たらら~んとしたブログ

歌舞伎・演劇・映画などの感想やら、非日常な日常やら、たらら~んと書いてるブログ。
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はちみつとクローバー

ハチミツとクローバー ―PHOTO MAKING BOOK ハチミツとクローバー ―PHOTO MAKING BOOK
(2006/07)
集英社

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「自分の好きな人が自分のことを一番好きになってくれる。
たったそれだけの条件なのに、永遠にそろわない気がする。」


金曜日の昼下がり、渋谷にて映画「はちみつとクローバー」を観賞しました。
ご存知、大人気少女漫画の映画化ということで、話題性は抜群。キャストも今が旬の若手
俳優を揃え、なかなか評判はいい様子。

しかしながら、私には退屈な映画だった。
原作は8巻まで読んでいます。わりと好きですし、面白く読みました。(→既に手元には
ないのですけれど……) けれど、映画は単調というか、テンポが悪いせいで途中から飽きて
しまうという結果に・・・。

美大生5人、それぞれが一生懸命、ピュアな恋をしている。その恋はみんな一方通行で、
上で赤い文字にしたキャッチコピーの通り、永遠にそろわない。恋の切なさ、痛み、それは
辛いことだったかもしれないけれど、一生懸命恋をした時間はキラキラと輝いていたよね・・・
みたいな内容です。可愛らしいキャンパスラブなんですが、映画で見ると凡庸な恋愛モノに
しか見えず、原作を読んでいたからではなく先が読めすぎてしまう。
ゆえに、退屈だったのです。隣は若い高校生カップルでしたが、終わった後の妙な無言と
表情から、彼らも詰まらなかったのかな~と推測。

映像や色彩は綺麗です。ただ、黒い猫がところどころ出てくるのですが、その猫をCGに
する意味がわからない。あと、はぐちゃんが描いた絵から桜吹雪が舞ったりするCGもいら
ないように思う。最近の邦画、CGを入れるのが流行っているようですが、成功している
作品って少ない気がします。

・・・と、なんだかイマイチな感想記になっていますが、良いなあ~と思った点もあります。
まず、キャスティング。原作のイメージを損なわない配役です。
中でも、はぐちゃん(花本はぐみ)=蒼井優がすごくイイ! 不思議系天才少女なので、
台詞は少ないのですが、雰囲気や表情で、はぐちゃんらしさを出していて、かなりの好演
でした。森田=伊勢谷友介も、真山=加瀬亮も、山田=関めぐみも、漫画の登場人物が
実体化したらこんな感じだろうな~という嵌り具合。竹本くん=櫻井翔がしいていえば
ちょっと違うかも? もっと可愛い男の子が良かったな~。
そんなわけで配役は良かったのですが、問題もありまして、映画化するにあたって、キャラ
クターを分かりやすくするためか、彼らの性格を強調し過ぎているのは気になりました。
とくに、真山。あれでは、ただのストーカー。原作の真山のような相手の全てをほんとうに
思っている感じが出ていなくて、いちばん損してる気がしました。
あと、竹本くん。地味すぎるよ・・・。

次に良かったのは、スピッツの主題歌「魔法のコトバ」。洋画アルマゲドンじゃないです
が、最後にかかる音楽で、なんだかいい映画観たな~という錯覚が起こる、あの現象が……。
喩えが古くてスミマセン。
しかし、これにもオチがあって、スピッツの歌でいい気分になった直後に、続けざま嵐の
「アオゾラペダル」が、EDテーマとして流れるのです。あんぐり。
Jの圧力なのか、なんなのか? これぞ裏の事情以外のなんでもないだろうっていう香り。
嵐が嫌とかではなく、使うなら立て続けに流さない方がいいんじゃない?っていう。
例えば、スピッツの歌は、みんなで海に向かうシーンに流すとかにして、ラストは嵐の歌
のみにするとか、そういう方が自然でいいと思うのですが?

ともあれ、映画としてはあまり面白くなかったのですが、原作のイメージを大事に作った
感はあるので、好感度は大かな~?
細かい小道具やインテリア、衣装、はぐちゃんの絵などは凝っていて見応えありました

●映画のお薦め度→★★★☆☆(5段階評価)
恋する気持ちを思い出したい方にお薦めです。キラキラしたまばゆい世界に触れら
れます。夏ですしね!

【観た場所】渋谷シネマライズで、8/4に観ました。

●公式サイト→http://www.hachikuro.jp/

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