仮名手本忠臣蔵はほんとうに面白いです。
「色に耽ったばっかりに……」の見せ場ですが、素晴らしかったです。七之助も凄かった
けど、勘太郎の方が少々余裕がある感じで。
いちばんの違いは声だと思う。台詞が上手いなぁと思いました。しかし、パパに似ている。
頬をぺしっと叩いて血糊をつけるところや、台詞の間とか、すごく似てるんです。
パパが若返ったみたいで、勘三郎丈FAN(→いちばん好きなのはパパなんです)の私は、
かなりドキドキしました。最期の手を組んで、祈りながら果てていくところとか、パパに
そっくり。素顔はそんなに似ていないのに、塗ると最近似てきましたよね。

ともあれ、勘太郎の勘平は予想を上回る出来で、大満足でした。
どんどん成長していくご長男。末頼もしいです。七之助のおかるも可愛くて良かったですよ。
ただ細すぎて色っぽくないかな?
でも、女形は七之助の方が見た目がしっくりくるので、第一部・第二部を見比べてみて、
勘平を勘太郎、おかるを七之助でやる方が、歌舞伎通の言うところのニンだなぁと思いました。
定九郎は亀鶴の方が似合っていました。

【蜘蛛糸梓弦(くものいとあずさのゆみはり)】

面白かった!
澤瀉屋さんらしい派手で豪華、そして楽しい舞踊劇。新春からこんなに楽しませて頂いて
亀治郎さんには感謝、感謝。そして、工夫いっぱいの大道具を作った裏方さんたちにも拍手。

この舞踊劇は、蜘蛛の精がいろいろなものに変化して現れるという設定です。
亀治郎の六変化!
まずは、男童。紫地の着物に、緑の帯をしめた愛らしい童子の姿で、凧上げや馬貝の遊びを
取り入れた楽しい踊りを見せてくれます。見た目は童女なんですが、きまりの足捌きは男の子
っていうのが可愛くて良かったです。あと、袖の先に鈴を下げているので、踊るとリンリン
と鳴るのが可愛かった。
坂田金時(七之助)、貞光(獅童)が、この蜘蛛の精の侵入を見張っているのですが、この
二人と男童での連舞も華やかで素敵でした。
続いて薬売り、番頭新造、座頭と姿を変えては現れる蜘蛛の精。そのたび、金時たちは取り
逃してしまうのですが、逃げて行く際に、亀治郎が手にしている蜘蛛の糸をパアァと散らす
のがかっこよく、派手で楽しかったです。
そして、所が変わって源頼光(勘太郎)の寝所。傾城に化けた蜘蛛の精が、頼光をたぶらか
そうとしています。しかし、本性に気付いた頼光は、傾城を家宝の刀で切りつけ、蜘蛛の精
は本性を出したまま逃げて行く。

ここで、今日はちょっとトラブル。蜘蛛の巣を描いた黒い幕が半分落ちずに、舞台転換が
手間取りました。慌てて定式幕を引いて、直していました。

クライマックスは、派手な立ち回りです。隈取の蜘蛛の精+蜘蛛四天 VS 頼光・金時・貞光。
衣装のぶっ返りもあり、ほんとうに派手でしたよ。蜘蛛の精、金ぴかです!
最後は百回り→仏倒しという難易度の高い技?を披露して、絵面の見得で決まります。
これでもかってくらい蜘蛛の精の背後から後見さんが蜘蛛の糸を撒き散らし、天井からも滝
のように糸が落ちてきて、おおお、って驚嘆してしまう幕切れでした。
本当に面白かった。

六変化を踊り分ける亀治郎さんは絶品でございます。なにより本人が楽しそうで最高!!
あと、神出鬼没な蜘蛛の精の演出のため、常磐津連中の台の下や、下座音楽の小部屋?など
が登場口になっているのも面白かった。創意工夫! 進化する舞台ですよ!
浅草歌舞伎は、若手の気概溢れる舞台なので、見ていて気持ちが明るくなります。
将来も楽しみです。

(余談→)七之助の赤面の役は初めて見たような気がします。金時=金太郎。可愛かった。
(余談2→)上手に常磐津連中、館の中に長唄囃子連中、連中が2つも舞台上にあるのが
すごい豪華でビックリしました。途中、立ち三味線の大薩摩も入るし、演奏も超ゴージャス
で聞き応えがありました。贅沢でした。

……本日の歌舞伎感想はここまで。なんだか、興奮気味で文章が纏まっていませんね。
スミマセン。

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『伽羅先代萩』~坂田藤十郎襲名~②

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昨日に引き続き、歌舞伎座夜の部の感想です。本日は『伽羅先代萩』のみですが……。

【伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)~御殿・床下~】

私は今まで「先代萩」は退屈でつまらない芝居だと思っていました。名作だとは知っていても、
どうしても政岡のママ(ごはん)支度の辺りがダラダラ長く感じてしまい、ビデオだったら
早送りしたくなるような感じで。しかし、上手い人というか芸で魅せることができる人がやる
と見ごたえのある名場面なんですね。は~、もっと良席で観たかった。
双眼鏡を握り締めて、ずっと新・藤十郎さんの政岡を観ていたので、腕が疲れました。
政岡のママ支度のところは、派手な動きや、台詞があるわけではないので、表情や細やかな
所作を観てこその場面だから、ほんとうに疲れましたよ・・・。

さて、内容&感想ですが、先代萩~御殿・床下~は「伊達騒動」モノ。足利家の当主の座に
付いたまだ幼い鶴千代の命を狙う、(鼠の化身で妖術使いの)仁木弾正らから、必死に守る
乳人・政岡が主役のお話です。政岡の実の子である千松も、鶴千代のご学友兼毒見役として
出てくるのですが、この子供二人と政岡の「ママ支度」のくだりが御殿の場・前半となります。

沖の井が用意した膳には毒が入っているかもしれないと、鶴千代に食べさせなかった政岡は、
お腹が空いている鶴千代と、わが子のために自らゴハンを作る。茶のたしなみを見せながらの、
高貴な人の飯炊きなので、のんびり優雅でございます。
命を狙われているという状況下なので、子供達は1日1食。お腹はぺこぺこ。ゴハンが出来る
のが待ち遠しくてならないといったところ。
飯が炊けるまでの間、政岡は二人の子をあやすのですが、このやりとりが可愛らしく、また
いじらしかったり、切なかったりで良いのです。
母に誉められたくて「お腹がすいてもひもじくない」と言う千松。
それに対抗意識を燃やして「大名という者は、ママ食べなくても座っているものだ。俺は強い」
と言う鶴千代。二人の子供は本当にいじらしくて、可愛い。
ちなみに、千松は初舞台の虎之介。鶴千代は天才子役と謳われて、中村屋の部屋子となった
中村鶴松がやっていましたが、一生懸命しっかりやっていて微笑ましかったです。

御殿の場・後半は、栄御前(秀太郎)のお入りから。鶴千代暗殺を企んでいる弾正一派の
栄御前は、お見舞いにお菓子を持ってきたと、毒入りのお菓子を持って、八汐(梅玉)たち
とやって来るわけです。大ピンチ! 美味しそうなお菓子に手を伸ばそうとする鶴千代に
ハラハラする政岡。そのピンチを救うのは千松で、奥から走り出てきてお菓子を食べ、毒入り
だと示す。そして、八汐の見せ場。毒で苦しみ始めた千松を機転をきかして、刺し殺すの
ですが、「可哀相に、痛いかいのぉ」「これでもか、これでもか」と政岡の前でなぶり殺し。
しかし、ここで動揺してはいけない政岡は、泣きもせず、動じもせず、黙ってその様子を見て
いる。お陰で、栄御前から陰謀を企む人の名が連なっている巻物をもらえるわけですが、
わが子を目の前でなぶり殺され、平気な母親などいるわけがないのです・・・。

後半は、栄御前の秀太郎さんが良かったです。見た目は秀太郎さんなので悪そうに見えないの
ですが、腹の底になにか持ってそうな雰囲気がすごく出ていて、意地悪そうというか、なんと
いうか。あと、八汐の梅玉さんも激しさがない分、不気味な感じで面白かったです。
幼い子供の喉に短刀を刺して「これでもか」ってやるような女なのに、静かなんですよね。
それが、妙に怖い。
政岡の藤十郎さんの見せ場は、栄御前たちが去ってから。死んだわが子を抱きしめて、
「雀の唄に出てくる千松は帰ってくるかもしれないけれど、お前は二度と帰ってこない。百年
待っても、千年待ってもなんのたよりがあるわいのぉ・・・。可愛や、可愛や」と泣き崩れる
ところだと思うのですが、泣けます。泣いた。

床下の場は、舞台装置も面白いです。御殿がせり上がって、床下になる。金閣寺などでも
見られる大道具のせり上げです。床下には荒獅子男之助(吉右衛門)が荒事姿で潜んでいて、
弾正の使いの鼠を足で踏みつけて、巻物を取り返そうとしています。
しかし、鼠は逃げてしまう。それと同時に花道すっぽんから、弾正(幸四郎)が登場。
せっかく政岡が子供の命と引き換えに手に入れた巻物は、ふたたび敵の手に渡る。
床下の場は短いですが、歌舞伎らしくて面白い。
今回はスポットライトのかわりに、蝋燭の灯で弾正を照らし出していたので、妖術使いだと
いう弾正の妖しさが際立って良かったです! 

「先代萩」、夜の部いちばんの見物ですよ! ほんとうに感動したし、面白かった。

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坂田藤十郎襲名~歌舞伎座~①



 坂田藤十郎襲名披露

1月3日。新春ムードの中、歌舞伎座*夜の部を観劇してまいりました。

【玩辞楼十二曲の内 ~藤十郎の恋(とうじゅうろうのこい)~】

一幕目は、扇雀さんが坂田藤十郎役をつとめる『藤十郎の恋』。
茶屋宗清で宴席をもうけている藤十郎の一座。色子の踊りなどもあり、当時の人気役者の
華やかな宴の様子(弥生狂言への顔つなぎ)が垣間見られる幕開けです。そんな中、藤十郎は
のちに近松の代表作となる「おさん・茂兵衛」の役が掴めず、物憂く悩んでいます。
そして、場は宗清の離座敷に移り、宴を抜け出した藤十郎は、そこでひとり役作りに取り組む
のですが、うまくいかない。
「おさん・茂兵衛」は、十一月歌舞伎座で時蔵&梅玉の顔合わせでやったばかりの演目。
不義密通をしてしまった二人の悲劇物です。藤十郎は不義密通……所謂、不倫の経験がない
ため、どうもその役の気持ちや、解釈がわからないのです。それで、離れに現れた茶屋の女房・
お梶(時蔵)に、嘘半分の恋を仕掛けて、その反応を見て役を掴もうとする。
二人は幼馴染みともいえる長い付き合いなのですが、一度だけ14、5歳の頃、祇園祭で連舞
を踊ったことがあり、藤十郎はそんな昔話をしながら、お梶を口説いていきます……。
しかし、お梶は貞淑で有名な女房。そう簡単にはなびきません。

「舞台の上での恋では、日本無双の藤十郎。あなたにかかっては、たわいものう振られ申したわ」

・・・でも、いくら貞淑な女といっても当時の大スタアで色男の藤十郎にここまで言われたら
揺らいでしまうのは当たり前。今で言えば、木村拓哉に「罪なのは承知だけど、愛してます」と
口説かれているようなもの。お梶は、自ら行灯の火を消して、藤十郎に身を委ねる覚悟を決め
ます。が、藤十郎は土壇場で逃げ出してしまう。(→ありえない。本当だったら手も出しそうな
気がしますよ・笑) お梶は、障子に縋り附いて泣き崩れる。お梶の泣き声に交じるように啼く
千鳥の声が切なさを増させる第二場の幕切れです。

それから7日ほど経った、元禄11年弥生興行「おさん・茂兵衛」。場面はその都万太夫座・
楽屋裏に移ります。芝居は大当たり。次から次にご贔屓などが挨拶に来て賑やかです。
そこで舞台が終わった役者連中が、今回の芝居が当たった裏に、どうやら藤十郎の不倫ごっこ
のようなものがあったらしいと噂話を始める。タイミング悪く、そこにお梶がやって来てしまい、
その噂の相手こそは自分だと知ってしまいます。そして、藤十郎にも鉢合わせてしまったお梶
は、いたたまれずに楽屋の片隅で自害してしまう。きっと、お梶は仕掛けられた贋物の恋に、
本気になってしまったんでしょう。切ない話です。

この話は、藤十郎の役者魂のようなものを描いた話なので、藤十郎はお梶が自害しても、役者
は舞台が命と、次の幕が開く拍子木の音に呼ばれたように舞台へと去っていく。
「藤十郎の芸の人気が、女子一人の命などで傷つけられてよいものか」
去り際に、膝をぽんっと叩いてのこの台詞。かっこよかったです!……そして、幕。

扇雀さんの藤十郎。すごく良かったですよ。最近は中村屋関連の舞台で、面白い役が多かった
ように思うので、久しぶりに真面目な扇雀さんを観たような気分。
これは、私の個人的な意見なのですが、扇雀さんはしばらく中村屋さんには付き合わず、
藤十郎パパの傍にいて上方歌舞伎を中心に力を入れていって欲しいな~。
だって、231年ぶりに坂田藤十郎の大名跡が復活しましたが、藤十郎というお名前で上方
歌舞伎に心血そそいで頑張れる期間は何十年と長いわけではありません。
私は当代の藤十郎さんが大好きです。そのあとを継いでいくのは、翫雀・扇雀兄弟以外に
いないのが現状なので、ぜひとも近くで研鑽を積まれて欲しいと願わずにいられないのです。
まあ、私が心配せずとも大丈夫でしょうが・・・。

お梶の時蔵さんは綺麗で、ウットリでした。細やかですよねー、時蔵さんの芝居って。好き。
「藤十郎の恋」、面白かったです。夢中で観てしまいました。

【坂田藤十郎襲名披露 口上】

かたしゃぎりの下座音楽とともに、祝幕が開くと口上だ~と気分が高揚します。
京都南座に引き続き、金ピカな舞台美術にまず圧倒されました! ド派手。
そして、幹部俳優の面々。藤十郎を中心に、雀右衛門、梅玉、魁春、歌六、歌昇、時蔵、東蔵、
我當、幸四郎、吉右衛門、秀太郎、段四郎、福助、壱太郎、扇雀、翫雀、虎之介。
やっぱり、襲名披露の口上は豪華でいいですね。口上の内容は、先日放映された南座の口上と
あまり変わらなかったように思います。左團次や菊五郎とかがいないと、面白トークはない
ので、真面目な感じの口上になっておりました。(※虎之介君の初舞台のご挨拶もありました)
藤十郎襲名、おめでとうございます!

【伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)~御殿・床下~】

待ってました! 藤十郎さんの政岡。
これについては、すごく感動したので、明日また感想をUPします。

【島の千歳(しまのせんざい)/関三奴(せきさんやっこ)】

踊り二本立て。まずは、福助さんの「島の千歳」。小鼓一丁の出打ちで始まるのですが、この
鼓がカッコイイ! 素敵。背景は海。そして、高島田に金の烏帽子、枯茶色?の長絹を纏った
福助さんの登場です。綺麗でした~。
「島の千歳」は、新年にピッタリの御祝儀曲。踊りはよくわからないのですが、観ているだけで
おめでたい気分になる踊りでした。途中、烏帽子と長絹を脱いで、娘姿(赤い着物に、金刺繍の
鶴が舞っている黒い帯)になって、水の気持ち、人の気持ちを踊るのですが、ほんとうに綺麗で
可愛らしくて、昨日に引き続き良い新年だな~と福助さんを観ながら感激しておりました(涙)
「新年あけましておめでとうございます」という歌舞伎座からのご挨拶ですね ♪

続いて、橋之助&染五郎コンビの「関三奴」。大名行列の先頭で先ばらいをする奴さん二人の
これまた華やかで楽しい、新年ムードのある踊り。
黒い毛と、白い毛のついた毛槍を使って、息の合った踊りを見せてくれました。
赤面で勇ましい感じがする奴を橋之助さん、それと対照的な白塗りで優しい感じのする奴を
染五郎さんがやっていましたが、イメージに合っていて良かったですよ 私的見所は、
松づくしのところの手踊り♪ 「どうなっても、俺たちは一蓮托生。相棒だぜ!」って感じの
仲良さもイイ! 最後は、引っ張り絵面の見得で決まります。
最後が楽しい踊りだったので、気分良く劇場を後に出来ました。打ち出し太鼓も楽しく聞こえて、
ほんとうにいい気分。やっぱり、新年は歌舞伎座ですね♪

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↑玄関にあった巨大な鏡餅。新年ですねー

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新春浅草歌舞伎*鏡開き+第一部レポ*



 新春浅草歌舞伎 初日+鏡開き

本日は浅草歌舞伎の初日。恒例の鏡開きも行われました。
(午前9時半~、浅草公会堂の玄関口にて。)
まずは関係者、出演役者の年始ご挨拶。その後、樽酒をみんなで割って、お客様に振舞って
くれます。私はちょっと早めに会場に行き、振る舞い酒の列に並んでいたので、役者さんたち
にお酒を入れてもらえました 
お目当ては勘太郎丈だったので、「勘太郎さん、お願いします」といちばん最初は勘太郎くん
に・・・。その後は、七之助くん、亀鶴くん、門之助さんとお酒を注ぎ足して頂き、新年早々
幸せな一杯を頂きました。まさに祝い酒です。おめでたい!
私の順番くらいには、獅童くんが退場された後で、少し淋しかったですが・・・。
人出は300人程度だったでしょうか?

ご挨拶はよく覚えていないのですが(笑)、司会の方が勘太郎くんのことを「カンタ丈」と
名前を間違えたのが面白かったです。

鏡開きの様子は→こちら(クリックして下さい)

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↑頂いた祝い酒の升。

●第一部の感想●

【お年玉】

初日第一部の「お年玉(日替わりご挨拶)」は、勘太郎丈でした。
定式幕が捲くられると、黒の紋服を着た勘太郎が登場。深々と頭を下げたあと、年始のご挨拶
をしてくれました。浅草歌舞伎は歌舞伎ビギナーの方もたくさん観に来る歌舞伎なので、この
お年玉で、演目解説もやってくれます。有り難いですよね。

【歌舞伎十八番の内「鳴神」】

鳴神上人を獅童。雲の絶間姫を亀治郎。新年らしい楽しい狂言です。
朝廷を恨んでいる鳴神は、竜神を滝壺に閉じ込め、雨を降らせないようにしています。
旱魃に苦しむ人々のため、朝廷は才色兼備な雲の絶間姫を鳴神のもとへ送り込むのですが、
なんと姫は色仕掛けまで使って鳴神を騙し、破壊堕落させ、見事に注連縄(竜神を閉じ込める
ための結界)を切って雨を降らせる。
それを知った鳴神は怒り、雷となって姫を追いかけていく……というシンプルなお話。
「高僧が美女の色香に迷い、堕落してしまう」というのを描いているのですが、姫が色仕掛け
っていうのはどうよ? というのが私の疑問。

雲の絶間姫の亀治郎は、綺麗でお上手で良かったです。亀治郎がうまく獅童をリードというか
フォローしている感じがしました。浅草歌舞伎をしっかり支える男・亀治郎! 頼もしい存在。
鳴神の獅童も今回はすごく頑張っていて良かったです! 去年の初日は台詞が入っていなくて
ボロボロだったので、今年も映画などで忙しかったし大丈夫なのか?と心配していたのですが
杞憂に終わりました。近年ではいちばんの出来かも! 鳴神は衣装のぶっ返りもあれば、派手
な見得もたくさんあるお役なのですが、決まってました。カッコイイ! 最後の飛び六方での
引っ込みもバッチリでした。詳しい感想は中日あたりにもう一度観に行くのでその時に・・・。

【仮名手本忠臣蔵/五・六段目】

大感動。びっくり。七之助よく頑張った!!

勘太郎がおかる。勘平が七之助という時期尚早ではないかと思われる大役。二人とも体当たり
というか、大熱演で良い舞台を作り上げていました。
忠臣蔵の五・六段目のお話は有名なので紹介しませんが、いちばんの見所は勘平の切腹の場。
ここをどうやり切るのかとドキドキしながら観ていましたが、凄かった! お腹に刀を突き
刺して、「色に…、色にふけったばっかりに……」で、自分の頬を自嘲気味に笑いながら叩く
と、そこに血糊がベッタリとつく。やや間があって、「大事の場所にも居り合わさず……」と続く
のですが、お父さんにみっちり教えてもらったのでしょうか、勘三郎さんの勘平の芝居が頭に
浮かぶくらい教えられたとおりにやっている感じで、継承されている!と鳥肌が立つくらい感動
してしまいました。教えられたとおりにやるのでは駄目だという見方もあるでしょうか、初役、
しかも大役の勘平です。教えられたとおりに出来れば立派ですよ! 
涙を流しながら、大汗をかいての大熱演。あれには皆、心打たれたと思います。
五段目の暗闇の中で、50両を奪うまでのくだりの細かい芝居も丁寧で良かったですし、
六段目に入ってから、舅殺しをしてしまったと思い込み狼狽していくくだりもとても良かった。
なんだか、まだ感動していてうまく感想が綴れませんが、七之助の芝居が勘平で一皮剥けた
というか、急成長した気がします。今まで彼の舞台はたくさん観ましたがいちばん良かった!
一緒に観に行った友人も、「こんなに出来るんだね~」と感心していましたよ。
七之助は最近ずっと女形の役が続いていて、見た目も綺麗ですし、女形がいいと思っていた
のですが、やっぱり本人が好きなのか立役の方が向いていると思い直しました。性質というか
性格的には元々立役向きだったので、それが私の中で確信に変わった感じです。
・・・まあ、中村屋ですから両方やっていくのでしょうけれど、今後が楽しみになりましたよ。
いや~、本当に良かったです(涙)

勘太郎のおかるは、可愛らしい感じ。いじらしく愛する勘平のために遊郭に身を売って、
敵討ちに必要なお金を用立てる。「健気でいじらしい女」をやらせると上手い勘太郎なので
こちらもすごく良かったです。(でも、私は勘太郎の勘平にものすごーく期待しているので、
後日観る第二部がひじょうに楽しみです。待ちきれない!)

定九郎の亀鶴も、色っぽくって良かったです。 定九郎は儲け役というか美味しいですよね?
稲架け藁の中からニュっと現れ、人を殺しているのにまったく悪びれず、着物の水気を絞った
りして・・・、まさに悪の華。白塗りに黒い着物の裾をはしょってのスタイルもカッコイイです。
台詞はたった一言「50両・・・」と呟くだけだし、出てきたと思ったら猪に間違えられて、
勘平に撃ち殺されちゃうという端役なのに、すごく美味しい。
最期の口から吐いた血が太腿に滴り落ちるところも、なんともいえない歌舞伎の美学を感じ
ます。亀鶴くん、美味しかったよ!!(→誉め言葉)
千崎弥五郎の亀治郎も端役ですが上手くて、舞台をキリリと引き締めていました。

浅草歌舞伎の「五・六段目」。予想外の上出来で(→失礼)、新年早々嬉しい観劇となりました。
実は今年、5回も浅草歌舞伎を観に行きます。中村屋のご兄弟の「五・六段目」に、それだけ
期待というか、興味がありました。今日観てみて、5回分も買ったのは間違いではなかったと
思っています。
本日は、勘三郎パパも観劇に来ておりました。息子たちの成長した姿に、感激したと思います。
駄目出しは山ほどすると思いますが、内心絶対喜んでいると思いますよ。
「仮名手本忠臣蔵の勘平」は、中村屋さんにとって大事な役の一つですから・・・。

今日はほんとうに感動しました。祝い酒も飲めたし、最高の正月です。

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あけましておめでとうございます。




謹賀新年 2006
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友達と紅白を見ながらの新年を迎えました。初詣は、築地にある波除神社へ参詣。
そんな新年です。

紅白。グループ魂が面白すぎましたね! 阿部サダヲさんも、三宅さんも大好きなんで、
良い年越しになりました。

ともあれ、今年もよろしくお願い致します。

管理人A

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