たらら~んとしたブログ

歌舞伎・演劇・映画などの感想やら、非日常な日常やら、たらら~んと書いてるブログ。
MENU

キンキーブーツ

いまだに大人気。昼間のうちから最終回までの座席指定券(映画チケット)が売り切れて
しまう「キンキーブーツ」。(※日比谷シャンテシネの場合)
イギリスからやって来たハートフル・コメディ映画なわけですが、どうしてこんなに人気
なのか? 現地でも「フルモンティ」以来の話題だったとか・・・。

観て思ったのは、やっぱり日本人は笑いあり、涙ありの感動作に弱いのだ。
代表格は、寅さんですが・・・。涙ばかりの感動作よりも、笑えるってことが大事な点!!
面白かったです。この夏いちばんのハートフル・コメディと言っちゃっていいでしょう
念の為、寅さん(松竹節)が苦手な人のために、ちょっと断っておくと、この映画は寅
さん的ではありますが、とてもスタイリッシュです。労働階級(庶民)の切なさ、哀しみ
を喜劇に変えて感動作に仕上げるスタイルは近いのに、イギリスが作ると洒落た作品に
なるようです。「フルモンティ」しかり。日本に足りないのはセンスなのか?
(※文化の違いだから仕方がないかな? 寅さんには、日本独自の魅力があるし・・・)

内容は、「どうしたらいい?」が口癖の優柔不断な主人公・チャーリーが、倒産寸前の靴
工場を継ぐ羽目に・・・。突然現れた救いの女神はドラァグクイーンのローラ(♂)。
町中の顰蹙をかいながら、二人が作り始めたのは、特殊なニッチ市場を狙った史上初の、
ドラァグクイーン専用のキンキー(変態)ブーツ。前途多難な二人三脚、果たして二人
は立ちふさがる数々の障害を乗り越えられるのか? (チラシより要約)

まず、冒頭から引き込まれる。可愛い黒人の少年が、女モノの赤いヒールを履いて踊り
始める。これは幼い頃のローラであり、彼がはじめて隠していた「自分らしさ」を出し…、
自己を開放した瞬間である・・・。また、チャーリーの幼少時もあり、彼は将来靴工場を
継がねばならないプレッシャーを子供ながらに感じている。
この二人の少年が、大人になって偶然出会う。チャーリーは倒産寸前の靴屋の社長に、
ローラはソーホー(英)で人気のドラァグクイーンになっていた。
まん画チックな始まりですが、この出会いはとても素敵な神様の計らいだったのですよ!
出会いの先は、ネタバレになるから黙っておきます。

とにかく、二人が人間らしさに溢れ、温かく、優しい。チャーミングである
そんな二人の悪戦苦闘を観ていると、大事なことを思い出すのだ。
自分らしく生きていくこと。
What can I do? と人に聞くんじゃなくて、なにごとも自分で乗り越えなくちゃ駄目なん
だってこと。 その勇気を、この映画のチャーリーとローラが与えてくれる。
素晴らしいです。こういう応援歌的な映画、大好きです。

映画の見所としては、ミラノのショーで繰り広げられる、ローラとその仲間達のパフォー
マンス。かなり本格的。ローラを演じたキウェテル・イジョフォー、そのドラァグクイーン
ぶりは、本物さながらです。↓ 音楽+衣装もイイ!!
kinkib.jpg


もう一つの見所は、チャーリーの恋愛(結婚)。チャーリーには婚約者がいるのですが、
工場の危機と併せて、恋愛にも危機が訪れる。結果的に、その危機も乗り越えるというか
真実の愛に巡り合えるわけですが、そちらのサイドストーリーもいい塩梅です。

それと、お洒落な靴がいっぱい出てくるのも見所かな? ジミーチュウの靴とか
高くて買えないですが、見ているだけでもいいものです。

★★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★★☆☆☆☆☆☆

関係ないですが、今日、ジムに行ったら映画好きのオバチャンが「キンキーブーツ」に
ついて熱く語っていました。(→ロッカールームで、盗み聞き)
オバチャンは「慎吾ちゃんみたいなのよ、香港大夜総会の・・・」としきりに、キウェルテル・
イジョフォーの役を日本人がやるなら、慎吾ちゃんみたいなことを言っていたのですが、
たしかにそうかも、と思ってみたり。
そしたら、チャーリーは剛くんですね。・・・と、考えて想像したら楽しくなりました。
以前、稲垣さんが、月イチゴローで「プロデューサーズは慎吾&剛で観てみたい」と言って
いましたが、私は「キンキーブーツを慎吾&剛で観てみたい」です(笑)
★★★★★★☆☆☆☆☆☆★★★★★★☆☆☆☆☆☆


ともあれ、面白くて、お洒落で、ハッピーになれる映画です。
これはぜひ、頑張って観てみてください。
●公式サイト→http://www.movies.co.jp/kinkyboots/

●映画のお薦め度→★★★★★(5段階評価)
有名な役者は出ていませんが、ほんとうに素敵な映画です。いっぱい笑って、ホロリと
できる。テンポもいいので飽きません。 

【観た場所】日比谷シャンテシネで、9/13に観ました。


banner_02.gif   にほんブログ村 演劇ブログへ

↑ポチっと、ブログランキング 検索にもどうぞ!

スポンサーサイト

該当の記事は見つかりませんでした。

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://airen.blog5.fc2.com/tb.php/344-2a528a94
「キンキー・ブーツ」真っ赤なピンヒールのブーツは鋼鉄製
「キンキー・ブーツ」★★★☆オモシロイキウェテル・イジョフォー 、ジェミマ・ルーパー 主演ジュリアン・ジャロルド 監督、アメリカ イギリス、2005年倒産、身売りの危機に瀕した会社を父の急死で継ぐことになった男が主人公。何か特別な靴を作ること...
★「キンキー・ブーツ」
10/17の2本目は、ハシゴして・・・先月オープンした「109シネマズ川崎」で鑑賞。ハリウッド映画に慣れちゃうと、イギリスものってハズレるパターンが多いけど。週刊誌のレビュー読んで、これは見てみようかなっ・・って。あまり上映館多くないし、近くでやってるから助
キンキーブーツ/ジョエル・エドガートン 、キウェテル・イジョフォー
前評判通り、とっても面白かったデス。劇場予告編の段階でも面白そうだったのでかなり期待はしていたんだけど期待以上の作品でおなかいっぱい。実話に基づいたお話ではあるんだけど、なんせ題材になってるのがドラッグクィーンのためのセクシーブーツ作りなもんですから、シ
キンキーブーツ/Kinky Boots
サンダンス映画祭で熱狂!本国イギリスで大ヒット{/star/}なかなか時間が合わないので劇場で観る予定はなかったけど、ラムの大通りの えいさんにおすすめしていただいたのと、連日けっこうな人気だという事で観てきた♪評判通りの楽しい作品でした~{/face_warai/}{/book/}
傑作!『キンキーブーツ』
倒産寸前の靴工場を相続した青年と、それを取り巻く人たちの、再生を賭けた実話ベースの物語です。
キンキーブーツ
「自分らしく生きたい」と奮闘する彼と彼女(♂)のトランス・カルチャー・ムービーに、泣いて、笑って、大絶賛!!「どうしたらいい?」が口グセの優柔不断なチャーリーは、突然の父親の死で、倒産秒読み寸前の田舎の靴工場を相続します。悪戦苦闘する彼の前に、舞い降...
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。