たらら~んとしたブログ

歌舞伎・演劇・映画などの感想やら、非日常な日常やら、たらら~んと書いてるブログ。
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渋谷繁昌亭  9/30夜の部

久しぶりに恵比寿ガーデンプレイスに行きました。
お洒落な街です。まず、居る人が違います。
小型犬を連れて散歩に来ているセレブな夫婦、銀座とはまた違う個性的なファッション
が素敵なお姉さん。街によって集まる人種は違うものですが、恵比寿は総体的に洒落て
います。ガーデンプレイスの中ほどの特設ステージでは、ボサノバLIVEをやっていて・・・。
なんだか、洒落ていない(しかも、この日はスッピンだった)私には程遠い世界。
目の前にラグジュアリーなウエスティンホテルが見えるのもいいんだな、きっと。

そんなお洒落空間で開催された「渋谷繁昌亭」。お値段が5000円もする落語会です。
何故高いかというと、たぶんですが東急百貨店グループの「大・大阪博覧会」の一環で
開催されている企画だからでしょう。あとは、場所代?
でも、これだけの上方落語オールスターズが一堂に会する落語会は、なかなかないと
思うので、私には安いチケットでございました。

ちなみに、一堂に会した噺家さんたちを紹介↓

桂 福団治、笑福亭 鶴瓶、笑福亭 鶴光、笑福亭 松喬、林家 染二、桂 歌々志、桂 小枝、
桂 春団治、林家 染丸、月亭 八方、露の都、桂 小春團治、林家 染左、桂 三枝。

上方落語に造詣の深くない私でも知っている方ばかり。
この面子で2日間、昼・夜公演が行われたのですが、正直お金に余裕があれば、他の回
も観たかったです。

●9/30夜の部 ~出演者&ネタ~●

桂歌々志/ 狸の賽
林家染二/ 普請ほめ(牛ほめの前半?) 
笑福亭松喬/ 崇徳院
桂春團治/ 皿屋敷 
桂小枝/ フリートーク
桂鶴光/ 新作落語「ラーメン屋」

とりあえず、春團治師匠の演目が「皿屋敷」なのは私的に当たりでしょう!!
行って良かったでしょう!!

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●感想●

まず前座は、桂歌々志さんの「狸の賽」。落語会が盛り上がるも、盛り下がるもトップ
バッターの歌々志さんの奮闘次第。
前回拝見したネタは「米揚げ笊」でしたが、今回は私の大好きな「狸の賽」を♪
大奮闘・大健闘な前座でございました。新幹線で往復5時間。でも、出るのは15分と
自虐的な挨拶でしたが、私は大ネタも楽しいけれど、さくっと聞ける短いネタが初心者
だから嬉しいわけで。面白かった。前座でこのレベルの落語会ってやはりスゴイ。
5000円の価値はあるな、とニンマリ。ともあれ、幸先の良いスタートでした。

お次は、林家染二さんの「普請ほめ(牛ほめ)」。
初めて拝見しましたが、吸引力のある喋りをされる方。なんと言いますか、聞かなけれ
ばいけない気分にさせるというか、気を引くのが上手いと言いますか・・・。
10/9に「林家染二独演会~東京公演~」を控えていて、そのチケットが余っている
のであります……なんて、やはり自虐的な宣伝をしていましたが、私は用事(スマコン)が
なければ駆けつけたいよ! と思ったくらい、上手い噺家さんでした。
「普請ほめ(牛ほめ)」も、上方落語の中ではポピュラーなネタですが、とても聞き
応えがありました。コレ、「牛ほめ」の短縮バージョンと言いますか、前半の「普請ほめ」
の部分だけでネタになっているモノのようです。私の知っている後半の「牛ほめ」に辿り
着く前に、「普請ほめでございました」で噺が終わってしまって、一瞬驚いたのですが、
落語は歌舞伎と同様、全部通してやらず、「普請ほめ」のように途中で切ってやるモノも
多いんだということを思い出しました。歌舞伎で言えば、「通し狂言」の中の人気の段
だけ上演する感じでしょうか?
帰宅してから、染ニさんのHPも拝見しました。面白いです。日記に、渋谷繁昌亭のこと
も書かれています。独演会情報と合わせ、要CHECKです。
●オフィシャルHP→こちら

笑福亭松喬師匠の「崇徳院」。またもや、当然ながら上手い。上手い人ばかり出てくる
落語会。ほんとうに、楽しい。
「崇徳院」は、ご存知百人一首の和歌である「瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても
末に 逢はむとぞ思ふ」を詠んだ歌人です。
なんで、このネタにもこの句がたびたび登場します。
しかし、この和歌を聞くと「四谷怪談」を思い出してしまう私(笑い)。

そして、私のメインデッシュといいますか、いちばんのお楽しみ春團治師匠の登場!
上方落語FANの友人から、春團治師匠は色っぽい。所作が美しい。羽織を脱ぐだけで
クラクラする等聞いていたので、一度でいいから生で観たいと願っていた。
夢叶いました!!
枕はなく、するっとネタに入られる方なのですが、羽織を脱ぐ所作も確かに素敵
評判どおりの御方でした。ネタは「皿屋敷」。ヤッタ~です。
私、春團治師匠のネタを聞くなら、女性の出てくるネタが聞きたいと思っていたのです。
色っぽいに違いないから! 「皿屋敷」には、お菊さんの幽霊が出てまいります。
良かった! お菊さんの台詞+所作がなんとも良かった!!
最後には、明日休むからいっぱい皿数えておいたのよ~ってなる、お茶目なお菊さん
なんですが、艶やかなんですよね。町の人が、お菊さんにヤラれて毎日通い詰める
のもわかる感じでございます。ああ、いいもの見た。
米朝師匠も品がいいですが、それとはまた違う品のある高座。
俄然、チケット代が安く感じました。ここで帰ってもいいかと思いました。大興奮

~中入り~

ミッキーマウスマーチの出囃子にのって登場するだけで、笑いが起こる桂小枝さん。
真っ赤な着物が映えてました。ポリエステルの安物だと言っておりましたが、そんな
ことはないだろう。(→席が後方だったので、わかりません)
ネタはやらず、日本全国津々浦々を訪ねた時の面白話や、家族とのオモロ切ない話
などを話されて終わり。小枝さんはTVでよく見る方で、レポーターとしての彼の
印象が強いので、ぜひネタも拝見したかったのですが、残念・・・。

トリは、笑福亭 鶴光師匠。
今は東京に拠点を移して活躍中なので、上方の方でも馴染み深い噺家さんかも。
ネタは柳家金語楼作の「ラーメン屋」。このネタを知らなかったので、帰ってからPC
で調べて、行き着くまでに時間かかりました。
話は、屋台のラーメン屋を営む子供のいない老夫婦の元に、無銭飲食をする青年が
現れる。その青年は天涯孤独の身の上で、行く当ても金もないから警察へ連れて
行ってくれと言うが、警察はずっと開いているから、お代のかわりに少しだけ私たち
に付き合って欲しいと頼む老夫婦。青年に「おとっつぁん」「おっかさん」と呼んで
もらい、幸せを感じるわけですが、青年も同じくそれが心に沁みて・・・。
ええ話やないけ~と思わずホロリとくる人情噺。
鶴光師匠は優しい感じがします。私は昔関西でマルチに活躍していた鶴光師匠の顔
しか覚えていなかったので、久しぶりに高座の鶴光師匠を見て、なんだかとても感じ
入ってしまいました。ネタが「ラーメン屋」だったからかも知れませんが、こういう方
だったのか~と印象まで変わりました。良かったです。ジンワリきた。
私、人情噺に弱いみたいです。

長くなりましたが、「渋谷繁昌亭」とても楽しい会でした。
物販コーナーで思わず、上方落語家名鑑や、上方四天王の湯呑、天満天神繁昌亭
のサイン帳などを買ってしまうくらい。財布の紐が緩むほど面白かったんですね(笑)
物販コーナーには、桂吉弥さんの弟弟子の吉の丞くんが居ました。
ところで、私が買ったサイン帳。東京在住なので、上方の噺家さんのサインなんて集め
られそうにないのですが? どうするんだろう(笑)
とりあえず、いちばん最初の1枚は、桂吉弥さんにサインしてもらおうと決めました。
私が上方落語に嵌った切っ掛けの噺家さんなので、吉弥さん以外考えられない。
でも、そこから先に増えていくかが心配です。頑張ります!

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