たらら~んとしたブログ

歌舞伎・演劇・映画などの感想やら、非日常な日常やら、たらら~んと書いてるブログ。
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桂吉弥のお仕事です・夏 IN 浅草見番

7月29日浅草といえば、隅田川花火大会。
ですが、私が浅草に出向いたのは、桂吉弥さんの落語を聞くため。ある意味、けったいな
ことをしております(笑)  

花火よりも、吉弥さん

というわけで、花火は見ずに落語会に行ってきました。

桂歌々志【米揚げ笊】

最初の落語は歌々志さんの『米揚げ笊』でした。
これはどこかで聞いたことがある噺だな~と思ったら、江戸落語の「笊屋(ざるや)」に当たる
お噺のようです。東西落語、聞き比べというのをいろいろしてみたいのですが、落語は数が
ありすぎて、なかなか被りません。私が江戸落語のCDやDVDを持っていないというのも
難点。いつかまとめ買いしたいのですけどね・・・。
歌々志さんには一卵性双生児の兄弟がいるそうです。そんな自己紹介を交えた枕から入った
「米揚げ笊」ですが、頭に聞くのに丁度いい。さくっといける楽しい話でした。
でも、この話、不勉強な私には【さげ】の意味というか、オチがわからない。
休みの日にでも枝雀さんのDVDを引きずり出して勉強してみます。

桂吉弥【仔 猫】

夏なので、ちょっとホラーテイストな噺を選んだのでしょうか? 納涼落語でございます。
「猫を被る」という言葉がありますが、この噺に出てくるおなべさんという女は、器量は
悪いが陰日向なくよく働き、気配りも出来るイイ女。猫を被っているわけではないのです。
ただ、夜が更けると・・・。
猫は被らないが、猫は齧る(がぶりと喰らう)おなべさん。ちょっと猟奇的なお噺です。
私は吉弥さんのやる「女」が好きです。「皿屋敷」のお菊さんとか、「愛宕山」に出て
くる祇園の芸妓さんたちとか。なんだか愛らしくて。「仔猫」のおなべさんも愛らしかった。
だから、仔猫を食べる悪癖があっても怖いというより、憐れな感じがしました。
そうそう、枕で勘太郎の話題も出ました。
6/25放送のアタック25(クイズ番組)に、吉弥さんは本名で出演したそうなのですが、
その放送を見ていたらしい勘太郎から電話がかかってきたそうです。
膝の怪我で凹んでいるかな~と心配していましたが、テレビを見て吉弥さんに電話したり
する元気はあったのね!と安心しました。よかった、よかった。

~中入り~

桂吉弥【青 菜】

お金持ちの夫婦の洒落た会話が羨ましくて、家に帰って真似てみる植木屋さん。
女房(お咲)に協力してもらうものの・・・。可愛らしい夫婦のお噺です。
こちらの噺でも女房をやる吉弥さんが愛らしい。不思議な愛嬌があるんですよね~。
さて、青菜。以前読んだ枝雀さんの本で、「青菜」とはいったいどの野菜を指すのかという
話があったのですが、たしかに「青菜」と言われてもたくさんあってわかりませんよね。
ほうれん草、小松菜、ミズナ・・・。辞書を引くと「緑色の葉菜」とあり、カブの古名でも
あるらしい。ってことは、カブの葉っぱの部分というのが間違いない感じ?
ちなみに私の良く行く料理店の「青菜炒め」は、青梗菜(チンゲンサイ)です。
話がそれましたが、「青菜」も楽しく聞きました。
途中、隅田川の花火大会の試し打ちが始まって、花火の音を聞きながら、落語を聞くという
面白いことになっておりました。

吉弥さんのブログを拝見したら、帰りに路上から花火見物をしたそうですよ。
私は人混みが苦手なので、さっさと見番近くの某釜飯屋に入ってしまい花火は見ずに終わり
ました。でも、友達と店にあるテレビで花火を見ながら食い倒れってのも、なかなかオツで
ございましたよ。音は外からも大きく響いてきたので、耳だけは臨場感ある花火が楽しめたし。

ともあれ、浅草見番での落語会。と~っても楽しみました。
浅草は大好きなので、見番での落語会はこれからも参加したいです。

●次回吉弥さんの落語会情報●

8月15日 お江戸日本橋亭。『桂吉弥のお仕事です。番外編』です。
詳しくはこちら→http://www.kichiya.net/

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「天守物語」「山吹」★七月大歌舞伎~夜の部~★

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天守物語 帰したくなくなった。もう帰すまいと私は思ふ。

やっと観ました。→「天守物語」。これは凄い。想像以上に凄い。
完成度の高さに震えましたよ。今世紀の決定版ではないでしょうか? 
間違いなく「伝説の舞台」として語り継がれると思います。これは観ておいて良かった。

実は私、玉三郎さんの「天守物語」を舞台で観るのは今回が初めてです。前回、7年前の
歌舞伎座は見逃しましたし、その前(H8年)も鏡花作品ということで興味はありましたが、
宮沢りえが亀姫なのが嫌だな~と思い観るには及ばす。
なので、今年やっと観たわけなんです。これは正解だったんじゃないかと、私は負け惜しみ
じゃなくて思っています。
玉三郎さんのような常に上を目指し、それに対し努力を惜しまない方の再演は、きっと回を
増すごとに良くなっていく。
また、相手役を勤めた海老蔵も7年前より今の方が格段と芸が上がり、男ぶりも増し、絶対
今回の方が良い。そして、周囲を固める配役も今回は適所適材でまったく申し分ない。

私はたった1度、しかも初見でありますが史上最高の「天守物語」を観たのだと、根拠は
どこにもないのですが、思っています。そして、とても感動しています。

今月の鏡花祭り。こんなに至福の観劇体験ができるなんて、チケット手配中は考えていな
かったので、ほんとうに幸せです。

【天守物語】

とおりゃんせ、とおりゃんせ……。可愛らしく、懐かしい唄はどこか仄暗く、怪しい。
天守物語の冒頭、侍女5人が天守閣から釣り糸を垂れ、秋草を釣っている。そこに水色の
着物に蓑笠をつけた、美しい下げ髪の夫人(冨姫)が夜叉ヶ池から帰ってくる。
鳥肌立つくらいに素晴らしい鏡花ワールドが、いきなり歌舞伎座の舞台にひらける。
これはもう溜息しか出ないです。
亀姫が遊びに来るということで、衣装替えをする冨姫。その打掛の美しさにも溜息。

今回、亀姫を春猿が勤めましたが、これまた予想以上にいい。赤い姫様の衣装がほんとうに
似合っていましたし、生首持参してくるようなあやかしの姫なのに、無邪気で愛らしいと
いう~亀姫らしさ~も出ていました。
「おあねえさま」と冨姫を呼ぶたびにドキドキしました。
冨姫と亀姫のちょっと妖しい仲睦まじさは、天守物語の見所の一つ。この時点で、二人の姫
は、まだ少女なのです。何百年も生きているあやかしでも、恋は知らない少女たち。
この前半があるお陰で、後半、図書之助と出会い運命の恋に落ちた冨姫が、少女から大人の
女に変わっていく・・・その変化がとても生きるように思うので。

そして、後半。鷹を追って天守への梯子をのぼってくる図書之助(海老蔵)の登場。
ひゃあああ、となるほどの美男ぶり。まっすぐな気性を感じる、爽やかな台詞回しもよく、
これは何百年も生きてきた物の怪の姫様でも、恋に落ちてしまうだろうと納得できる良さ。

「帰したくなくなった」

冨姫じゃなくても、誰であっても「帰したくない」男、図書之助でありました。
海神別荘の公子も素敵でしたが、図書之助もやはり嵌った! 私も恋に落ちました(笑)

「天守物語」は冨姫の初恋物語であるのと同じく、図書之助の初恋物語でもある。
おどろおどろしいあやかしの世界を舞台にしていながら、その中味はリリカルな初恋物語。
この一見合わなそうなものが、見事に融合しているのが本当に面白いと思う。
泉鏡花存命中は、舞台化にならなかった「天守物語」ですが、今回観てみて、これは二の足
を踏んでしまう戯曲だろうなぁとも思いました。
生半可に舞台化するなら、活字で読んで空想した方がいい感じ。ですが、今回のように
良い役者を揃え、美意識の高い人が監修して舞台化すれば、こんなに素敵なものになる。
天国からでも、ぜひ、鏡花先生には今月の歌舞伎座を見てもらいたいです。きっと、お喜び
になりますよ。だって、ほんとうに完璧だと思うもの。

書きたいことは山ほどあるのですが、私の拙い文章でいくら書き綴っても、この舞台の素晴
らしさは伝えられません。「海神別荘」も良かったですが、「天守物語」の方がより本物
感があります。これ以上の舞台化はないだろうと思わせる舞台でした。
ぜひ、映像にも残して欲しい。

個人的に、右近の朱の盆が可愛らしくて好きでした。

千歳百歳(ちとせ、ももとせ)に唯一度、たつた一度の戀だのに・・・という、冨姫の台詞
を借りれば、今回の舞台は、「千歳百歳に唯一度、たつた一度の舞台だのに」という感じで、
一度しか見られなかった自分の不運といいますか、判断力の無さに見終わってからずっと
嘆いています。今日が千秋楽。私はその時間、働いておりますよ(涙)

【山吹】

「天守物語」があやかし(魔界)の純粋な恋を描いた話なら、こちらは人間なのに~魔~
といった好対照のお芝居。大人です。深いです。私にはよくわかりません。
段治郎さん演じる島津正が可哀相なりました。ちょっとした災難です。
美人であっても、あんなエキセントリックな夫人(縫子)に勝手に思われた上に、凡人では
理解できない人間関係を見せ付けられて・・・。腐った鯉を喰らう人々とか、見たくはない
ですよねぇ?
人間のつくる「魔」の方が、天守に集うあやかし達より、ずっと怖いなぁと思った一幕。
笑三郎さんと、静御前の人形が綺麗でした。

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SMAPのニューアルバム

25日の夕方、銀座山野楽器で買いました!
なにをって? SMAPちゃんのNEWアルバム「Pop up! Smap」ですよ。
店頭でやっていたキャンペーンに、吸い寄せられるように買ってしまいました。
いや、何もしていなくても買ったのですけれども

アルバムを買うと、抽選箱(ガラガラくじ)が出来ました。
ですが、出たのは赤いかやく玉。ハズレというか、残念賞。まったくSMAPとは関係ない
紫外線チェックミラーを頂きました。いらんがな(笑)

さて、アルバムですが、私は今夏のアルバム大好きです。(→毎年好きには、好きなん
ですがね・・・) ソロ中心のDISC2は、むむむ?って感じでしたが、メインのDISC1
は、かなり好きです
シングルからは「Triangle」と「Dear WOMAN」の2曲が収録。「Triangle」を聴くと、
去年のシンツヨがメインパーソナリティーだった24時間テレビを思い出してしまいます。
武道館に観覧に行ったのですよ。楽しかったな~、去年の夏も。

個人的に「STAY」がすごく好きです。こんなことを言ってくれる相手がいたら、すごく
幸せだろうなぁというロマンチックな可愛い曲です。プロポーズソングみたい。
「paripia!」は、コンサートで聴いたら楽しそう。盛り上がるだろうな~と、衣装などを
想像しながら、ウキウキ聴きました。
切ないけれど、「星空の下で」もコンサートで聴いたら、すごく良さそうです。
これは、オープンスタジアム(日産や国立)で日が沈んでから聴きたい曲。
・・・と、すでに頭はコンサモードです。日付を早送りしたい。8月12日まで待てない!

ソロですが、中居さん、例年のお笑いモードは止めたようですね。残念。しかも、女性と
のデュエット曲なんですが・・・。コンサートではどうなるのだろう? 中居さんFANは
淋しいですよね。女性とのデュエットなんて。でも、ストレートにカッコイイ中居さんが
久しぶりに見れそうで楽しみです。
木村さんのソロの作詞はリリー・フランキー氏ですね。
吾郎ちゃんはカヴァー曲です。ジャズの「LOVE」。可愛い~。吾郎ちゃんFANは最高
に嬉しいんじゃないかと。可愛い、スイートテイストな吾郎ちゃんのソロタイム。超楽しみ。
編曲がピチカート5の小西さんなので、ほんとうに可愛いです。
「G-O-R-O」とかFANが言えるところもあるし、盛り上がるだろうな~。
今夏は吾郎ちゃんのソロがいちばんいいかも! 衣装は是非とも白のスーツか、王子様
の格好でやって欲しい。頭に王冠のせてもぜんぜんOKですよ。
剛くんの「TOKIO」は、言わずと知れたジュリーの「TOKIO」のハングルVer。
こちらはド派手な衣装や演出がありそうで、楽しみです。パラシュートとか使っちゃって!
私の1オシ・慎吾くんのソロは、西遊記イメージ。MONKEY MAJIKが作詞・作曲に携わった
だけはあり、聴いているとドラマ「西遊記」を思い出してしまいます。そういうコンセプト?
やっぱり、夏コンにウッキーな孫悟空は登場しちゃうのか? 映画化決定ですし・・・。
良い曲だとは思います。「Everybody needs somebody」、みんな誰かが必要だっていう。
人はひとりじゃ生きていけないんだぞっていう、そんなメッセージソング♪ 
どこか外国の映画のタイトルになっていそうだ。
倖田來未がバックコーラスに協力してます。どこかの会場で、倖田來未が登場しちゃったり
するのでしょうか? (→正直、それはいらないなー。ゴメンナサイ)

ともあれ、アルバム、さっそく聴いています。コンサに備えて予習しておかなければ!!

あああ、ほんとうに楽しみだ~。

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七月大歌舞伎■昼の部■~追加~

21日、出勤前に歌舞伎座へ行ってしまいました(笑)
どうしても、「夜叉ヶ池」「海神別荘」がもう一度観たかったのだ。

前回の観劇時は~眼鏡~を忘れるという大失敗をしたせいで、舞台がよく見えなかった。
双眼鏡越しに見える世界が全てなので、周囲とかは見られない。
今日はしっかり眼鏡をかけての観劇。いろいろと気付くところが増えました。
例えば、前回の日記で右近さん演じる山沢学円のスーツを「白色」と書きましたが、
キナリ色だったし(笑)
春猿+段治郎さんに双眼鏡を合わせていたせいで、あまり観れなかった万年姥の吉弥
さんが超綺麗で感動したり。(※ともに夜叉ヶ池)

は~、二度観ても夢を見ているような二幕でした。
客席照明を落としていることもあり、光があたっている舞台の世界が、幻影のようで・・・。
今月はお客さんも心得ているのか静かだし、よかったな~

忙しくてぜんぜん予習をしていなかったのですが、「海神別荘」の美術は天野喜孝氏。
綺麗な筈だわ~。ハープも生演奏ですし、ゴージャスです
そして、しつこいですが海老様。
ほんとうにカッコイイ&美しい。またもや、やられました。
自他共に認める?中村屋贔屓の私ですが、今月の私はすっかり海老様FAN♪
「天守物語」の図書之助も今から期待です。早く観たいな、夜の部も。

歌舞伎FANでSMAP好きの友人とメールでやり取りしたのですが、今夏のブームは
「命懸けの恋」ではないかと。鏡花作品、日本沈没、描かれているのは生命よりも大切な
愛。いいな~。そんなラブを一生に一度でいいからしてみたいものですよ。

★★★★★★☆☆☆☆☆☆

関係ないですが、明日はいよいよSMAPちゃんのNEWアルバムが発売されます。
あれからまたいろいろ吉報があり、SMAPライブ IN 日産スタジアム(横浜)も両日
観に行けることになりました 神様、友達ありがとう。
私の夏は8月12日から始まります。遅れている梅雨明けより、さらに遅い夏の始まり。
アルバムを聴いて予習して、横浜へ参戦してきます。
 
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日本沈没

素晴らしい日本映画が誕生したと思う。
私がSMAPファンだから贔屓しているわけではなく、ほんとうに良い映画が生まれた
なぁ…と、日本映画好きとして心から嬉しく思っている。
制作費20億円。巨額の予算をかけて作ったスペクタクル映画。ただ金をかけただけの映画
では感動は生まれませんが、「日本沈没」は関わった全てのスタッフ、役者陣の愛と熱意
がこもっているのがスクリーンから伝わってきたので、とても感動できた。
この夏、いちばんお薦めの日本映画であることは間違いないです。
劇場でいっぱい泣きました(笑)

役者/草なぎ剛が素晴らしかった。これは剛の代表作になると思う。
主役なのに静かな、前に出ない芝居をしているのが好感もてるし、表情に打たれました。
台詞じゃなく、表情で泣かされる。
原作者の小松左京先生も、小野寺役は草なぎ君がいいと推していたようですが、きっと
仕上がった作品に先生も満足していると思います。
映画は原作とは内容が異なります。原作を下敷きにした新しい「日本沈没」です。
なので、原作FANの方の中には、こんなの違う~とガッカリされる方もいると思います
が、現在で公開するなら、こういう変え方はアリだと思うのです。
原作のままでは、ちょっと古臭くなってしまうので。
変えたお陰で、よりエンターテイメント性の高い映画に仕上がった感じかな?
時代性ともマッチしたし。勿論、原作には原作の良さがあり、面白いので、映画を観たら
原作を猛烈に読み返したくなりました。
読み返そう。大昔に読んだきりなので・・・。そして、続編も買うのだ!!

話がそれましたが、草なぎ剛以外の役者陣もすごく良かったです。豊川悦司、柴咲コウ、
及川光博、大地真央・・・。個人的に下町のもんじゃ屋「ひょっとこ」に集う面々に人間の
強さをいちばん感じました。吉田日出子、大倉孝二……避難所でも酒を飲んでたりして、
絶望しつつも明るい皆さんに、妙に感動しました。良かった!
実際、「日本沈没」のような事態になって、海外への避難ができず、沈みゆく日本に残され
てしまったら、私もきっと突き抜けてしまう気がする。あまりの事態に悲観するのを忘れ、
いつものようにマイペースになっちゃいそう。事態が大き過ぎて、わけがわからないから
開き直るというか・・・。とても、共感できました。

近年、大規模な自然災害が増え、これから私が暮らす関東地方にも大きな地震が起きると
予測されています。そんな今に、まさにタイムリーな「日本沈没」。
観れば絶対自分に置き換えていろいろ考えると思います。
平和で、なにもない日常がどれほど大切か、生きることの意味を改めて考える機会になる
映画でした。
あと、観終わった後、毎日のように歩いている銀座四丁目界隈が普通に在ることにほっと
しましたよ(笑) 映画の中で和光近辺が崩壊するので。

映画の中で、主役・小野寺の母が私は最期までここに留まる、避難はしないという選択を
するのですが、その気持ちもわかるような気がしました。大好きな日本、大好きな街と
思い出や何かと共に心中するという選択。私も避難しないかも。日本が沈むなら、一緒に
沈みたい・・・。映画を観ながらそんな気持ちになって、私って日本が好きなのね~と
ちょっと驚きました。

なんだか、また纏まらない感想ですが、ほんとうに感動しました。
もう一度来週観に行こうと思います。

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↑これは、明日購入予定。劇場ではパンフレットと、下のムックを買いました♪
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●映画のお薦め度→★★★★★(5段階評価)
感動作。家族や恋人と一緒に観ると良いと思います!

【観た場所】有楽座で、7/19に観ました。

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七月大歌舞伎~昼の部~

今月は泉鏡花祭り。
昨年の七月はW.シェイクスピアの「十二夜」で、今年は泉鏡花から四作品。
歌舞伎座らしからぬ出し物ですが、歌舞伎座だからこその空間が生かされていればアリだ
なぁと思う。そういう意味で、今年の鏡花祭りも素晴らしかった。
なんで、一等席を取らなかったのか、己を叱咤したいです。

【夜叉ヶ池】

オモダカTEAMの結束力の高さというか、アンサンブルの良さがとても生きていた一幕。
正直なところを明かせば、春猿の百合・白雪姫はどうだろう?と観る前はあまり期待して
いなかった。しかし、緞帳が上がって白髪の百合が目に飛び込んで来た時の美しさ、発される
台詞の明瞭さとその調子、すごく良くてビックリ。そして、背後に居る百合を愛する優しい男・
萩原晃の段治郎。少し痩せたこともありますが、やはり美しく、一気に鏡花ワールドが舞台に
花開いて、三階席からの見物でも芝居にぐんぐん引き込まれました。

鐘の前に建つ寂しい家屋。その中に俗世間を離れ、静謐に生きる美しい二人が存在している
のですが、ほんとうに鏡花作品そのものが目の前にある感じで、冒頭から感動……感激?
そこへやって来る晃の友人・山沢学円の右近も嵌り役で良かった。
物寂しい舞台にそぐわない白いスーツ姿が、悪い意味ではなく俗っぽくて、百合と出会って
俗世を捨てた晃とは、今はもう住む世界が違うのだと分かりやすく観客に伝えてくれる。
この三人が軸となる芝居でしたが、ほんとうに良い組み合わせで素晴らしかったです。
春猿だけでなく、段治郎も右近も台詞がすごく聞き取りやすく、それでいて雰囲気もあるのが
とくに素晴らしい あの独自の美学がある鏡花の台詞を違和感なく、聞きやすく話すって
いうのは難しいと思うのですが・・・。すごい。
お陰様で私の脳内では、舞台から発される台詞が縦書きの文字で流れ、鏡花の紡いだ言葉の
美しさにも、久しぶりに酔い痴れることができた。不思議な観劇体験だったなぁ。
脳内自動字幕スーパー(縦書き)と、視界から入ってくるリアル鏡花ワールド。
至福の時間でした。やっぱり、泉鏡花はいいなぁ。

~生命のために恋は棄てない~

百合と晃、白雪姫に共通する恋愛観。純愛物語ですよね。
そして、自然界(白雪姫たち物の怪)と、人間界との境界・・・。人間が約束を守るなら
物怪たちも人間たちの暮らしを脅かさないという誓約などから窺えるメッセージ性。
「夜叉ヶ池」は王道の恋愛物語+もののけ姫的な自然と人間との在り方をテーマに書かれて
いるのに、説教臭くないのがいい。「もののけ姫」見るなら、「夜叉ヶ池」。私は自分に
子供が出来たら「夜叉ヶ池」を見せたい。・・・すみません、脱線しました。
妖怪大好きっ子の私は、そういう視点でも鏡花作品が好きなので、つい妖怪好きには許し
がたい「もののけ姫」や「千と千尋~」を引き合いに出してしまいました(笑)

私、鏡花世界に出てくる妖怪(もののけ)たちも大好きなんです。可愛らしくて♪
夜叉ヶ池にも蟹五郎とか鯉七とか鯰入とか物の怪が登場します。箸休めではないですが、
彼らのユーモラスな会話の場面は観ていて和みました。
「天守物語」にも物の怪はいっぱい出てきますので、月末の観劇が楽しみです。
ともあれ、「夜叉ヶ池」は予想以上に良くて、是非なんとかもう一度観たいと検討中。

長くなったので、「海神別荘」については、続きを読むに・・・。

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SMAPの夏がやって来る!

いよいよ、SMAPちゃんの夏コンチケットの当落が出始めました。
SMAPのコンサートチケットは、代金を先に払って申し込んで、当たったかどうかは
電話確認、その後に郵送されてくるというシステムです。今は、8月中までの当落結果が
確認できています。私の申込み分は9月以降なので、まだ結果がわかりません。
気になる。ドキドキして落ち着かない毎日です。

そんな中、お友達にチケットを譲ってもらえることになり、なんとか福岡と名古屋で、
SMAPちゃんが観られることになりました。わーい!
福岡はリーダー中居様のBDです。貧しいのに降ってきた幸運のチケットに、本日は足の
確保に動いてきた。ギリギリお盆を外れていたので、わりとリーズナブルに行けそうです。
福岡(博多)は、6月に勘三郎襲名興行で遊びに行って、東京の次に好きな街だと思った
ので、博多に行けるのも嬉しい♪ また美味しいモノ食べたいな~。
なにより、中居くんのBDを祝えるのが楽しみ。(→辺境の地というか、不便な場所が
多かったので、諦め続けてきた)
今から楽しみでなりません。BDケーキは出るのだろうか?

名古屋は日帰りなのでハードですが、交通費はかなり安く済みそうです。良かった(涙)
帰りは夜行電車ですよ・・・。それでも観たいのだから、相当の入れ込みようです。
あと、8月は13日の日産(横浜)チケットが手に入ればと思っているのですが、難しそう
なので、私の夏は福岡から始まるんじゃないかと・・・。
待ちきれなーい。待ちきれなーい。横浜も行きたいぜ!

毎夏こんな調子なので、いい加減にしろと自分でも思うのですが、好きなものはやめられ
ないので、これでいいのだ! 自分が幸せで満たされれば問題なし!!
年に一度の、いちばんのお楽しみですから、多少無理したって後悔はないですよ。

はー。早く東京公演の結果が知りたい。
知ったら知ったで凹むことになりそうですが、落ち着かないので。予定も立たないし・・・。
そんな今日この頃ですが、PCの修理は検討を始めました。10日もPCが使えないのは、
この情報時代では心配ごとも多いのですが、新しいPC買うのは勿体ないので。くそーっ!
勉強さえ頓挫しちゃえば問題ないPCなのに。なんだかんだ言って、勉強もしたいのですね。
駄目人間なのに諦めが悪い(笑) 

SMAPの夏、7月30日からスタートです!

開放弦~PARCO劇場~

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渋谷PARCO劇場で上演中の「開放弦」を観て来ました。

【CASTなど】
作/倉持裕 演出/G2 音楽/渡辺香津美
出演/大倉孝二、水野美紀、京野ことみ、丸山智巳、伊藤正之、犬山イヌコ、河原雅彦

夏の匂いと、どこか懐かしく切ない感じがする恋愛劇でした。ギターのメロディーがとても
効果的で、切なさを増させていた。
ストーリーなどは、PARCOの公式サイトをご覧下さい。→開放弦公式サイト

好きか、嫌いかと問われれば「あんまり好きじゃない」タイプのお芝居でした。
それでも、最後まで観られたのは役者陣のお陰かもしれない。イヌコさん好きだー!!

そんなイヌコ贔屓の私ですので、私はメインのカップル・遠山(丸山)&恵子(水野)より
も、漫画家夫婦(イヌコ&河原)が気になりました。王道の少女漫画を描いてバリバリ
売れてる妻と、かたやサブカル系で短編くらいしか発表していない夫。この二人の芝居
から窺える愛の在り方が可愛かった。
仕事や収入面で女が上だとうまくいかないというのは、ちょっとしたセオリーですが、
この二人はセオリー通りのようでいて、後半でちゃんと愛し合ってるんだな~とわかり、
ほっとしたというか、愛おしかった。
このお芝居は、メインのカップルも後半で「愛」が見えてくる。片手が動かなくなった
ギター弾きの遠山の、片手にかわって弦を爪弾く恵子の姿。二人での共同作業で生ま
れる新曲とか、ベタで照れ臭いけど愛おしかった。

愛おしさ溢れる芝居でしたよ。私が好きじゃないのは、単に「恋愛劇」というジャンルが
不得手だから。何故だろう、羨ましくなるからか?(笑)

この芝居を一言で表すと、プライドや見栄などが邪魔をして、不器用な大人たちの「男女
7人夏物語」です。夏ですよ・・・。やっぱり、夏は恋の季節なのかな~。

私は恋よりも、SMAPの夏コンのことで頭がいっぱいで、今日も旅行会社に行ったり、
チケットの相談?をしたりな休日を過ごしてしまいました。
芝居は楽しかったですが、頭が夏コンでいっぱいなので、感想とかまともに書けない(笑)
駄目じゃん、私。

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嫌われ松子の一生

泣けた。意外や意外、いたるところで落涙しちゃった「嫌われ松子の一生」。
原作は未読。中島監督の撮った「下妻物語」が大好きなので、新作も観てみようと思った
のが、この映画を観に行ったきっかけ。友達に誘われたからというのもありますが・・・。

可哀相で、悲惨な松子の生涯をミュージカル風にしたり、独特かつカラフルな色彩で描いた
この映画。とても良作です! お薦めです! ただの不幸な物語ではないですし。
病弱な妹がいるせいで、父親の愛情にいつも飢えていた少女時代。
教師になったもののちょっとした事件の責任を取らされクビ。以降は怒涛の転落人生。
才能はあるがDVの小説家に尽くしてみるも、目の前で自殺される。後追い自殺を決意し、
玉川上水に飛び込んでみるが、今の玉川上水は浅くて死ねず。
お次は不倫の果てに、ソープ嬢。悪いヒモ男にひっかかり、その男を殺害。
罪を償い出所してからは、ヤクザの情婦。最期は河原で撲殺されて人生に幕をおろす。
ざっと書いても、不幸すぎる松子の生涯ではありますが、それは常識人からの視点であり、
本人(松子)はそれほど不幸ではない。きっと、修羅場の最中でもハッピーなのである。
だから、観客として観ていても、そんなに辛くない。

あと、松子は愚かで、救いのない女性に見えるかもしれないけれど、一生懸命人生を
生き抜いている。自己愛が足りない分、相手には無償の愛を・・・。とても、愛おしい女性
だなぁと思いました。前向きですし!!
だから、これからこの映画を観る人は、松子を不幸な女として見るのではなく、彼女の
価値観を尊重して「不幸じゃない」松子を感じながら観て欲しいなぁと思います。

ただ、難を申せば長すぎる。これは、たぶん監督のこだわりが編集に出すぎた、ディレク
ターズカット版なんじゃないかな? 観ていて疲れるとか、退屈とかではないのですけれど、
もっとはしょってもいいんじゃないかと・・・。
思い入れなんだろうなー。全編、プロモやCMのような凝りまくった映像なので、カット
したくないんでしょうな。

役者さんのことも少し。中谷美紀が美しい。観る前は演技の方を心配していたのですが、
頑張ってたし、良かったと思う。個人的には、瑛太に注目。どこにでもういそうな駄目な
今時の男の子を好演。あとは、太宰気取り?のDV作家・宮藤官九郎の冷たい目が印象に
残っています。こういう役は似合いますね♪
役者陣は豪華というか、面白い配役なので、ニ、三度観ても楽しめそうな気がします。
見落としちゃうようなチョイ役にいろんな人が出ているので。土屋アンナちゃんとか

最後に、映画の中のテーマを強く表した台詞を一つ。
「人の価値というのは人に何をしてもらったかじゃなくて、人に何をしてあげたかだよね」

いや、ほんとうにその通りだと思います。だから、傍から見れば愚かな一人の女・松子
ですが、価値のある人間なんですよね。

【注】泣けたのは映画の質もありますが、身近に松子に似た人がいるので、感情移入しすぎ
てしまった所為もあります。「泣ける映画」を期待しないで下さいね。
でも、隣の20代後半と思われる女性は、私よりもボロボロ泣いていたので、女性なら共感
しやすい物語なのかもしれませんね・・・。

嫌われ松子の歌たち 嫌われ松子の歌たち
サントラ、木村カエラ 他 (2006/05/24)
ワーナーミュージック・ジャパン
この商品の詳細を見る

●映画のお薦め度→★★★★☆(5段階評価)
幸せってなんだろう、って考えたくなる映画です。

【観た場所】新宿ジョイシネマで、7/12に観ました。

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ブレイブストーリー

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ブレイブ ストーリー

【作品紹介】宮部みゆきのベストセラー小説をアニメ映画化した冒険ファンタジー。
不幸のどん底に突き落とされた少年ワタルが、運命を変えるために飛び込んだ異世界での
冒険を描く。


宮部みゆきさんの大FANなので、やっと文庫化になった「ブレイブ ストーリー」を全巻購入。
原作を読む前に映画を観ることになった。

つまんない。

映画はつまんなかった。両親の離婚→母の危篤?(ガス自殺未遂?)という大ショックな
ことが起こり、少年はそんな不幸な運命を変えるために異世界への冒険へと旅立つ。
映画で観てしまうと、親の離婚等の現実での辛い出来事もありきたりに感じてしまうし、
少年の心の成長もふーんってくらいで感動できなかった。
運命(現実)は変えられない。それでも頑張って生きていくしかないのだ。
他を犠牲にした上での幸福は間違っている。
そんなところを描いたアニメなのですが、ほんとうにつまんなかった(笑)

「映画を梯子しよう!」と急遽友達と選んだ映画なのですが、選択したのは私だったりして、
申し訳ない気分になりました。「宮部みゆきさんの原作なら絶対面白い筈、最後は泣ける
んじゃないかな~。」と、そそのかしたので本当に申し訳ない。
原作の内容は、文庫裏表紙のあらすじ程度に知っていて、宮部さんは少年を書かしたら
上手だし、SFも時代物もミステリも何を書かれても面白いので、間違いないと思ったのだ。
私の脳内イメージは、「蒲生邸事件」でした。主人公がひょんなことで違う世界へ行き、
そこでの体験を通して少し大人になる。「蒲生邸事件」はタイムトラベル物で、主人公の少年
(※受験生)は2.26事件の渦中へとタイムスリップ。いわゆる歴史SFなのですが、
私は読んで最後のあたりでダラダラ泣いた。
その他、少年が主人公の「パーフェクトブルー」や、「龍は眠る」「魔術はささやく」なども
大好きで、「ブレイブストーリー」の主人公は小学生だけれど、かなり期待していた。
いや、今も期待している。映画はつまんなかったけど原作にはちっとも失望していない。

間違いなく、未読ですが確信を持って言える。

原作を越える映画はなし。

たいがい、原作を越える映画ってないので「ブレイブストーリー」も例に漏れずなんだと
思います。映像やCGはとても綺麗でした。そういうのを楽しみたいアニメファンには薦め
ますが、それ以外の方は映画の日などに観るか、原作だけ買って読んだ方がいいかな?
と、ここでお知らせしておきます。
アニメ映画って、それなりに楽しめると思うのですが、「ブレイブ~」は退屈に感じたな。
早送りしたくなった(笑) 

そんなわけですが、気を取り直して原作を読もうと思います。
原作読んだら、あらためて感想書きますね。

最後に映画版でいちばん納得いかないことを一つだけ。主人公の少年は、両親の離婚を
なかったことにしたいというよりも、お母さんの命を助けたいという気持ちで、ビジョン
(別世界)へ旅立った。そこでいろんな人と出会い、その人たちの住む世界を救うため
に、現実世界の問題(母の命)は諦める。家庭がいちばんの楽園である筈の小さな子供が、
それよりもビジョンの平和を選ぶだろうか? アニメなんだから選んでもいい。
だったら、もっとビジョンの人たちとの結びつきや、どうしてそんな境地に辿り着けたの
かを説得力あるストーリーで見せて欲しかった。
なんだかね、主人公の少年はお母さんはどうでもいいのかな?って風にも見えてしまう。
そこがいちばん腑に落ちない映画だった。

●映画のお薦め度→★☆☆☆☆(5段階評価)
映画代に1800円払うなら、そのお金を持って本屋に行こう!が推奨です。 

【観た場所】新宿TOKYU MILANOビルで、7/12に観ました。

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あわれ彼女は娼婦

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あわれ彼女は娼婦

【内 容】シェイクスピアの戯曲と同時代に書かれた、兄妹の近親相姦という反社会的な
愛の物語。舞台は中世イタリア(パルマ)。勉学に優れ、人格的にも非の打ち所がないと
将来を嘱望されるジョヴァンニは、尊敬する神父に、自分の心を長く苦しめてきた想いを
打ち明ける。それは、妹アナベラを女性として愛しているという告白だった。
神父は叱責するが、ジョヴァンニは鎮まらず、アナベラに気持ちを伝えてしまう。
すると彼女もまた、兄を男性として愛していた。ふたりは男女として結ばれるが、幸福な
時間は続かず、やがて妊娠が判明。カモフラージュのために、アナベラはかねてから求婚
されていた貴族のソランゾのもとに嫁ぐが、ソランゾは彼女の不義を見抜き、怒り狂う。
そして、お腹の子供の父親が妻の実の兄であることを探り当てるのだが……。
演出=蜷川幸雄。

【CAST】
ジョヴァンニ/三上博史
アナベラ(その妹)/深津絵里
ソランゾ(アナベラの求婚者・貴族)/谷原章介


【観劇感想】
11日の夜に観劇。お席は1階BL席の1列目だったので、とても観やすかったです。
私は前にも書きましたが翻訳劇が苦手です。とくに、シェイクスピアや今回のような古典
を扱った翻訳劇が超苦手。台詞の大仰さ、役者の大げさすぎる芝居についていけないのです。
楽しめるけど、溶け込めない。感情移入がしづらい。
心に届く前に脳でいったん止まってしまう。私の頭が悪いからなんですがね(笑)

しかし、今回観た芝居は役者が揃っていたお陰で、とっても楽しめました。
深津絵里ちゃんは透明感のある美しさで、パルマ一の美女・アナベラにピッタリでしたし、
三上さんは細い肉体から、ありえない程のパワーと光を放出して舞台をリード、相変わらず
お上手で感動でした。そして、谷原さん!! カッコイイ、美しい、ホンモノ!!
中世の叡智にも、冨にも、美貌にも恵まれた貴族役なんですが、違和感なし。ちょうちん袖
の服に、裾の長~いマントとか、あんな扮装が違和感なく着こなせているのにビックリ
(※芝居も良かったですよ。もちろん)

少女が夢見る「いつか王子様が」の日本版は、谷原王子じゃないですかね? 
たぶん日本一、殿下とか、王子とか、貴族とかが似合う男。見ている間は目がハートでした。
先月は、稲垣吾郎ちゃんにかなりドキドキ胸キュンしましたが、今月の谷原王子はそれを
上回り、鼻血ブーな勢いでございました。なんだろう? あの素敵さは・・・。

内容についての感想はとくにありません。楽しく観劇しましたが、頭の悪い私には中世の
厳しいカトリック下における禁断の愛とか、聖と悪とか、イタリアとスペインの確執とか
そういう難しいテーマについて、語る脳味噌を持ち合わせていないのであります。
舞台美術や衣装が綺麗だったとか、役者が良かったとかそういうところしか書けないわ。
蜷川演出の翻訳劇って、「ガラスの仮面」の劇中劇みたいだな~。美内すずえ先生は、
きっと蜷川芝居や文学座あたりの芝居を研究して描いているのかも。
ほら、この程度です。

11日は三蔵法師(深津ちゃん)を慕う西遊記チームが観劇に来ていました。
内村さん(河童)、伊藤くん(豚)、水川あさみ(リンリン)。猿がいなかったのが残念。

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浅草ほおずき市 ●四万六千日●

7月9日。浅草へお参りに行きました。
急に思い立って行ったのですよ。我家から浅草はそんなに時間がかからないですし・・・。
なにより、年に一度、7月9~10日の『四万六千日』にお参りすると、浅草の観音様に
四万六千日通って祈った分のご利益があると言われているのです。
行かなきゃ損な気がしませんか?

この二日間は、境内でほおずき市も開催されます。オレンジ色のほおずきがいっぱい売られ
ているその光景は見るだけでも楽しいし、元気になります。
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↑今年は日曜だったこともあり、例年より混雑してたかな?
頭がよくなるように、お線香をくべて、煙を頭にかけてきた。これ以上、記憶力が低下
しませんように・・・。なむなむ。

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↑「四万六千日」にしか売られない雷除けのお守りを買いました。限定守りでございます。
帰ってきて、ベッドの上に飾りました。

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↑ほおずき。上限2500円と決められて販売されてます。風鈴付が定番です♪

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パソコンが壊れた

パソコンが壊れたようです。
CD-ROMが作動しない~~。勉強ができない~~
カスタマーセンターに問い合わせたところ、故障のようです。
機械的な故障ならば、直すのに25000円くらい。プログラムの問題だったら、
直らない上に、診断料として6500円くらいかかるそうな。
WEBやDVDは見れるし、メール等は大丈夫なのにCD-ROMだけ駄目なんて鬼?
模擬試験のようなものが1週間後に迫っているのに、こんな事態になるなんて!!
世の中なにもかも上手くいかないような気がしてしまう。今月は財政難だっていうのも
厳しいです(涙) どうにかして安く直す方法はないのか?

友人の、CD-ROMが見られる周辺機器を取り急ぎ買えという案があったのですが、
別付けというか周辺機器を利用するにも大概CD-ROM?をインストールする必要が
あるので、意味がないとカスタマーセンターの兄さんは言っていました。
ここは修理にだすしかないのかな~? 新しいPC買うよりは安いですし。でも、でも、
修理は10日くらいかかるという話で、模擬には間に合わないのでした。
頑張る気になっていたのに、とんだ災難でございます。まー、これも運命なのだろう。
↑駄目人間なので、小さな躓きにも弱いのであります。

そんなわけで、かなりナーバスなわけですが、今日は、草なぎ剛くんの誕生日!!
もう、32歳ですよ。信じられん。時の流れは早いものです。
来週はいよいよ「日本沈没」も公開。誕生日お祝いになるように、動員数が多いといいな。
私も今月中に絶対観ようと思います。

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今日は、浅草のほおずき市ですね~。

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最近読んで感動した漫画

ひかりのまち ひかりのまち
浅野 いにお (2005/06/17)
小学館
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短編連作集ですが、なかなか良かった漫画。若い、新しい才能を見た感じがしました。
最近、寝る前に漫画を読んだりします。
矢沢あいの「ご近所物語」を読み返してみたり。矢沢あいといえば、現在は「NANA」が
大人気ですが、私は「ご近所物語」がいちばん好き。幼馴染みの男の子で恋人なんて、
一度は夢見る設定ですよね♪ 
矢沢あいは、一生懸命、キラキラ生きている登場人物を描かせたら天下一品だと思うの。
少女マンガはあまり読みませんが、矢沢あいの作品は殆ど読んでます。

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カサノバ

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恋愛至上主義

公開前から観たかった「カサノバ」を観て来ました。
これは今年上半期でかなりお薦め! というか、とっても大好きな映画でした。
ロココ万歳! 18世紀のヴェネチアが舞台。音楽もバロック中心で素敵。私が好きな
世界が集結した感じで、ほんとうに堪能しちゃいましたよ。

映画の内容は、人類史上最高の「恋愛の達人」~ジャコモ・ジローラモ・カサノバが
見つけたほんとうの愛の物語。直球ストレートな恋愛映画です。夢もいっぱい
女性だったら一度くらいこんな恋を体験してみたいと思うだろうし、男性だったら恋愛
テクニックのお勉強になる筈。夏に向けて恋愛モードにスイッチONしたい方は、ぜひ
「カサノバ」を観てみるとよいかと。この恋愛体質とは程遠い私でさえ、最後の謝肉祭
のシーンでは「人生、恋愛しないとツマンナイなー」位は思いました。

ただ、私的に大きな問題が1つ。カサノバ=ヒース・レジャーが演じているというのが、
まったく説得力がないのである。なんて書いたら、肝心な主役が駄目ってこと?って話
になりますが、ヒース・レジャーの演技は稀代の色男ぶりを体現しているようで悪くは
ないのです。ただね、見た目が色男じゃない。世界一モテた「恋愛の達人」カサノバを
演じるには、演技力だけではないご本人のチャームと美貌が必要な気がするのであり
ます。これは好みの問題で、「ヒース様、カッコイイ、ビューティフル!」という方も
多いのかも知れませんが、つい数ヶ月前に観た「ブロークバック・マウンテン」で切なく
冴えないホモを演じていたヒース・レジャーが、カサノバ?? みたいなね、違和感が
あるのですよ。
同じモテ男映画としては昨年の「アルフィー」なんかは理想的だったと思う。
マンハッタンを舞台にした恋愛映画ですが、その中のプレイボーイ(モテ男)を演じたの
は、ジュード・ロウでした。最近は歳をとって、昔ほどの美しさはないものの映画界きって
の美形俳優ジュード様。このくらいのルックスがカサノバにはあっても良い筈です。
ジョニー・デップ様でもよし 色男役はもちろんルックスだけでは成り立たないので、
演技力のある美貌の役者として、今思いついたのがジュード様と、ジョニー・デップ
なのですけれども。会う女性、会う女性、ひと目で恋に落ちてしまう。そんな男なんです
から、もうちょっと美しい男でと思っても仕方がないですよね?
は~、昔のジュード・ロウで見たかったな。「ガタカ」「リプリー」「クロコダイルの涙」、
このあたりの美しいジュード様くらいの容姿のカサノバだったら100点満点だったのに。

そうそう、この映画はある意味でご都合主義ではあります。けれども、それが映画らしく
夢に溢れ、最後もハッピーで素晴らしい作品を創りあげているんですね。
恋愛映画ですし、予定調和な大団円でいいと思うの。良い観賞時間だったな~。
ロココスタイルの衣装、とてもよく再現された18世紀のヴェネチアのカーニバル、花火
等、目に美しすぎる世界を見られるだけでも十分な価値アリ。
衣装、ほんとうに素敵だったな~。許されるなら一度は着てみたい。あの時代のドレス
ってなんであんなに素敵なんでしょう。アクセサリーも含めウットリでした。
コルセットは嫌ですが、あの時代の貴族の女性が羨ましくてなりません。
(↑ファッションの点で。)


●映画のお薦め度→★★★★★(5段階評価)
ロマンチックで洒落たユーモアのある美しい映画です。CGに一部難はありますが、
気にならないくらい綺麗な18世紀ヴェネチアの世界を観るだけでも価値あり!!
映画らしい映画。こういう映画ってほんとうにいいです。

【観た場所】銀座テアトルシネマで、7/5に観ました。


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すっかり元気になりました。

ご心配かけていましたが、すっかり元気になりました~!
検査結果もギリギリ問題なかったので、週末からスポーツクラブにも復帰。
どうやら、私は疲れやすい(知ってましたが)体質なので、十分に休息をとらないと腎臓に
負担がくるそうです。でもって、血尿(汚い話ですみません)が始まると危険信号。
でも、無理しない程度にならスポーツクラブ等もOKだとお医者さんが言ってくれたので、
週1~2回はこれからも通う予定です。
今日は久しぶりに、アクアビクスもやってみました♪ やっぱり、プールは気持ちがいい♪

例の資格関係の勉強も頑張ってみました。講座のようなものに行ってみた。しかし、難しい。
計算などもあるのですが、私は以前にも書きましたがハクション大魔王なみに数字が苦手。
分子を分母で割るという割り算の常識すら忘れている始末。桁も日常に使う10000位を
越える桁になると0をいくつ付けたらいいのかもわからない。先は長そうです。
普段使わない脳味噌を二日間みっちり使ったら疲れました。なので、勉強帰りにはセールへ
直行ですよ(笑) 気分転換が必要でした。駄目人間です。
セールではキャミくらいしか買いませんでしたが、勉強の後だったので異様に楽しかったな。
 
そんなわけで、日常が戻ってきましたが、予想以上に勉強+仕事がたいへんなので、暫らく
ブログの方は日々更新できなくなりそうです。
たらら~んと更新していくので、のんびりお付き合い下さい。
江戸川の感想もちゃんと書きたかったのですが、時間がないので適当になっちゃった(涙)

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★テンプレート変えてみました★

松竹大歌舞伎(江戸川)

江戸川区総合文化センターにて、中村屋さんの巡業東コース初日を観て来ました!
昼・夜ぶっ通しでの歌舞伎鑑賞。またもや疲れてグロッキー
勘太郎丈が出ていない寂しさもあいまって、私的には微妙な感じでございました。

【十種香】

芝のぶちゃんの濡衣が観られたのが、ちょっと嬉しかった。
しかし、芝のぶの濡衣には憐れさがない。私は芝のぶの濡衣を女スパイ*濡衣と命名した。
スナイパーとか、アサシンでも可。そんな感じに見えるんだもの。
女形には2つのタイプがあるよねーと、歌舞伎歴の浅い私と友人は考えました。
1つは、お染(野崎村)や仇吉(梅ごよみ)、揚巻(助六)などが似合う(ニンな)女形。
1つは、お光(野崎村)、お三輪(妹背山)、濡衣などの憐れな役が似合う女形。
芝のぶちゃんはどちらかといえば、お染タイプなのだと思う。なんかクールな濡衣だった。
綺麗でしたけれど。
扇雀の八重垣姫は可愛らしかった。けれども、座組のせいで浮いてしまっていたのが残念。
蓑作(実は勝頼)は七之助、濡衣は芝のぶ。そこに扇雀の八重垣姫ではバランスが悪いです。
巡業コースだから仕方がないですが・・・。
十種香では、七之助がすごく良かったです。お兄さんが欠番で気合いが入っていたのかも?
なんだか大きく見えて感動しました。成長してます
美しくて、まさに時分の花。二人の女の間で、モテているのも頷ける(笑)
久しぶりに観た「十種香」。好きな演目なので、もう無理かもしれませんが、濡衣=芝翫、
八重垣姫=雀右衛門で歌舞伎座で観たいな~と思いました。

【身替座禅】

勘三郎さんの右京は大好きです。エロ可愛い。酔って良い気分で帰ってくるところとか、
ほんとうに上手いし、愛らしい。あの愛嬌は勘三郎さんの素敵な持ち味ですよね。
気楽に観れるし、面白かったです。
弥十郎さんの奥方も愉快で、ラブリーでした。旦那様が好きで、好きで仕方がないのね(笑)

【義経千本桜】

勘三郎ワンマンショーと化してました。勘三郎さんのいがみの権太、久しぶり!!
やっぱりイイ! ただ、座組が正直いまひとつなので、権太ばかりが光ってしまう。
小金吾の七之助は「木の実」はいいですが、「討死」が物足りない。急な代役とはいえ、初役
じゃないし、もう少し魅せてくれてもとは思いました。細いせいかしら?
立ち回りがちょっとな~な出来でした。初日だから、これからよくなるとは思います。
これは七之助がどうこうというよりも、周りも悪い。なんだか取り縄を使う見せ場のところ
とか、もたついてました。テンポも悪いし・・・。
「すし屋」がいちばん良かったかな~。ちょっと泣けた。七之助はお里の方が断然良かった
ですよ。今、ほんとうに綺麗可愛いのでキラキラして見えた。

口上で、勘太郎のことも話して下さいました。28日に検査をして、手術も無事に済んだ
そうです。(→2日の練馬で報告あり) あとは養生+リハビリですね。とても心配だった
ので、手術が成功したことと、思ったよりは軽い手術で済んだことなどを知って安心しました。

そんなわけで、巡業東コース始まりました。
あなたの町にも中村屋が!! 私はこの次は、後半の板橋夜の部になりますので、いろんな
場所で見られる方、ぜひいろいろ感想など教えて下さいね。

●パンフレット(筋書) 1200円の他に、新しい襲名グッズ(ハンカチ、手拭い)も発売。

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