たらら~んとしたブログ

歌舞伎・演劇・映画などの感想やら、非日常な日常やら、たらら~んと書いてるブログ。
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ (20日)

おつむが弱く、何度も書いてますが記憶力がない私は、ヘドウィグの復習をもう一度
してから、20日に観に行ってきた。
初日、同行した友人がとても感動していたので、この差は私の落ちすぎた語学能力と
ヘド(本家)の学習が足りなすぎた所為だと思い直したからだ。

前も書いたとおり、置いてけぼり感が強かったので、それはまぁ落ち着きすぎて、
ミュージカル特有の一体感がないせいもあるだろうが、情報不足の方が問題だったの
かもしれない。ヘドが幼年期にロクデナシの父親に性的虐待を受けていたことと、
ルーサーとの出会いあたりは実際、私の脳内で混乱していた。
今回映画、コメンタリー他すべてよく見直して行ったら、舞台が説明不足でも理解が
できた。(※初見の人のことは関係ない。私は自分が買ったチケットで少しでも今回の
舞台を楽しみたいから勉強したのです。)

山本ヘドがMCで語ることは、ある程度予備知識がないと意味不明で、笑う所も笑え
ないのは間違いないです。やっぱり、2度目を見ても『父親からの虐待』『母との
冷たい関係』『ルーサーとの出会い~1インチになってしまった理由』などは、予習
ないと分かりづらいかなー。その上、歌も英語ですからね。厳しいよ!!

あといちばん難題なのは、イツハク&バックバンド(THE アングリーインチ)の立場
かもしれない。何故、クロアチア出身でユダヤ人のイツハクと、ドイツ人のヘドウィグ
の組み合わせがおかしいかとか、イツハクとヘドウィグが結婚して二人はどんな関係
になっているかとか、バックバンドの立場も含めてあんまりわからないですねー。
勉強して観るとこのあたりはクリアだし、楽しめるので、やはり予習ですね!!

初日と本日とくに変わったことはなかったです。照明がじゃっかん変わったかも??と
いうくらいで、予想通り変化なし。
ただ、山本ヘドウィグも、中さんも初日のぎこちなさは抜けてきた感じです。
とくに中さんは初日より、こなれてきた気がしました。中さん、歌は上手いけど芝居は
いまひとつなんですよね。あと、アングリーインチでステージ降りてくるんですが、
その時の行動が意味不明。あれは煽りたいのか? ただフラフラしているのかわからん。
山本ヘドは相変わらず前半大人しい。ある意味、ブロウのところなどは初日の方が
わかりやすく表現していた気がします。照れてるの?

初日も思ったけれど、電光掲示板?の使い方がやっぱり悪すぎる。センスも0ですよ。
あれなら無くてもいい。せっかく、山本ヘドが「OK! エブリワン」と言うのだから、
WIG IN A BOXのあの部分くらい映画みたいに、歌詞出してWIGで追ってやればいいの
にな。アングリー・インチでだっさい炎とか出すくらいなら、そっちやった方がいいよ~(涙)
あと、鈴カツさんがアングリーインチをスーツ姿でやらせたりするのはまー良いのです
が、だったら舞台美術もいっそ落書きみたいなのなしで、真っ黒のままの方がよくない?
そして、ラストで白い布でも広げて背景を真っ白にするとか……。イツハクのドレスを
白にするより良いと思うのですが? ブレヒト幕みたいな感じでもいいから!!
スタイリッシュにしたいのか、コテコテにしたいのかよくわからないので理解できない。

それと、和訳が一部ヘンな気がする。ニュアンスの問題なのですが、わりと台詞は映画
字幕と合わせて同じにしてる気がするのですが「引き倒せ」とかは響き的にもイヤ。
映画字幕のように「打ち壊せ」の方がスマートな気がします。だって、壁なんだもん。

あ、またいろいろ不満ぽいこと言ってる。
初日は状況や勉強不足もあり、・・・な感じでしたが、わかっていてみればわりと楽し
めると思いますよ。とりあえず、歌は聴けます。生で名曲の数々を聴くのはいいと思う。

これは、「新しいヘドウィグ」なんだなーってのは今回観てよくわかった。
良し悪しは置いておいて、とても新鮮なんだと思う。とりあえず、あと2回観るので、
今度はバッチリ舞台も本家も掴んだので楽しんでこようと思います。

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以下ちょっとブラックというか辛口なので反転表記。



ほんとうは、ストーリーやそういうのが理解できるできないを越えて、感動できる舞台
が観たかったというのが本音である。
山本ヘドちゃんは、オカマにもゲイにも見えず、なんちゃってオカマちゃんの枠を
どうしても越えてくれないようだ。本人がヘテロだから仕方がないとしても、そこは
演技力で補えないのかなー? 2丁目のショウPUBとかで今回のヘドを見せられたら、
ブラボーってチップもあげたくなるけど。

で、ちょっと思い至った。
どうして歌舞伎町にあるFACEを会場に選んだのか。近くにある2丁目のオカマの酔いどれ
コンサートに迷い込んだかのように錯覚して観るみたいな。そういう狙いなのか?
山本ヘドちゃんは、なんちゃってオカマの酔いどれコンサートっぽいので、そう思って
しまう。オカマさんが意外に芸達者で歌やダンスが上手いこともふまえて、そんな印象。
そういう印象になるのは、やはり山本さんは芝居上手だけど、全部アドリブ風に見せる
今回みたいな芝居は不慣れなんじゃないかな? 今までは舞台・スクリーンの中で、
演者(役)と会話するものばかりだったから、客席にライブ上で延々と語りかけるような
芝居はまだ不慣れなのかもしれない。珍しく間が悪いというか。
2度目を観ても、MC部分はまどろっこしく、早送りして早く歌になんないかな~って
思っちゃいました。すみません。

あとMC→歌への繋ぎもいまひとつなので、やはりこれは慣れだと思うので後半に期待。
絶対できるはずだ。器用なんだから。頑張って!
そして、もっと大胆になってくれ! おっかなびっくりやってるように見えた初日より
は良くなったけれど、まだまだ萎縮してる気がします。
下品にやれとはもう言わない。(それは鈴カツの狙いなのだから、変えずともいい!)
もっと大胆に、解き放って下さい。そろそろ、ヒールや付け睫毛にも慣れるでしょう。

今回の舞台は、山本さんの壁なんでしょうね。千穐楽までに打ち壊せるといいですねー。
見守るしかないんだな、初演は。私が中村屋のご長男の初役のたびにドキドキして、
見守るように。きっと、山本さんFANは見守ってるのでありましょう。
だから大人しく、じっと舞台を観ているのですよ。

そうそう、私、初演観た後に、美輪さんのシャンソンLIVEのMCみたいとボンヤリ
思いまして友達に話したのですが、今日一緒に観た本家ヘドFANのお友達も「ハウル
の魔女みたい」「毛皮のマリー?」と言っていたので、何故か日本人がオカマを演じる
と美輪女王や麻紀姉さんのようになるもんなのかなーと思いました。
美輪女王に「一緒にしないで頂きたいわ」と叱られそうですが、山本ヘドは見目麗しい
ので、美輪女王は怒らずに「頑張っておやりなさい。あなたは素晴らしい物を持っている
のだから」と微笑しそうです。きっとそう!


ともかくも、私は今まで山本さんの舞台は数回観ただけで、どの舞台も1回こっきりで
したが、今回は東京4公演チケットを取りました。(あと2回)
演出やもろもろ言いたいことはいっぱいあったけれど、今はとりあえず頑張って欲しい。
この壁を越えれば、きっと大きく成長すると思うし、30歳になった節目に選んだ芝居
なのだから、本人もそう思って伝えようと努力しているのはわかる。
普段は、贔屓以外に厳し目な私ですが、今回は勘太郎を見守るような気持ちで、舞台上
で日々成長する山本耕史に期待したいと思います。
若い役者はほんとうに成長するから!! 今年の勘太郎の右京だってそうだった。
そういう楽しみも舞台の楽しみだと思います。初役を最初から上手くやれるんだったら、
もっと大物になってて、それこそチケット取れないよ。うん。
次回は1週間くらいあくので、よくなってるだろう。楽しみです!
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天気が悪い日には、部屋でのんびり映画鑑賞がいいんじゃないでしょうか(笑)その日はあまり天気が良くないから、二人でのんびり部屋でDVDでも見てのんびり過ごそうって話になりました。天気予報が、確実に雨だったので、その日はおとなしくしていようという話になりまし
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