たらら~んとしたブログ

歌舞伎・演劇・映画などの感想やら、非日常な日常やら、たらら~んと書いてるブログ。
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クリスマス IN 歌舞伎座

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クリスマス恒例(私の中での恒例)の歌舞伎鑑賞をして来ました。
十二月大歌舞伎*夜の部。クリスマスなので奮発して一等席での観劇でした。

感想は、12月4日のブログ(→こちら)にも書きましたが、本日も少しだけ。

【恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)重の井】

重の井の福助さんはいいな~。なんだかリアルで本物の重の井みたい。
4日に観た時は三階席だったので表情まではよく見えなかったのですが、今回は一等席
前方からの観劇だったので細かい表情や仕草まで堪能できました♪
このお話は、不義密通の過ちで昔産んだ子供と偶然再会してしまった母・重の井(福助)と、
その子供・三吉(児太郎)の別れ…所謂「子別れ」を描くのですが、この芝居に出てくる調姫
:通称・嫌じゃ姫も政略結婚の犠牲となり、まだ幼いのに親と別れ、東(江戸)へと下ら
ないといけないんですよね。二つの子別れを描いているのに、調姫の方はまだイマイチ事情
がわかっていなくて、腰元たち+道中双六で誤魔化されて「東は面白そう。楽しみ♪」って
な感覚で出立してしまう。三吉は、やっと出会えた母ともう二度と会えないことを理解して
いるので泣きながら退場していくのに・・・。
二度目に観て、ぼんやりと東に下ってからの調姫のことを考えてしまいました。
知らないお屋敷について、そこで生きていかなければならなくなった自分の宿命に気付いた
時、きっと調姫は悲しみ、泣くと思うのです。そして、傍に乳母である重の井がいるから
慰めてもらう。いつか調姫が大人になった時、自分が東に嫁ぐことで重の井も二度と西に
いる子供に会えなくなってしまったことを知る日も来ると思うのですが、その頃にはお互い
の辛さをわかりあえて、良い関係を築けるんじゃないかなぁ…と。そんなことまで想像して
おりました。政略結婚。今もきっとあるのでしょうが、切ない話です。

【船辨慶(ふなべんけい)】

また前シテでウトウトしてしまいました。でも、周囲の方もわりと寝ていたのでホッとした。
どうしても眠くなる、静御前の踊り。駄目だな~、私。
踊りも最近は好きになってきたのですが、能楽ベースのものは、どうしても眠気が襲ってくる。
私はまだまだ、とうぶん能楽堂デビューは出来そうにありません(涙)。

【松浦の太鼓(まつうらのたいこ)】

年の瀬にはやっぱり忠臣蔵!
松浦邸の場。幕が開くと、キリリとした松浦公(勘三郎)が上手に座っています。
素敵!! しかし、だんだんとお茶目で愛嬌たっぷりの松浦公になっていき、それに合わせて
周囲も愉快な仲間達に変わっていく・・・。いいのかしら? と疑問には思いましたが、
年の瀬+クリスマスは楽しい芝居の方がいいので、これでいいのだ!
最後の幕にいたっては、松浦公がご乱心♪ 馬鹿殿様コントのようで面白かったです。
客席も笑っておりました。が、赤穂浪士の大高源吾は、このあと切腹するのです。
「早くあの世に行って、主にご奉公がしたい」と泣きながら語っているのに、なぜか客席も
舞台上もお笑いモードというのは、やっぱり妙な気も。シュールだなぁ……。

面白いといったら、イヤホンガイドも面白い松浦の太鼓。青春プレイバックって、解説者は
若槻千夏FANなのかしら? 千夏ちゃんの写真集かなんかのタイトルが「青春プレイバック」
なので……。どうなの?

今年の歌舞伎納めは十二月大歌舞伎となりました。来年は正月二日の浅草歌舞伎で初歌舞伎
の予定です♪ 今年はいっぱい歌舞伎を観たなぁ。来年もいっぱい観たいです!
※上の画像は今月の筋書き。勘三郎さんにサインを入れて頂きました♪

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↑銀座の地下街のツリー。綺麗でした。

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