たらら~んとしたブログ

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桂吉弥のお仕事です・夏 IN 浅草見番

7月29日浅草といえば、隅田川花火大会。
ですが、私が浅草に出向いたのは、桂吉弥さんの落語を聞くため。ある意味、けったいな
ことをしております(笑)  

花火よりも、吉弥さん

というわけで、花火は見ずに落語会に行ってきました。

桂歌々志【米揚げ笊】

最初の落語は歌々志さんの『米揚げ笊』でした。
これはどこかで聞いたことがある噺だな~と思ったら、江戸落語の「笊屋(ざるや)」に当たる
お噺のようです。東西落語、聞き比べというのをいろいろしてみたいのですが、落語は数が
ありすぎて、なかなか被りません。私が江戸落語のCDやDVDを持っていないというのも
難点。いつかまとめ買いしたいのですけどね・・・。
歌々志さんには一卵性双生児の兄弟がいるそうです。そんな自己紹介を交えた枕から入った
「米揚げ笊」ですが、頭に聞くのに丁度いい。さくっといける楽しい話でした。
でも、この話、不勉強な私には【さげ】の意味というか、オチがわからない。
休みの日にでも枝雀さんのDVDを引きずり出して勉強してみます。

桂吉弥【仔 猫】

夏なので、ちょっとホラーテイストな噺を選んだのでしょうか? 納涼落語でございます。
「猫を被る」という言葉がありますが、この噺に出てくるおなべさんという女は、器量は
悪いが陰日向なくよく働き、気配りも出来るイイ女。猫を被っているわけではないのです。
ただ、夜が更けると・・・。
猫は被らないが、猫は齧る(がぶりと喰らう)おなべさん。ちょっと猟奇的なお噺です。
私は吉弥さんのやる「女」が好きです。「皿屋敷」のお菊さんとか、「愛宕山」に出て
くる祇園の芸妓さんたちとか。なんだか愛らしくて。「仔猫」のおなべさんも愛らしかった。
だから、仔猫を食べる悪癖があっても怖いというより、憐れな感じがしました。
そうそう、枕で勘太郎の話題も出ました。
6/25放送のアタック25(クイズ番組)に、吉弥さんは本名で出演したそうなのですが、
その放送を見ていたらしい勘太郎から電話がかかってきたそうです。
膝の怪我で凹んでいるかな~と心配していましたが、テレビを見て吉弥さんに電話したり
する元気はあったのね!と安心しました。よかった、よかった。

~中入り~

桂吉弥【青 菜】

お金持ちの夫婦の洒落た会話が羨ましくて、家に帰って真似てみる植木屋さん。
女房(お咲)に協力してもらうものの・・・。可愛らしい夫婦のお噺です。
こちらの噺でも女房をやる吉弥さんが愛らしい。不思議な愛嬌があるんですよね~。
さて、青菜。以前読んだ枝雀さんの本で、「青菜」とはいったいどの野菜を指すのかという
話があったのですが、たしかに「青菜」と言われてもたくさんあってわかりませんよね。
ほうれん草、小松菜、ミズナ・・・。辞書を引くと「緑色の葉菜」とあり、カブの古名でも
あるらしい。ってことは、カブの葉っぱの部分というのが間違いない感じ?
ちなみに私の良く行く料理店の「青菜炒め」は、青梗菜(チンゲンサイ)です。
話がそれましたが、「青菜」も楽しく聞きました。
途中、隅田川の花火大会の試し打ちが始まって、花火の音を聞きながら、落語を聞くという
面白いことになっておりました。

吉弥さんのブログを拝見したら、帰りに路上から花火見物をしたそうですよ。
私は人混みが苦手なので、さっさと見番近くの某釜飯屋に入ってしまい花火は見ずに終わり
ました。でも、友達と店にあるテレビで花火を見ながら食い倒れってのも、なかなかオツで
ございましたよ。音は外からも大きく響いてきたので、耳だけは臨場感ある花火が楽しめたし。

ともあれ、浅草見番での落語会。と~っても楽しみました。
浅草は大好きなので、見番での落語会はこれからも参加したいです。

●次回吉弥さんの落語会情報●

8月15日 お江戸日本橋亭。『桂吉弥のお仕事です。番外編』です。
詳しくはこちら→http://www.kichiya.net/

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-2 Comments

三浦家権太郎 says...""
米揚げ笊のサゲですが...
歌々志さん、どんなサゲでしたでしょうか?
『高つぶれ』という単語が出て来るのでしょうか?
枝雀師のサゲは噺によってですが、現代の人がわかりやすいように変えていたりするので、多少異なることがあります。
上方落語の背景を知るのに参考になる資料があるので紹介しておきます。

米朝ばなし 著者・桂米朝
講談社文庫

電車やバスの中で読みやすい文庫本なのでお薦めです。

2006.08.03 00:48 | URL | #hqR68jG6 [edit]
管理人A says...""
歌々志さんのサゲは、代表的なモノだったと思います。
「阿呆らしもない、潰れるよぉな***と品もんが違います。」
たくさん「上げる」というコトバを使う笊屋に、気をよくする旦那。そのあたりからイマイチついていけない
のですね(→馬鹿すぎる)

さっそく、三浦家さまお薦めの書籍を当たってみます。
ありがとうございます!!
2006.08.07 02:56 | URL | #EB29KFfw [edit]

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