たらら~んとしたブログ

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トランスアメリカ

トランス・アメリカ トランス・アメリカ
サントラ、ミリアム・マケバ 他 (2006/07/05)
テイチクエンタテインメント

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Life is a journey. Bring an open mind.

今日は朝イチで病院に行ったのですが、すでに混雑。午後診療になると言われ、時間を
潰すために、映画館へ行きました。選んだのはシネスイッチ銀座。ここは、レディースデー
が金曜日なのである。しかも、900円。「マッチポイント」も気になったのですが、
時間的に「トランスアメリカ」を選択。これは正解。とても、素敵な映画だった。

内容は、女性の心を持ちながら、体は男性として生まれた主人公の葛藤をモチーフに
したハートフルな人間ドラマ。愛を忘れてしまった親と愛を知らない息子の複雑な関係
を、新鋭監督のダンカ・タッカーが、彼らのアメリカ大陸横断の旅を通してたおやかに
描き出す。(シネマトゥデイより)
いわゆる、トランスジェンダー(性同一性障害)を題材にした作品なのですが、それだけで
なく、普遍的な家族の在り方を描いた良い作品でした。

私が驚いたのは、このトランスした父親役をフェリシティ・ハフマンという【女優】が
見事に演じ切っていたことだったりする。「女になるために性転換手術を待つ男」を、
女優がやって違和感がないってすごいですよね? 私はフェリシティ・ハフマンという
女優さんをよく知らなかったので、映画が終わって、パンフレットを見るまで男優だと
信じて疑ってなかったです(笑) 驚いたな~。

この映画、主人公のブリーが、トランスジェンダーであることに悩むとかの映画では
ありません。主人公ブリーの人生には、それ以外にも、もっと複雑で、鬱陶しいモノが
いっぱいあるんです。それは保守派で、クリスチャンで、成金趣味という不可解な母親で
あったり、ユダヤ人の父親だったり、アル中だったらしい奔放な妹だったり・・・。
ブリーのファミリーは、ファミリーとは思えないくらい複雑なのです。でも、ファミリー
なんです。わかり合えない、譲り合えないことは山ほどあるけど、心は繋がっている
みたいな・・・。なんだかんだ言って、お互いを愛し、尊重もしている。
家族の素晴らしさ、血の持つ不思議な力ってこういうことだと、映画を観ながらしみじみ
思いました。本当にハートフル!

主人公ブリーが一緒に旅をする息子。この親子関係もまたとてもハートフルでした。
大事な性転換手術を目前に控えたある日、息子の存在という大きな壁が現れる。
その息子がまた問題児で、ゲイのヤク中(でも、心根は純粋)。自分が親であることを
放棄している間に、息子は酷い可哀相な人生を歩んでしまっていた。
でも、旅をしていく間にやはり不思議と親子の間に情愛が生まれる。映画のラストが
温かく、未来の二人の関係はそう悪くないと思わせてくれるのが、良かったです。
親子であれば、いろんな傷も時間が癒してくれる筈という夢や希望が持てる映画なので、
トランスジェンダーとかそういう特殊性は抜きにして、多くの人が観ればいいのになぁと
思いました。

ロングランになるようで、今からでも観られる映画です。お薦めなので良かったら試しに
観てみて下さい。私も時間があったら、もう一度観たいなぁ。

最後に、ミーハーなことも書けば、息子役のケヴィン・ゼガーズがとても可愛いです。
綺麗な男の子。これから、ブレイクしそうな気がします。(→もう、してたらゴメン。)

●映画のお薦め度→★★★★☆(5段階評価)
人間が愛おしくなる温かい映画です! テーマのわりに重くないのもお薦めです。

【観た場所】シネスイッチ銀座で、9/8に観ました。

●公式サイト→こちら

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『トランスアメリカ』
スカートの中に何があるかより もっと大事なこと。  ■監督・脚本 ダンカン・タッカー■キャスト フェリシティ・ハフマン、ケヴィン・ゼガーズ、フィオヌラ・フラナガン、エリザベス・ペーニャ、キャリー・プレストン、グレアム・グリーン、バート・ヤング □
【劇場映画】 トランスアメリカ
≪ストーリー≫トランスセクシャルのブリーは、男性としての身体を完全に捨てる手術を目前に控えている。そんなある日、ブリーは驚くような電話を受ける。ブリーがかつて、男性として一度だけ関係した女性との間に、息子がいたのだ。窃盗の罪で拘置所に入っていた息子トビー
トランスアメリカ-(映画:2006年122本目)-
監督:ダンカン・タッカー出演:フェリシティ・ハフマン、ケヴィン・ゼガーズ、フィオヌラ・フラナガン、バート・ヤング、キャリー・プレストン、エリザベス・ベーニャ、グレアム・グリー評価:91点公式サイト(ネタバレあります)ロードム....
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