たらら~んとしたブログ

歌舞伎・演劇・映画などの感想やら、非日常な日常やら、たらら~んと書いてるブログ。
MENU

かもめ食堂

00kamome.jpg
かもめ食堂
●公式HP→こちら

【内 容】群ようこが本作のために書き下ろした小説を、『バーバー吉野』の荻上直子監督が
映画化した人間讃歌。フィンランドの首都・ヘルシンキの街角にある「かもめ食堂」。
日本人女性のサチエが店主をつとめるその食堂のメインメニューは、彼女が心をこめて握る
「おにぎり」。けれども、お客といえば、日本おたくの青年トンミただひとり。
そんな「かもめ食堂」に、ミドリとマサコという訳あり気な日本人女性がやってきて…。
お客数0から、満席になる日までを淡々と書いた物語。
店主サチエを小林聡美、ミドリを片桐はいり、マサコをもたいまさこが演じる。

【感 想】
なんだかとても穏やかで、温かい映画だった。しかし、この映画が口コミなどであっという間に
人気作品になったということは、日本の女性は疲れているということの証明なのかもしれない。
観客も圧倒的に20代後半~40代の女性だった。みんな疲れているんだなぁ・・・。
この映画は疲れた女性の癒し映画だと思うので、若い子や男性が観てもあまり共感できない
内容だとも思う。……というのが、私の感想です。
うっかり、私も癒されてしまったのが悲しい(笑)

主人公サチエは単身フィンランドに渡り食堂をオープンした。この時点で、きっと日本で何かが
あったのだろうと想像してしまう。また、どこか遠くへ行きたいと世界地図を開き、目を閉じて
指を差した場所フィンランドへふらりと旅行にやって来たミドリも、何かあったんだろうと容易
に想像できる。長かった両親の介護生活から解放されてフィンランドに遊びに来たマサコは、
自分の幸せや楽しみはすべて我慢して生きてきた女性なのだろうと思う。
人は人の数だけ事情があり、何かを抱えているし、若い時分を過ぎればそれなりの寂しさや
孤独を感じている筈で。そういうありふれた女性たちを淡々と描いた映画「かもめ食堂」。
味わい深い映画でした。女性三人の距離感もオトナで良い。訳アリ臭はプンプンするのに、
あえてそこは尋ねないし、ただ近くで寄り添うことでお互いを尊重し、労わりあっている。
この距離感が疲れている女性には大事だと思うのだ。干渉されると「わかったような口
きかないで~」となりやすいので。所謂中年女性という年齢の女たちは強そうでいて、
デリケートなのだ。
この映画は、そういう女性たちとの付き合い方、距離の取り方も教えてくれています。

ともあれ、日常の小さな幸せと、癒し(食)。これの大切さを映画を観て実感してしまい
ました。嫌だ、嫌だ。私も、もう歳なんだわ・・・。

あと、ALLフィンランドロケだったこの映画。フィンランドに遊びに行きたくなりました。
太ったかもめに会いに行きたい。ここに二年くらい海外に出ていないので、いよいよ辛抱
足りなくなってきました。秋頃、私も旅に出よう。

●映画のお薦め度→★★★☆☆(5段階評価) 疲れた日本女性のための、穏やかな映画。
この映画を観て癒された後は、友達と美味しい物を食べに行こう!

【観た場所】銀座テアトルシネマで、5/10に観ました。

banner_02.gif   にほんブログ村 演劇ブログへ

↑ポチっと、ブログランキング 検索にもどうぞ!

スポンサーサイト

該当の記事は見つかりませんでした。

-2 Comments

とみ says..."獅子丸がお邪魔しました。"
獅子丸がお邪魔しました。
Kan ホームというと?
Leo 老人でしょ
Kan 米兵といえば?
Leo 相手でしょ
Kan 出演好き?
Leo ふつう
Kan シャンソン
Leo シャンソンってなあに?
Kan 人気といえば?
Leo 人気作品
獅子丸は,いつの間にか老人ホームや米軍キャンプでシャンソンを歌っているようです。
ペットとはいえ鋭い二人でした。



2006.05.11 18:34 | URL | #H4UNbvWE [edit]
管理人A says..."獅子丸くんが・・・!"
遊びに来てくれたのですね。うわ~ん、遭遇したかった。
最近、仕事が忙しくPCを長時間いじれないので、なかなかペット
と遊べません。しかし、KANTAったら、ヨコハマメリーの
影響か妙な会話を・・・(笑)
シャンソンを歌うペット!! すごい見てみたいです♪
ご報告有難う御座いました。
2006.05.16 01:17 | URL | #EB29KFfw [edit]

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://airen.blog5.fc2.com/tb.php/252-0e02d7f2
かもめ食堂 【試写会を見て、じわじわ考えたこと。】
かもめ食堂は、大盛況のようで、行列ができるほどの人気のようです。確かに、出演者が、実力派(個性派)女優の面々で、群ようこ原作で、荻上直子監督だから、期待しないではおれないと思います。皆さん、いい年の重ね方をされていると思います。 初日舞台あいさつ....
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。